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[123]上海電力がもたらす悪夢~(その56:ジャパンインベストメントアドバイザーその1)
ジャパンインベストメントアドバイザーは上海電力のSJソーラーつくば発電所の保守・運営(O&M)をアドラーソーラーワークスの主要株主です。(49%保有)
気になるので調べてみました。
会社概要
事業内容は手広くやっていて、何がメインか分からないような状況です。一応、金融なのでしょうか?環境エネルギーはFIT制度で儲かるからやっているパターンかもしれません。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7172/tdnet/2235167/00.pdf
![](https://assets.st-note.com/img/1678935048523-bdKXH9vcYv.png?width=800)
役員は官僚上がりが多く、外務省出身、大蔵省出身(2名)、国税局出身となっていて、財務省系と外務省のOBで固められています。
金融関係がメインだから財務省系が多いのでしょうね。外務省OBを入れているのは、ODAの案件に絡むのでしょうか?調べてみましたが、ODAに関することは分かりませんでした。
海外の企業との合弁や買収などを行っているので、その関係で外務省OBを入れているのかもしれません。
事業内容として、気になる点を2つ。
・航空機関連ビジネス
エアバス社グループとの合同会社や子会社で、機体リース、中古機体を解体しパーツ販売を行っています。
エアバスと言えば、中国が大量に購入しています。
’22/7/1に292機、’22/11/4に140機です。エアバスは中国国有企業の中国航空工業集団公司と合弁会社も設立しています。何やら繋がっていそうです。
エアバスから400機以上買うのも結局のところ中国国内工場から買うということなのでしょう。
また、航空機の技術は軍事利用できます。
・不動産ビジネス
不動産を直接取得するというより、不動産事業のコンサルティングを行っているようです。賃貸事業の提案を行うので、客先の物件が気付かない内に工作拠点化するという可能性もありそうです。
株主
![](https://assets.st-note.com/img/1678960897967-mcQacECKpU.png?width=800)
東証マザーズに上場したのは2014/9/11ですが、IPOの主幹事はSBI証券でした。また、SBI証券とSMBC日興証券取締役社長清水喜彦も株主としてチラチラと登場しています。ここも、フロント企業化のパターンでした。信託口も結構大きいので、中身はチャイナマネーである可能性が高そうです。
中間まとめ
SBI証券が絡んでいることからも、ジャパンインベストメントアドバイザーはフロント企業の可能性がありそうです。
子会社についても調べてみます。
(つづく)
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