フォントや色の仕組みを学んだ。(はじめて学ぶデザインの基本)
小島トシノブ著「はじめて学ぶデザインの基本」を読んだ。
ちょっとしたバナーのデザインや、スライド、パンフレットの作成作業が好きなので、より分かりやすく、伝わりやすく、魅力的なデザインができるようになりたいと思い本書を手に取った。
本書を見て、興味を持ったこと、自分がデザインする時に取り入れたいことをまとめる。
フォントファミリー
同じ系列だけれど、太さや重さが違う書体の集まり「ファミリー」。
例えば、
ゴシックMB101L、ゴシックMB101R、ゴシックMB101M、ゴシックMB101DB、ゴシックMB101B、ゴシックMB101H、ゴシックMB101U
これらは、同じゴシックMB101でも、太さが異なるため、見出しや本文など協調させたい度合によって、使い分けると効果的である。
また101以降のLやRが何かが気になって調べてみた。
L=Light、R=Regular、M=Medium、DB=Demi Bold、B=Bold、H=Heavy、U=Ultra
の頭文字だそうだ。
※参考:cottala-becco「【和文フォント】ウェイト表記についておさらいしよう」(https://cottala-becco.com/font-family_japanese/)
デザイン要素が文字以外にない場合、約物を活用
文字や数字以外の句読点・疑問符・括弧・アクセントなどの記号「約物」。デザイン要素が文字以外にない場合に「約物」を活用することで、デザインに変化を与えることができると学んだ。
デザインをしていると、調度良い素材が無かったり、素材があったとしても量が不足していたりして困ることがしばしばある。今後、素材不足で困った際は、「約物」を上手く活用してみたい。
欧文書体の使い方
欧文書体の適切な使い方で知らないことがあった。
合字:「fとi」や「fとl」などとなり合うと、文字が重なって読みづらくなるアルファベットのこと。
引用符:これが、❝正しい引用符❞。こちらは、”引用符もどき”。
引用符もどき、ついつい、私も知らずに使っていた。
色の特性
色には「明度」「彩度」「色相」の3つの特性がある。
デザインをする上では、「明度」が一番重要。デザインをモノクロで表示した際にもわかりやすいデザインが「明度」の対比がはっきりして見やすいデザインだと知った。
CMYK
なんとなく見かけるCMYK。
C:青系のシアン(Cyan)
M:赤系のマゼンタ(Magenta)
Y:黄系のイエロー(Yellow)
K:キープレート(key plate)
の4つの頭文字だ。
CMYKの4つ目、キープレートは、黒色を意味している。キープレートの本来の意味は、黒インクで画像の輪郭などを表現する印刷版のことだそうだ。
RGBとCMYKの違い
また、もう一つ目にするRGB(レッド、グリーン、ブルー)とCMYKの違いについて気になったので調べて見た。それぞれ使用箇所が違っていた、RGBは主にディスプレイで、CMYKは印刷物で色を表現する際に使用するそうだ。
参考:DigitalMarketingBlog「RGBとCMYKっていったい何のこと?5分でわかる解説!」(https://digitalidentity.co.jp/blog/creative/about-rgb-cmyk.html)
まとめ
本書を読んで、フォントや記号の使い方・活かし方。また、色の原理原則・仕組みを学ぶことが出来た。
初歩的な知識かもしれないが、今後、デジタルツールを使ってデザインをする上で、基礎の基礎となる知識を得ることが出来て、非常にワクワクしている。
今後も、デザイン周りの情報をインプットしつつ、小さなことから日々の作業・業務で学んだことを活かしていきたい。