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入学予定者の集い②

2月中旬、6回目となる「入学予定者の集い」を行いました。
砧公園で地図作りワークショップをやろうと思っていましたが、あいにくの雨模様。
室内に切り替え、Englishと「ヒロック万博」を行いました。

サークルタイム

「久しぶりー」なんて声が飛び交いながら、徐々に集まってのスタート。
いつもよりゆったりなイメージ。
大人は入室できないため、Zoomで中の様子とつなぐ。
挨拶をしたら、毎回おなじみとなった瞑想。
幼児部の子たちは、しばしばやっているらしい。得意げ。
音を出したくなっちゃう子、動きたくなっちゃう子、しゃべりたくなっちゃう子もいる。
そんな自分に気付くことも大事。
そんな中でも、誰かのせいにせずに集中している子どもたち。
この1分が今後どうなっていくのかも、実は楽しみ。

English

今日は、「えいご」と「ほん」のいえColourful TimeのKyoさんが特別ゲスト。
開校後も講師として関わってもらう予定。
インター上がりの子も、英語経験ゼロの子も、楽しい話と音楽、グッズに緊張も解け、笑顔がこぼれる。
ヒロックの英語は「細く、長く、楽しく」がモットー。
世界を知り、自分を見つけるための有力なツールだけど、嫌々やらなくていい。
「つまらない」「こわい」って子が一人でも出たら失敗。
そんなスタンスで、伸びやかに学んでいく。

ヒロック万博

今回はおうちから、みんなに紹介したいものを持ってきてもらった。
デジタルゲームと怖いもの以外なら、なんでもOK。
ボードゲームや小説、手作りの着せ替えなどいろいろなものが集まった!これぞ万博。
最初に「好きに偉いとか、ダメとかある?」と投げかけてみる。
好きなものはみんな違うし、それにダメなものなんてないよね。
みんなのスキを知り合って、あとで教えてもらおう。そんな時間。

一人ずつ順番に、インタビュー形式で好きなものを紹介していく。
最初に3人くらい手が上がる。好きなもの、早く紹介したいよね。
「どうしても」って人、いる?
そう聞くと、みんなゆずってあげてた。それも素敵だね。
初めて見る、友達のスキに興味津々。
スキなものなら、原稿なんかなくてもしゃべれちゃう。
発表じゃない。
スキを通して、仲間のことを知っていく時間。

後半は、遊びたくなって輪から離れる子もちらほら。
呼びかけながらも、強く注意はしない。
今の子どもたちとの関係性と、緊張感と自律心と、総合的に見ながら適度な負荷を見極める。
形を整えるのは簡単、でもそこにある学びは貧しい。
紹介している子たちは、一人でも聞いてくれている子がいれば、それで満足だったりする。
もしいやな気持ちになる子がいたら、その時ちゃんと話せばいい。

時間短くなっちゃったけど、最後に交流タイム。
興味のあるものに集まって、みんなで教え合って遊んでいた。
4月からは、一日一シェルパになってもらって、その子のスキでとことん遊んでいく予定。
スキには、能力も経験も年齢も関係ない。誰からでも学べる。
知らなくても恥ずかしくない。教わると楽しいことが増える。よい象徴!
心理的安全の場が、豊かな学びをジェネレートするはず。

終わるころには、だいぶ顔もほころんでいた。
交友関係も徐々に広がりを見せる。
少しずつ、少しずつ。焦らず、求めず。
土に水がしみこむように、徐々に文化がつくられていく。

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