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緊張感、リアルさを伴う「表現」に人は魅かれるかもしれない。(大空港2013)

三谷幸喜監督映画「大空港2013」を観ました。

映画を観てから、評判や考察を読んでいて知ったのですが、「ワンシーンワンカット」という手法で撮影された作品でした。

空港を貸し切ることが出来る短い時間で撮影すること、ワンカットならではの表情・演技を撮ることを狙っていたのかなと思いました。


ワンカットという手法は視聴者に没入感を与えると言われているようです。最近、高度な編集が容易に出来るようになっていると思います。高度な編集が出来る環境下だからこそ、ワンシーンワンカットという手法で描く映画のリアルさが際立ってくるのかなと思いました。


ワンカットならではのリアルさというキーワードで、YoutubeやTikTok、Twitter、Instagramで一発撮りのパフォーマンスをしている「THE FIRST TAKE」を思い起こしました。


正確さや映像技術の高さなど以上に、間違えてしまうのではないかという緊張感やリアルさのある、「表現」に人は魅かれるのかもしれないと気が付きました。