ヒロック初等部(HILLOCK Primary School)

2022年4月、少人数制マイクロスクール「ヒロック(初等部)」が世田谷区に開校します。 隣接する砧公園でのびのび過ごしたり「探究 x 教科」で世界を広げます。hillock-school.com

ヒロック初等部(HILLOCK Primary School)

2022年4月、少人数制マイクロスクール「ヒロック(初等部)」が世田谷区に開校します。 隣接する砧公園でのびのび過ごしたり「探究 x 教科」で世界を広げます。hillock-school.com

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    理想の「自由なスクール」を創ります!

    (写真:ヒロック初等部に隣接する砧公園にて)  世田谷区砧公園の隣に理想の自由なオルタナティブ・スクール「ヒロック初等部」を創ります。2022年4月開校予定です。 HILLOCKは小高い丘という意味で、子どもたちが丘を自由に駆けめぐるイメージから名付けました。 私たちは、3年前に出会いすぐに意気投合しました。教育観もですが、なにしろ一緒にいて笑いが絶えない(笑) LCL研修で半年間のプロジェクトを共にしたことで、単なる意気投合を越え、互いの根っこにある考え方や感覚をシェア

      • 11月HILLOCK ART LAB

        ◎秋の公園へ ◎始まっていないようでいていつだって始まっている ◎自然に抗うように介在する人工と、それらへのまなざしと解釈 ◎観客なのか作者なのか作品なのか ◎リソースと紛争と折り合い ◎これいい。もって帰れないからあげる。今ここの清々しさ。 ◎じゃぁね〜ばいば〜い。今日の終わりが次への始まり。 自然と人工。自由と絶対観客。存在と時間、アートが自然に対して抗い安らうことが、ひとの脳に起こすこと。 自然の中でアートすることは、要素がモリモリ満載です _____

        • 国語的教科探究「思考と言語」2022春・夏

          第1時 ことばで考えを共有する 『普通の小学校では、国語って呼ばれる時間があるんだけれど、ヒロックでは「思考と言語」という時間があるよ。ところで「思考」と「言語」ってなにか知ってる?』 「かんがえることと…言うって書いてある」 3年生のある女の子が言いました。 「そうだね!思考っていうのは考えること、言語っていうのは言葉ってことだ。ヒロックでは物語を読んで想像したり、言葉でいろんな考えを表したり、そんな時間をこれからとっていくよ。」 とても抽象的ですが、まずどんな時

          • 10月HILLOCK ART LABO

            ◎振り返り。失敗を科学する。 ◎何があったらルーブゴールドバーグマシンか?お友達に伝えるために。 ◎誰かの真似→自分でつくる→そして概念へ ◎アッセンブリーな熱狂 ◎注意深く「評価」を入れない「すごいね!上手だね!が邪魔するもの」 ◎片付けもしたいを実現させる ◎幸せになる学びしましたか? __________________________________________________ ◎振り返り。失敗を科学する。 10月のHILLOCK ART LAB

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            算数的探究「数と論理」2022秋

            第8時「1という基準」 夏休み明けの一発目。砧公園でビニール袋を手渡し、それぞれが好きな「もの」を拾ってきました。 石や葉など、種類を絞って集めてくる子が大半でしたが、中にはバラバラな種類のものを拾ってくる子も。 聞くと、「緑の自然っぽいものを集めてきた!」 ちゃんとその子なりの基準があるんですよね。耳を傾けるって大切。 誰が一番多いか比べてみようか。 自分が何個拾ってきたかをそれぞれに数えてもらうと…あれれ? 木の棒は1本、でも折ったら2本。 ついてる葉っぱは6枚。これっ

            9月HILLOCK ART LAB

            ______________________________________________________________◎今日のきっかけはじゃんけんぽん ◎出来事があること、その連座が"面白い"に作用する ◎ルーブゴールドバーグという漫画家とルーブゴールドバーグマシーン ◎ピタゴラスイッチ! ◎ペーター・フィッシュリ、ダヴィッド・ヴァイスによる”事の次第”の作品(部分)を鑑賞 ◎自分達の頭と心と身体をつかってつくり出す ◎うまくいかないから面白い工夫するから面

            【HILLOCK✖ミロアートラボ】220722新聞紙に群がって遊んでつくったもの 「異化」と「主体的自己効力感の創造」と

            7月22日暑い夏の日。 この日はクルーのゆにおちゃんとミロ2名でHILLOCKへの道を急ぎます。 部屋につくと、好奇心があるいておしゃべりしているようなHILLOCKの小さいそうぞうびとたちがワラワラと群がってきます。 「これ何?」 「今日はミロさん何もってきたのー?」 「今日はミロさんひとりじゃないんだー。何するの?」 興味津々が身体から溢れ出て空間を満たしています。 そのワラワラと群がる様に、以前、汐見稔幸さんがおっしゃっていた言葉を思い出します。 小さいひとたちの群

            【HILLOCK✖︎ミロアートラボ】220615【梅雨の季節に】偶然のであいを寿ぐまなざし

            この日、ミロは遅刻をしました。 梅雨の真ん中だったこの日、ヒロックの小さいそうぞうびとたちと梅雨の話をしてみたいなと思い、梅の実を買っていこうといそいそとヒロックへ向かう電車に揺られていた。 うっかりしてひとつ前の駅で降りてしまった。そうしたら、そのあと15分も電車が来ない。 梅の実も買えずに大急ぎで駅からヒロックまでの道を走って汗だく。 「こんにちはー、遅れてごめんね」と扉を開けると、 あーミロさんだー。ミロさーん。こんにちはー。待ってたよー。わーいミロさんだー。といろ

            算数的教科探究「数と論理」2022春・夏

            第1時「数ってなんだろう?」 みんな数って知ってる? そう聞くと、「知ってる」という子がほとんど。 「一、十、百、千、万、…無量大数!」子どもたちはよく知ってますよね~、こういうところ! 無量大数が一番大きいの?と聞いてみると、 「まだあるよ、グーゴルとかね…」 説や真偽はともかくとして、知らなかった子どもたちにとっては新たな世界。 そんな知の魅力を友達から垣間見られるのも、学校のいいところです。 でも数って誰かが発明したものでさ、大昔は数なんて無かったんだよね。 数のな

            「ことば」でふりかえる①

            ヒロックが開校して早3ヶ月。 あっという間の3ヶ月のようにも思いますし、濃密な日々を振り返って「まだ3ヶ月」という感じもします。 noteを通じていろいろな活動を報告してきましたが、振り返ってみるとヒロックではどんな活動の中で「よく使われる言葉」があることに気づきました。 今回はその言葉たちを紹介することでヒロックの雰囲気、文化をお伝えできたらと思います。 「85%を見つけよう」 自由進度学習をはじめ、ヒロックの活動では自分で課題を決めることが多いです。そんな時に指針に

            体育的探究「フィジカルラーニング」

            毎日、広大な砧公園で駆け回っている。 移動距離10km、歩数にして1万歩。 とはいえ、それ以外の体の動きや面白さも知ってほしい。 すべての目的である「福利の拡張」に向けて―。 そうして生まれた教科が「フィジカルラーニング」です。 フィジカルラーニングとは 公教育には「体育」という教科があります。 そこでのイメージといえば、跳び箱をしたり、バスケットボールをしたり、水泳をしたりする学びではないでしょうか。 ヒロックのフィジカルラーニングでは、特定のスポーツのルールや技能を高

            東京がキャンパス(2022春~夏)

            砧公園で迷子になろう! 開校4日目。砧公園の地図を渡して、こう告げました。 みんなに2時間あげるから、砧公園を好きなように探検してきてね。 子どもたちはびっくり! ワクワクと不安と高揚で、たくさん質問が出てきます。 事前に伝えた決まりは次の通り。 一人で行っても、友達と行っても、シェルパと一緒に回ってもいいよ。 11:45までに、地図に印のあるところ(現在地)に戻ってきてね。 貸し出し用のGPSがあるから、必要なら声かけてね。 迷ったら人に聞こう。(地図の裏に、学校

            【HILLOCK✖︎ミロアートラボ】220519ゴミの定義から

            HILLOCKでアートの時間を担当してくださっているミロアートラボのミロさんより5月のレポートが届きました。 220519ゴミの定義から 【創造的な視点/既成概念と固定観念を超える/リスクとハザード】 たまたま商店街の食べ物屋さんから、ゴミとして捨てるつもりというプラカップの蓋を「ミロちゃんとこなら、ゴミにしないでなんか使ってもらえるかと思ってさ」と、譲り受けて持っていった日のこと。 部屋に入ると、M君がトコトコとやってきて言う。 「こないだ作ったの、ゴミになっちゃ

            【HILLOCK✖︎ミロアートラボ】220421はじめまして。あなたのことを知りたいです。

            HILLOCKでアートの時間を担当してくださっているミロアートラボのミロさんよりレポートが届きました。 220421レポート。 はじめてのHillock。 はじめてのであい。 わいわいと部屋に入ってくる小さなひとたち。床に広げられたマテリアルを目にするや否や 「もう作っていい?」 「もう初めていい?」 と聞いてくる。 何も伝えていないが、状況と環境から、この時間が、何かものをつくる時間だと読み取っている。 「どれ使ってもいいの?」 「僕これ使いたい」 手を伸

            ヒロック万博

            お互いの「スキ」を知り合う 新年度。 「はじめまして」を迎えるにあたり、まず何よりも大切にしたいと思ったことが、安心・安全の場を作ることでした。 そのためには「自分のスキを遠慮しなくていい!」「どんなものでも否定されない」「自分のことを知ってもらう」そんな場が必要だと考えました。 それならいっそ、みんなに自分の好きなものを持ってきてもらったらどうだろう? ゲームでも人形でも本でも構わない。 かしこまった事前準備も必要ない。 シェルパがインタビュー形式でその魅力を聞く、本人は

            生活のルールをみんなで作る

            教育者だけで考えたルールは飽くまで草案 ヒロックでは、開校前に有識者を招聘して、スクール憲法を作るプロジェクトを行いました。 その中で生まれたのが「ヒロック宣言」です。 とはいえ、開校前の段階では飽くまで「草案」。 メンバーが決定し、学校が始まってから子どもたちや保護者とみんなで正式決定したいという思いからです。 これまでの経緯はこちら。 保護者とは開校前にヴィジョンの共有ができましたが、一番大事な子どもたちとは開校後にすり合わせる必要がありました。 難解な言葉や概念をか