金持ちになりたいなら今スグ新聞を解約したほうが良いと思う件
ひまパパです。
人目を引くためにどこかの本のような多少過激なタイトルにしましたが新聞社にケンカを売りたいわけでも政治的な主張をしたいわけでもございません。
TwitterのTLに新聞に関する内容を見た際に「そういえばもう20年くらい新聞見てねぇな~」と思い以下のツイートに至りました。
今改めて考えてみても「新聞は不要なモノ」という私のスタンスは変わらないのですが、私がなぜそう考えるかについて個人的見解を掘り下げたいと思います。
なお、この記事で言っている「新聞」とは、主に紙媒体での新聞を指しますのでご了承ください。
情報媒体としての「速度」
新聞は一日前の情報が翌日届きます。夕刊であれば半日前の情報。
これは2021年現在、情報伝達速度として圧倒的に遅いです。
手元のスマートフォンやPCを使えば大体の情報は5分以内に得られます。
・明日や今週の天気?
・スポーツの結果?
・知事や政治家の発言?
・重要経済指標?
地震検知アプリであれば、地震発生から揺れが到達するまでの数秒の間に情報が手元に届く時代なのです。
「紙に印刷して物理的に配る」しくみがもう時代遅れ。
また、たいていの情報はインターネットの世界ではタダで手に入ります。
1日遅れの情報をあえてお金を払って得る価値は本当にあるのでしょうか?
情報媒体としての「質」
では「質」はどうでしょうか。
新聞に載る記事とは記者が執筆・推敲し、上司のチェックがOKとなり初めて記事になります。
速度は遅いけど、「よく考えられた文章」で「よく分析」され「分かりやすく」て「ニュートラルな立場」からの記事であれば1日・半日遅れの情報でも読む価値はあるのかもしれません。
これがNOなのです。
私の「新聞は不要」という考えは「情報の質」として購入するに値しないと判断しているためとなります。なぜか?
時代はさかのぼり30年前。一般庶民の情報入手経路は新聞やTVくらいのものでした。得られる情報は限られているので私たちは新聞やTVが発信している情報を「正しいもの」として信じるしかできなかった時代となります。
ところがインターネットが普及した現代、TVや新聞の発信する情報に関して色々な真実が見えてきました。
・誤った情報を報道する
・都合が悪い内容を報道しない
・見え方を工夫して読む人の印象を操作しようとすることがある
インターネットやSNSでは毎日こういった指摘がされています。
情報は必ず偏りを持っている
新聞だけに限らず情報というものは必ず誰かの「意図」が介入します。
これは「事実のみを報道する」という、パッと見は意図が介入できなさそうな行為においても必ず発生します。
例えばプロ野球の記事について考えてみましょう。
日本一を決める日本シリーズの戦いにおいて
・とある新聞社がスポンサーのチームG
・携帯キャリアがスポンサーのチームS
が戦った結果の報道とします。
結果はチームSの圧勝だったとして、新聞社はどういう報道をすべきだと思いますか?
中立の視点から報道するのであれば、
「今年のプロ野球日本一はチームS!!!!」
という感じでしょうか。事実を報道していますね。
読んだ人はどういう気持ちになるでしょう?
「チームSすごいな」「チームSって強いんだな」といった、チームSに関する感想が多くなると思います。これは勝者が注目されるという法則に従っており特に違和感はないかと思います。
ではチームGのスポンサーである新聞社の翌日の記事はどういう見出しだったでしょうか。
「G打てず終戦」「4戦わずか4点 完敗」
という見出しでした。確かに事実のみを報道しています。
だけどこの見出しは明らかにチームGを応援する立場として書かれている事がわかります。記事を読んだ人が感じる印象としては
「悔しい」「チームG、しっかりしろ」「来年こそは」という、チームGの立場に立っているような感想を抱くと思います。
このように「同じ事実を伝えている」のに、記事の書き方や記載する内容によって読み手に与える印象を変えることができるのが「情報」です。
「そりゃあスポンサーなんだから自分のとこのチームを贔屓にして書くよ」
と思われるでしょう。そうですね、スポーツ結果の報道くらいであれば問題視する事はないかもしれません。
では、スポーツ以外の記事はどうなんでしょうか?
政治家の発言、経済の重要な指標、事件の報道、民衆の声の投稿記事
これらは本当に偏りが一切なく、ニュートラルな立場での記事なんでしょうか?
いいえ、絶対に新聞記事は偏りを持ちます。
これはどの新聞社においても絶対にあります。
「人間が新聞の記事発行に関与する限り」は必ずそうなってしまうのです。
・記事を書く新聞記者に少しだけ都合の良いように
・記事をチェックする上司に少しだけ都合の良いように
・記事を発行する会社に少しだけ都合の良いように
記事の一つひとつでは目立たないかもしれませんが、必ずその新聞社の方向性・偏りというものは出てきます。
新聞は「そういうもの」だと考えればよい
「偏りがあるなんてケシカラン!報道はニュートラルであるべきだ!」
なんて憤っても仕方ありません。自分にメリットもありません。
人間が新聞を管理する限り、変える事も不可能でしょう。
我々はただ消費者として「必要」か「不要」かを判断すればよいのです。
考えることはいたってシンプル。そういうものなんだと理解した上で
「月数千円を払って」
「環境に悪そうな紙の束で」
「1日・半日遅れの偏りがありそうな情報を」
「あなたは買いますか?」
という問いです。私はいらないです。
なぜ「金持ちになりたいなら新聞は読まない」方が良いのか?
月額数千円払う価値があるくらい新聞は面白いという人は、購入して良いとは思います。人の価値観はそれぞれですのでね。
ですが、お金持ちになりたいと考えている場合。
お金を稼ぐ事において「情報」というのはとてつもなく重要な要素です。
その重要な要素において、新聞を情報源とする手段を取る人に問いたい。
・1日遅れの情報なんかで本当によいんですか?
・誰かの意思が介入した情報で本当によいんですか?
・お金が欲しくて集めているハズなのに、月に数千円もかけて1日遅れの情報を買う「お金の消費」は良いんですか?
あなたがこの記事を見ているスマホやPCから、欲しい情報を(しかもタダで)引き出す方法はいくらでもあるんじゃないでしょうか。
新聞にお金をかけるくらいなら、もっとお金をかけた方が良い場所はいくらでもあるんじゃないのかなと思っています。
もし私がファイナンシャルプランナー(資格もってませんけど)で、誰かのご家庭の家計についてアドバイスするのであれば、水道や電気代の節約を考える前にまずは新聞の定期購読契約をやめることからアドバイスすると思います。
私の情報収集源
私の情報収集減は主に「Twitter等のSNS」「メールマガジン」「Google Discover」「某掲示板のまとめサイト」「TV」というところです。
基本的に全部無料です。
Twitter等のSNSは情報伝達速度がとてつもなく速い。
この速度に新聞が追い付くことは一生ないでしょう。
私はITエンジニアなのですが仕事で使うクラウドサービスの障害情報の速報や新サービスのリリース情報などは主にTwitterです。
一般の新聞記事にはまず載らない情報です。
株式取引やFXなどもしますが、トレードの判断基準となる情報もTwitterからの情報が一番早いです。
メールマガジンは特定の分野の情報取得です。セールなどの消費活動に関するお得な情報やセミナー情報、仕事の情報等です。
え?新聞取らないとスーパーのチラシが無くて困る?
チラシもスマホアプリで見れますよ!(「チラシ アプリ」で検索!)
Google DiscoverはGoogle検索した内容に基づいて関連記事をオススメしてくれるものです。普段から検索エンジンとしてGoogleを使っているので、私が興味を持ちそうな最新情報をオススメしてくれます。
某掲示板のまとめサイト、TVは娯楽です。TVも情報の質として「偏り」があるのは確かですがタダなので。娯楽として楽しむ用途です。
某掲示板のまとめサイトは、他人の意見なども見えるので馬鹿にできません。情報のスピードも新聞やTVより早いことが多いです。芸能、スポーツ、事件、趣味、娯楽等、多岐に渡る情報源です。
一方通行である新聞やTVと違って、コメント欄で情報が派生していくので、賛否両論の意見や二次的情報(○○というタイトルのスレッドだが、類似の情報として△△のことも議論されているようなパターン)が得られることもありますね。SNSも大多数の意見が絡み合って面白いですね。
固定概念を捨てよう
あなたの親や、年配の上司はこういう人が多いかもしれません。
・いい大人なんだから新聞くらい読みなさい
・社会人たるもの、朝刊くらい読め
・できるビジネスマンは日経を読んでる
もうこの考え方がとてつもなく古いです。固定概念は捨て去りましょう。
親や上司や世間の考えなんて関係ないです。アナタはどう思うのか?が大切です。
私は20年以上新聞は読んでいませんが、上場企業に勤めることができ、そこそこの年収を頂き、立派な社会人になれていると思っています。
情報が溢れる現代での情報との付き合い方
SNSやインターネットから取得する情報も「偏り」があることは同じです。人間が発信する以上、必ず偏りは発生すると思っています。
情報が溢れる現代において、「情報には必ず偏りがあることを認識した上で、必要な情報を自分で選び、自分で真偽を判断して使う」事が大切なのかなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事があなたにとって何かしらに気付きになれば嬉しいです。
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