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最底辺人間の自伝

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70年代生まれ。生活保護を受給している最底辺の人間です。現在父子家庭で中学生の息子を育てるうつ病患者の、今までの半生を記した自伝的小説、自伝的エッセイになります。
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#柔道

最底辺人間の自伝

まえがき体調に変化を感じ通院 うつ病と診断され、その後離婚、子供を引き取り辛い状態での育…

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第二十話 柔道部物語②

中学二年の夏の大会が終わった。先輩たちは惜しくも準優勝だった。全国大会は優勝校のみだった…

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第十九話 かわいい恋愛③

柔道では初段からが黒帯を締めることができる。初段になるためには、県や市の体育館で定期的に…

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第十八話 かわいい恋愛②

あの日からくみちゃんは、私に対して急によそよそしい感じになっていた。 スマートフォンを一…

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第十七話 かわいい恋愛①

中学生活の一年目はあっという間に過ぎていった。毎日毎日柔道の練習。朝練、放課後の練習、家…

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第十三話 柔道部物語

柔道部物語、当時ヤンマガで連載していた漫画で、柔道を題材にした漫画の中で私が一番好きな作…

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第十二話 中学生

転校してから二年半、私は中学生になった。私の通っていた中学校は一学年約400人で全校生徒で1200人以上いる、県内でも人数の多い学校だった。 「てっちゃん、何組だった?俺は5組だったよ」(てっちゃんとは小学生時代のT君である) 昇降口に張り出されたクラス表を見ながら聞いた。 「俺は3組だった。みんなバラバラになっちゃったな・・・」 仲が良かったメンツはほとんどが違うクラスになっていた。だが、そんなことは心配する必要もなく、すぐに新しい友達が出来るんだろうなと感じていた。

第十一話 良い事・悪い事

もう普通の学校生活に完全に戻った。登校班で通学し、教室で授業を受け、休み時間には友達と遊…

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