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スコッパー日記・2/3版

カクヨムコンのスコッパー日記です。

前回に引き続きホリホリを進めたので(私は自分の作品は参加せず、スコッパー・レビュワーとしてカクヨムコンに参加しています)←これ書かないと「下心あるんでしょう」「見返り目的なんでしょう」って思われがちなんだ……

読書データを記念に貼り貼り



地道な努力を感じる。

と数字だけ貼って自己満足するのもアレなので

今回は実際に作品をピックアップしてお勧めしようと思います。


スコッパーという生き物は(カクヨムコンでは的中狙いとかする生き物になってますが)もともと、自分の趣味に合う好きな作品を掘る性質でして。
人気作を読んで「これ受賞すると思う」って当てる生き物とはちょっと違うと思うんですよねカクヨムさん。

ということで、自分が気に入った作品を書きます。

月日星麗華の心霊取材
つよつよ酒クズ姉御作家(売れてる)と健気可愛い子犬系男子作家(処女作以来作品がつくれてない)というエモコンビの師弟感ある関係性萌え・ホラーです。
弟子が生活の世話をする+弟子ぴんちになりやすい+助けてもらえる。これとても美味しくて人気あるやつ。
ホラー部分もしっかり怖いです。

果ての銀花と愚者の杭
綺麗で過酷な世界です。こういうの好きな人ぜったいいる。
空気中にある毒素を吸うと罹る病気があって、体温が下がっていって氷になってしまう。つらい。薬があるんだけど高くて希少。主人公たちは薬の材料や薬を扱う旅商という「そんなの熱すぎるだろう」という作品なんですね。

言の葉を喰む
短編ですが濃厚な世界観、なんかすごい描写力(私の語彙力が……)
娘が小説を食べるという設定で、なんとも幻想的でうっとりするような綺麗で色気のある文章表現なんですが、展開も鮮やかで心が揺れます。私は軍人さんが好き。

毛利輝元転生 ~記憶を取り戻したら目の前で備中高松城が水に沈んでるんだが~
これは好きな人がよだれ垂らして喜ぶ「歴史上の人物になったので知識を活かして未来を変えるぞ、成り上がるぞ」なやつ。
毛利輝元きゅんはポンコツで叔父様二人に面倒みられてる美味しいキャラ(?)でして、作中ではまだ「輝元、頼りない」と思われているのですがいつか「輝元、実はすごい!?」ってなるのかなと思ってワクワクが止まりません。
輝元きゅんの元ネタ(史実)知識はこの動画を見るとわかると思います。

老害対策法
老害が老害審判にかけられる。テレビでショーみたいに放送されて、リアルタイムで視聴者が「この人物は老害か、そうでないか」を投票する。老害認定されたらその場で処刑(死刑)。
という「これは面白い」なお話です。
私はこれを見て「グッドモーニングショー」のラスト付近を思い出しまして、映画と合わせてお勧めしたいなと思ったのでした。

魔女が好きな勇者
愛がてえてえ。
セリフ多めに展開されるのですが、それがなんともいえない味があり、不思議なほど没入できる。そしてなんか展開がドラマチックでいいなって。甘くて切なさもあって、あんまりレビューで語りたくないな、短編だし読んでほしいなって感じ。

電網霊媒師とスマホの中の怪ネコ
これの猫のモバちゃんがひたすら可愛い。ネズミの画像をコレクションしたり。アイドルっていわれてライオンの写真とかみせてきたり。猫にとってアイドルはライオンか……的な。可愛い生き物を見ているぞって感覚が凄い幸せ。
おばけも怖かったんだけど成仏する前にお礼に顔見せてくれて(言い方)なんかコミカルというか可愛い……というか、何だろう。面白い感じでした。

呪いと仲直りする方法
ホラーしてるなって思った作品です。映画観てるみたいな感覚。
(あまりホラー映画観ないのですが)
ぞっとしたし、びっくりしたし、どきっとしたし、「えっ、これもう取り返しつかない」ってなって。
あんまり詳しく書かない方がいいと思うのでふわふわした感想ですが、怖かったです。

売れない画家とピアニスト
知識がすごい。のと、「画家とピアニスト」というタイトルの通り、その分野が好きな人・くわしい人にものすごく刺さる内容だなと思いました。
レビューを詳細に書いているのですが、ラストまで読むと「最後まで見守ってよかった」みたいな良い気分で読了できまして。あの気分は言語化しにくいのですが、よかったです。

しゃべろうか、他人の言葉で
こちらも作者様が「実際にその分野の体験をした」と応援コメントに書かれていて、体験したからこそ書けるような生々しい&詳しい業界ものになっています。レビューを詳細に書いているのですが、後戻りできなくなったワナビが生活のために仕事をしてる感とか、ワナビを囲い込む業界感とか、そういう。

嫌われ者の悪役王子に転生した俺、今生こそ好き勝手に生きようと思ったら、無自覚に聖人ムーブをしていた件 〜悪の王国を作ろうとしているのに、なぜか皆に尊敬されてるんだが〜
こちらは男性向けかなと思うのですが、女性が読んでも王子に萌えると思います(笑)レビューを書いているのですが(毎度)「いいぞ、こい!」な王子が萌えるんだ(同じことしか言ってない)

ラスボス悪役貴族を裏で操る参謀は執事の俺
こちらはブロマンス味がある主従ものでして、レビューを(略)従者が主人をうまく操縦する感じで美味しいんです。女性が読むと萌え萌えするのではと思いながら読んでいました。あんまりこういう感想を書くと男性に嫌がられそうですね、ごめんなさい。

破滅フラグしかない悪役奴隷商人は、死にたくないので回復魔法を修行します~欠損奴隷を安く買って治癒して高値で売りつけてたらめちゃくちゃ儲かってなぜか感謝までされた件
男性向けかな。これ子ども主人公が奴隷を治して感謝される序盤がかなり神で。そのあと欠損奴隷エルフを拾って10歳で脱童貞するのですが、そこの回の応援コメントも盛り上がってて笑 
その後の展開もよかったです。治して売るっていうのがいいなって思いました。

漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
男性向けですが、女性が読んでも萌えるかもしれない? 主人公のイケオス感が濃くて、氷室が可愛いんですよ氷室が(レビューにも書いてる)氷室最高なんですよ氷室。

呪われてダンジョンに閉じ込められていた勇者、人気配信者に偶然解放されたついでに無双してしまい大バズりしてしまう
この作品も長いレビューを書いたのですが、人間賛歌・メンタル大丈夫?ってなる主人公(実年齢爺さん)がめちゃ萌え・めちゃつよ。かっこよい。
主人公勇者様を知ってる爺さん世代が生きてるのがエッモエモ。例えるなら葬送のフリーレンで勇者ヒンメルが死んだと思ってたら50年後に若い姿でひょっこり戻ってきて彼を覚えている人々大喜び的な。勇者様ばんざいぞ。

旦那様、ビジネスライクに行きましょう!〜下町育ちの伯爵夫人アナスタシアは自分の道を譲らない〜
女性向け。旦那様が可愛い、とても可愛い。
最近こういう男女逆転……とまでいかなくても、女性がつよい、男性ちょっと情けなくて可愛い、みたいなのが流行ってますよね、好きです。萌えるんだ……

あなたは推しません~浮気殿下と縁を切って【推し】に会いに行きたいのに!なぜお兄様が溺愛してくるんですか!?
女性向け。こっちは兄が萌えるんだ。兄がいる身としてあんまり「兄が萌える」みたいなの言いにくいんですがリアルはリアル、創作世界は創作世界ということで萌えるんだこの兄。
パッションそのまま垂れ流したレビューを書いているので「萌えたんだな」とわかってほしい。

俺、悪役騎士団長に転生する。
評判の悪い騎士団長がある日お兄ちゃんに。というかオカンみたいに。という面白過ぎるお話で、万人向けかと思うのですが女性が大喜びするよねっていう。にやにやできます。

俺の悪役転生は終わってる
男性向け。断罪された王子が拉致られて王女に襲われるのが楽しい&萌えだなって。矢印がすっっごい向けられててぐいぐい襲ってくるのと、そのままいたしちゃうのでええなーって。カプ萌えでしょうか。なんか幸せな気分になりました。よく襲ってくるんだこれが。

しょうもなおじさん、ダンジョンに行く
万人向け、男性が喜び、女性が読んでも食いつく、と思うのがこのおじさん。男性にむらむらされます。エレベーターの中で二人っきり、緊張の一瞬――「俺は今性的被害者になろうとしている」みたいな。なんかそこの演出力(魅せ力)とインパクトがすごくてなんだこの作品ってなったのと(なかなかないよね)、一般人彼女を壊さないようマグロしてるつよつよお兄さんがいて萌える。あとおじさんのベビベビが面白い。

最強で最凶の悪役に転生した俺は、原作主人公の為に暗躍す
男性向け。主人公のモチベが独特で「彼女つくる」ってめっちゃ言うんですよ。それが話進むごとに夢が膨らんで「50人だ!」「100人だ!」みたいになっていくんですが、応援コメントを見ると「また増えたぞw」「こいつまたw」とか言われてる。その読者のリアクション込みで楽しい、という好きな作品です。私は勝手に「彼女増やし男」とニックネームをつけて毎回楽しみにしておりました。好色一代男みたいなノリ? 違うか……

鍍金だらけの不良英雄は、天才少女に煽られて騎士の頂点を目指す
男性向け。ですがお兄ちゃんキャラが美味しくて個人的に萌えていました。
心情描写が丁寧で、才能というものを考える機会の多い人に刺さりそうな。
美味しい設定で、文章も読みやすく。序盤のワクワク感とかがよかったなと。

災厄の陰陽師
レビューに詳しく書きましたが世界観・設定が神で、和風・陰陽師系が好きな人にめちゃ喜ばれるやつです。間違いない。

ヒヨコの大冒険、モフモフボディーで成り上がり
可愛いです。召喚される側主人公で、進化したりするのですが、最初の方のひよひよ主人公がサバイバルしてる感じ、おらおらおらおらってやってるのがもう可愛くて癒されました。ずっと見ていたい。

最強騎士の勘違いは世界を救う
フランツという主人公が魅力たっぷりで、天然感みたいなのがあって見てて面白い&ほのぼのするというか、癒されるというか。おかしいというか。
主人公の魅力が突き抜けてる作品です。面白い。

中ボスの悪役貴族が前世の記憶を思い出しゲームの知識を手に入れた場合〜私は嫉妬伯爵などと呼ばれる未来を絶対に認めない〜
こちらも主人公の魅力が強い! という作品で、大人渋い貴族様って感じです。前世の記憶思い出し系でもあるので、知識を活かして未来を変えていくという王道の楽しさも味わえます。

面白い作品、紹介したい作品は他にもいっぱいありますが、時間の都合もありこのへんで。
読者選考は8日までみたいなので、8日まではできるだけスコップ活動を継続しようと考えています。

作者の皆様は、作品制作と投稿いつもお疲れ様です。自分でも小説を多少なり書いてみると制作の大変さや、書かれている作品のすごさがより分かるようになったなと思う最近です。
特にコンテストとかになるとストレスもかなりのものでしょうから、本当にすごいな、と尊敬します。

以上です。
長い日記でしたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!


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