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【再レビュー】AirPods MAXを1年使用して分かった事

🟥はじめに

皆さんご機嫌よう☺️。ひまじん33ごう🐹です。

今月末に、筆者がAirPods MAXを購入&使用し始めて1年が経ちました。

1年経ち、他社のイヤホン・ヘッドホンなども使用しているうちに、相対的に本製品の良い所・気になる所が大分だいぶ見えてまいりました☺️。

今回は、AirPods MAXの再レビューとなります。

~今回の流れ~

🟥1年使用して分かった使用感

🟥1年使用して分かった音質

🟥本製品はこんな人におすすめ‼️

こんな方々のお役に立てれば、という思いで執筆しました☺️。

・iPhoneやiPad、MacやApple TVなどのデバイスを所持しているが、本製品は所持していない方

・AirPods MAXに興味はあるが、実際のところどういう使用感(装着感や音質、利便性)なのか分からず購入を迷っている方

よろしければ、お付き合いくださいませ🙇‍♀️。


🟥1年使用して分かった使用感

あわせて読みたい(筆者がnoteを始めたばかりの頃にレビューしておりました)

細かな仕様の情報などは上記リンクで☺️。


🔴使用感 ~触り心地~

数あるヘッドホンの中でも、非常に洗練された無駄の無いデザインは、所有感を満たしてくれる事間違いなし。
質感も申し分なく、ハウジング部やヘッドバンド部など、全ての面において妥協がありません。
音量や再生をコントロールするクラウンボタンは回転させるとカチカチと確かな触覚を感じ、ノイズキャンセリングをコントロールするボタンの触り心地・押し心地も『しとっ』とした心地よいもの。

🔴使用感 ~使い心地~

また、クラウンボタンやノイズキャンセリングボタンがハウジングの上部に付いているのもありがたいです🙏。

ハウジングを右手で軽く握りながら人差し指や中指で安定して操作出来るので、使い心地が非常に良いです👌。

スライダー部は無段階調整式でヌルッと動きます。少し力を入れて調整する必要があるために、ちょっと頭を動かした程度では調整位置がズレる事はありません。

🔴使用感 ~着け心地~

ヘッドバンド部はメッシュ様の素材で出来ており、頭頂部のムレを防止。

また、このメッシュ様の幅広のヘッドバンド部は、本製品の重さ(約380gと結構重め)を分散させる働きもあります。

イヤーカップも柔らかいメッシュ様の素材でできており、他社製のイヤーカップ保護カバーなどを使わなくてもムレにくく、何時間装着していても耳に違和感を感じることがありません。

購入当初はキツく感じていた装着時の側圧感も、徐々に筆者のデカい頭😂に馴染んで来たようで、当初程は痛く感じなくなりました。

ただ、フレームが太いメガネをかけている場合は、まだまだキツく感じますね(筆者はメガネをかけてます)。


🔴使用感 ~利便性~

WH-1000XM4『フフフ、お前は折り畳めないようだな🤭』
AirPods MAX『う、うるさいやい🥺』

スイーベル機構(ハウジングが90°回転する機構の事)こそ搭載されておりますが、他社製のヘッドホンのように折り畳み機構は搭載されておりませんので、持ち運び時は嵩張りがち。

本製品の純正のSmart Caseは、ヘッドバンド部は保護してくれないので、別途サードパーティ製のケースを購入する必要があります。

しかし、折り畳み機構が無いせいで他社製のケースも非常にデカく余計嵩張るという💦。

ただ、ソニーのWH-1000XM5や、近日中に発売されるゼンハイザーのMOMENTUM 4も折り畳み機構を搭載しておりませんので、そういうトレンドに移行してきてるのかもしれないですね。

…という(個人的に)弱点に感じる所もありますが、さすがApple製品というだけあり、iPhone・iPad・Macなどのデバイスとの親和性は完璧💯😄👏。まるで魔法のようです。

ケースから取り出し、装着した瞬間からデバイスに接続されます。他社製のヘッドホンの様に接続が安定しなかったりラグがあったりしないので、文字通りゼロストレスで使用開始できます。

しかもiPhoneからiPad・Macなどに再生先を変えたい時も、特に何も考えずともシームレスに移行出来ます。

この魔法の様な使い心地は是非とも体感してみていただきたいです。


🔴使用感 ~外音取り込み&ノイズキャンセリング性能~

🔴外音取り込み性能

アクティブノイズキャンセリングのための8つのマイク&音声を拾う3つのマイクが外音を極めて自然に取り込み、装着している事を忘れるレベルで自然です。

ハウジングの各部にマイクがあるお陰か、定位感が非常にしっかりしているので、何処で・どれくらいの距離で発生している音なのかが非常に掴み取りやすいです。

静かな場所においても、ホワイトノイズ(サーという音)もほとんど感じる事がありません。他社製だと、静かな場所だとホワイトノイズが目立ちがちなんですよね…。

最早俺の耳👂よりコイツのマイクの方がスペック高いんじゃ…😅。

重箱の隅をつつくように、敢えて気になる所を挙げるとするならば、買い物のビニール袋のクシャクシャ音などの高音域をほんの少し大袈裟に取り込んでいるように感じる程度で、それらも許容範囲内。

現状、外音取り込み性能において本製品の右に出るものは無いと言っても過言ではないですね🤔

🔴ノイズキャンセリング性能

パチンコ屋のような100dB前後の騒音の発生する環境でも、低音~中音域までしっかり騒音をカットします。

パチンコ玉が釘を弾いたり、盤面ガラスに当たった時のパチパチ音のような高音域は消し切れていませんが、気になるレベルでは無いのでストレスなく遊戯が出来ています。

パチンコ屋のような五月蝿い環境でそれだけ高いノイキャン性能ですから、比較的静かな自宅やオフィスなどの環境で本製品を使用すれば、騒音のストレスとは永久におさらば出来ちゃいます。

兎に角、この外音取り込み&ノイキャンのためだけに本製品を購入してもいいと言っても過言ではないくらい凄まじい性能なのですが。

本製品は価格が高過ぎるんですよね…。


🔴使用感 ~まとめ~

質感は全ての面において文句無し😃

✅クラウン・ノイズキャンセリングの操作は物理ボタン式なので、他社のタッチセンサー式のものより操作しやすく確実感がある☺️。

✅重量は重めなので、長時間の連続使用は疲労感が溜まるかも🤔。

✅側圧感も強め😖だが、長期間使用している内に頭に馴染んでいく。

Appleデバイスとの親和性の素晴らしさ。ストレスフリーで接続・使用が可能。魔法のような使い心地。

発売から2年近く経つ現在においても最強クラスの外音取り込み&ノイズキャンセリング性能。特に外音取り込み性能は本製品の右に出るもの無し‼️

🟥1年使用して分かった音質

こちらでは、様々なジャンルの楽曲を聴いた上で、本製品の音質を低音域と中~高音域に分けてお話します。

楽曲は、Apple Musicの『都市別 トップ25 札幌』からの選択。札幌にした訳は、筆者の生息地が北海道のため☺️。

🎧試聴条件🎧

✅アプリ:Apple Music

✅イコライザー:オフ

✅音量:50%

✅空間オーディオ:ON(ヘッドトラッキングあり)、ステレオを空間化ON

✅ノイズキャンセリング:ON

✅ドルビーアトモス:常にON

『都市別 トップ25 札幌』はこちらから


🔴低音域

試聴した音楽たち

これらの楽曲を、本製品はどのように奏でてくれたのでしょうか?

近年の楽曲は低音域の作り込みが凄い(ように感じる)ので、この領域はしっかりと鳴らして欲しい所。

ソニーのWH-1000XM4のアタック感のある感じや、ゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 3ような脳髄に来る感じこそ無いものの、中音~高音域にかき消される事無くナチュラルに聴こえます。

あくまでもボーカルなどの『三、四歩後ろ』で鳴っている感じ、と言えばよいでしょうか。あくまでも引き立て役、といった感じですね。

そのため「歌声を聴き込みたいのに、低音域が邪魔して入って来ない🥺」といった事はありません。

このナチュラルな聴こえ方のお陰で、聴き疲れする事なく、作業用BGM感覚でありとあらゆる楽曲を長時間聴く事が出来るのは嬉しい所。

低音域強めの音質だと『アガる』んですけど、長時間聴くと疲れちゃいますからね。

この2曲を選択した理由は、各楽曲の中でも低音域の音作りが印象的だったため。

Official 髭男 dismの音作りも然ることながら、やはりKーPOPの低音域の音作りは素晴らしいですね👏。


🔴中~高音域

試聴した音楽たち

Adoあどと言えば、『うっせぇわ』のメガヒットに始まり、最近は劇場版ONE PIECEの主題歌も歌う、今最も注目度が高いと言っても過言ではない歌手。

トップ25のうち、1~4位まで彼女の曲がランクインしている事(22/8/30現在)が、その事を如実に示していると思います。

ドスの効いた地声(ご本人はもっと可愛い地声が良かったと仰ったそうですが、筆者は好きな声質です)や裏声などを変幻自在に使いこなす様はまさしく"天才"。

本製品は、そんなAdoの歌声を忠実に響かせてくれ、ハスキーな感じや歌い始めの息遣いまでハッキリ感じ取る事ができます。

また、Tani Yuukiの『W/X/Y』は、ピアノなどの旋律の美しさや、ボーカルの透明感のある感じもしっかりと表現してくれています。

有線イヤホンやヘッドホン程の中~高音域の抜けの良さはありませんが、ワイヤレス(AAC)でこれなら十二分と言えるのでは。

この2曲を選択した理由は、ボーカルの迫力や透明感、ピアノなどの楽器の響きが印象的だったため。


🔴空間オーディオはどうなの?

試聴した音楽たち

空間オーディオ対応曲の証、ドルビーアトモスマーク(赤線)。

最近はポップスからクラシックまで、対応曲も増えて来て嬉しい限りの空間オーディオ。今までのモノラル・ステレオとは違った、明らかに一歩進んだ臨場感を感じます。

特に本製品は(AirPods ProやBeats Fit Pro等と違い)ヘッドホンという事もあり、音場に余裕があり空間オーディオの威力を如何なく発揮します。

聴こえ方は、(通常のポップスは)ボーカルがまるで目の前で歌っているように間近に聴こえ、その周囲で様々な距離から楽器が鳴っている感じで、立体感が凄いです。

特にクラシックの対応曲は、空間オーディオの真髄を体感できます。まるでコンサートホール内の空気を押し出すかのように各楽器が響き渡ります。

フラットな音質のお陰で、低音域がボワつく事無く、弦楽器や管楽器の音を邪魔しないのも良いです。

ソプラノやテノール、バリトンなど歌手の歌声も、コンサートホールの壇上の後ろで一斉に合唱している事を、頭の中でハッキリ想起できる響き。

ソニー版の空間オーディオと言える360 Reality Audioは、特定の位置・距離からシャープに音を鳴らすイメージですが、空間オーディオは特定の位置・距離から『ふわり』と音を鳴らして来るイメージですね。

その『ふわり』とした鳴らし方が、演奏されている場の空気感の再現に一役買っているのでしょう。

すげぇや、空間オーディオ。この概念作った人天才すぎるだろ!!

…とまあ、ここまで書いておいてなんですが、あくまでモノラル・ステレオに次ぐ新たな聴こえ方、というのが空間オーディオの立ち位置だと思います。

3万円以上する有線イヤホン・ヘッドホンや、Bluetoothの高音質コーデックのLDAC・aptX Adaptiveのような粒立ちのキメ細やかなサウンドを期待すると「???」となるかも🤔。

期待し過ぎは禁物、と言えどこの空間オーディオは是非とも体感していただきたいのですが。

本製品は価格が高過ぎるんですよね…(二度目)。


🔴1年使用して分かった音質 まとめ

✅音質はフラット。素材の味を壊さない。

✅そのため、長時間の再生も聴き疲れしにくい。作業用BGMを流したり、映画などのコンテンツ視聴にも最適。

✅空間オーディオの表現力が素晴らしいが過度の期待は禁物。

✅『ステレオを空間化』は、合う楽曲とそうでない楽曲があるので、使い分けるのが良い。

🟥本製品はこんな人におすすめ‼️

✅すでにAppleデバイスを複数お持ちの方

✅フラットな音質が好みの方

✅ドンシャリ傾向の音質が好みでない方

✅長時間音楽や映画などのコンテンツ視聴をしたい方

✅取り組んでいる作業に全力で集中したい方

✅通話などにも使用したい方

こんな人におすすめ‼️と書きましたけど…。価格面でおすすめしづらいというね。

元から高かったのに、値上げで8万円以上になってさらに割高感が増してしまいましたし。Amazonで多少値引きされていますけども。

なので、ご購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、くれぐれも無理はなさらないで下さいね。

本当に、まあ、何せ、

本製品は価格が高過ぎるんですよね…(三度目)。

5万円以下ならもっと強くおすすめ出来たんですけど。


🟥最後に

如何でしたでしょうか?

今回はAirPods MAXの再レビューをお送りしました。

長くなりすぎてしまいましたので、アクセサリー紹介は次回とさせていただきます🙇‍♂️。

この記事が皆さんの参考になりましたら、幸いでございます。

それでは、今日はこの辺で🤗。

また会いましょう🎧。


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