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コロナ禍における結婚式のTips

7月初旬のコロナ真っ只中に結婚式を挙げました。

当初3月に挙式予定でしたが、一度延期を決めての今回の開催でした。延期の際の記事はこちら

すごいタイミングで貴重な経験をしたなぁ。

と思いながらも、今後はこれがスタンダードになるかも?と思い、悩むカップル達にコロナ禍での結婚式を実施するにあたってのTipsや気をつけたことを書き残しておこうと思います。

1. 消毒液を置きまくる

式場、披露宴会場、受付には最低限置いておくと良いですね。使わなくても置いてあることで安心感に繋がります。

2. 検温する

参加者は入場時に検温を実施する。またその旨と高温の際には出席を控えてもらう場合があることを事前に連絡する。

スタッフさんはその日の検温結果をボードに記載し、来場時や式場のエントランスに見えるように置いておく。

3. マスク着用を許可する

式場、披露宴会場共にマスクを着用して良いことを参加者にはLINEで事前に伝える。また、当日も司会から改めてマスク着用可をアナウンスしてもらう。

4. 非接触の対応を心がける

式場
・チャペル内は出来るだけ間隔を空けてもらう
・聖歌隊は無し、演奏だけに
・式後の集合写真は、撮る瞬間だけマスクを外してもらう

受付
・新郎と新婦の受付の卓を分け間隔を空ける
・ご祝儀はトレーに置いてもらい、直接受け取らない
・新郎側、新婦側で受付を順番にずらして実施

披露宴
・テーブルの数を増やしつつ、テーブル人数を5人に絞って間隔を空ける
・酒瓶などはテーブルに置かず基本スタッフが注ぐ。また注ぎ終わったら別の場所に置く
・換気をする(ドアや窓を開けておく)
・写真撮影は人が集まらないよう順番に
・会場内のスタッフはマスクと手袋着用
 (地味ですがスタッフに写真を撮ってもらう際に、手袋がスマホに反応せず結局素手でシャッターを押すということになりましたので、スマホ対応手袋は考えても良いかもです。)

5. 流動的な状況に備え、LINEグループを活用する

私が1回目に送った招待状は意味を無さなくなってしまった且つ、延期後の実施も怪しかったので、延期後の連絡に関してはLINEグループで案内を実施しました。これは今となってはとても良い対応だったと思います。

日時や時間の変更連絡だけでなく、式場のコロナ対策に関する情報が載っているURLの連絡なども行い、コミュニケーションを増やすことで参加者の不安を和らげる努力をしました。

コロナの状況で参加者側の出欠のステータスもかなり流動的になりますので、出欠連絡も簡単に行えるようになりました。

開催をするかどうか悩んでる時に、「悩んでます!」とLINEで正直に伝えたりしました。少なくとも我々が悩んでいることを伝えることで、安心する面もあると思ったからです。

子供がいる人や実家で高齢者と住んでいる人は、出欠の確認を個別にメッセージしたりと、断りやすい環境を作るようにしました。

6. (番外編)もっとできたかもと思うこと

ここからは提案はしたものの実施には至らなかったものを書いてみます。

・ご祝儀は事前振り込み、もしくはPayPayのQRコード設置で更に非接触を徹底する

ボツ理由

事前振込だと忘れる人が出てきた時に、こちらから「振り込んで下さい。」と声を掛けにくいと思いました。またPayPayは高齢の方が使えないことや、伝統的なしきたりからかけ離れる見え方になるためです。

・ZOOMなどのオンライン環境を導入する

ボツ理由

式場に環境が備わっていなかったためですが、仮にリモートになった場合にも料理やご祝儀はどうするのか?など決めるべきことが更に複雑化したためです。また結婚式場のビジネス的にも強くは推奨されないと思います。

私の場合は感染リスクが高い自分の祖父母含めた高齢者や、年齢の低い子供が欠席となりました。

出席したいのにどうしてもできない方への対処は、長い目ではリモート環境など含めて考えていく必要があるかと思います。

おわりに

会場によっては対応が難しいこともあり得ますし、式を挙げる当人のこだわりもあると思いますので、あくまで参考として受け取って頂ければ幸いです。

商品のレビュー記事ばりに非常にライトな文章をつらつらと書いてみましたが、やはり今の状況下で結婚式を挙げるのは大変です。

毎日コロナのニュースを見て一喜一憂し、涙を流す妻を見るのはしんどかったです。

中でも私が一番苦慮したのは、コロナに対する受け取り方やリスクの感じ方が人それぞれな中で、

参加者は本当に心から来たいと思ってくれているだろうか?

という懸念が拭いきれないことでした。

不安で本当は断りたいのに、断れずにいる人を少しでも減らしたいと思っていました。

結婚式を挙げるも挙げないも正解はありませんし、当人達が精一杯参加者を気遣っていれば、どんな形で実施をしても責められるべきことは無いと私は思います。

少しでも悩んでいる方々のヒントになっていればいいなと思います。

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