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[102]上海電力がもたらす悪夢~(その42:ベクトル)

ベクトルと言っても数学で行列と共に学ぶベクトルではありません。こちらの会社です。PR事業を中心とした企業です。一体どこのPRなんでしょうか。

SBI証券がターゲットにしていると思われる企業を見ているとエアトリ(旧・エボラブルアジア)の株主としても登場したベクトルがチラチラ出てきます。
偶然とは思えず、怪しいので調べてみました。

中国との関係

民主党政権での政策の影響なのか、2011年に中国と接触しています。何時トラップに掛かっていてもおかしくありません。全力で罠に掛かりに行くスタイルです。

私たちベクトルも2011年の中国・上海を最初の拠点と定め、以後PR事業の海外展開をして参りました。

ベクトル公式HPより

沿革を見ると
2011年1月 維酷公共関係諮問(上海)有限公司を中国上海市に設立
2012年6月 維酷公共關係集團國際有限公司 (Vector Group International Limited)を香港に設立
2020年1月 塔酷(上海)営銷策劃有限公司を中国上海市に設立
中国内に子会社を3つ設立していますが、いずれも合弁先の記載がありません。ということは独資(100%)の可能性が高いということになります。そうだとすると、外資規制を潜り抜けるような中国共産党からかなり特別な優遇をされていることになります。
マザーズ上場前から中国に進出している点は注目すべきポイントかもしれません。

ちょっとドン引きする物を見てしまいました。

ベクトルHPより

WeChatとか中国共産党に情報が駄々洩れな物を勧めるんですか??
更にアリババのアリペイも推すとかソフトバンクの回し者ですか?SBI証券が絡んでいるからですか?皆さんは、どちらも使わないでください。


そのクセにこんなこと言ってるとか、リスク管理どころかリスク呼び込んどるやないかい!と全力ハリセンツッコミできますね。

情報を扱う会社が危険性を知らない筈がありません。知っててやってるんでしょう。これは悪質ですね。アウトです。

株主推移

7年前までしか遡れませんが、SBI証券がチラチラいます。気になるのは信託口の比率が高いところです。遡れる一番古い2016年では、1/4を信託口が持っています。
マザーズ上場日は2012/3/27で、新規公開株(IPO)の主幹事はSBI証券でした。結局はこれですね。AMBITIONやエボラブルアジアと同じパターンでした。新規上場する際に青田刈りしていく感じでしょうか。この会社の場合は既に中国と接点が有ったので、ご褒美的な上場である可能性もあります。

ベクトルの株主推移(バフェットコードより)

保有銘柄

ベクトルの保有銘柄(バフェットコードより)

ベクトルの保有銘柄は、複数存在します。突出しているのはPR TIMESで株の50%以上を持つ子会社ですが、それ以外は5%ルール(保有開始日から5営業日以内に内閣総理大臣に「大量保有報告書」を提出しなくてはならないという制度)に触れない5%未満の保有で留めています。これは相手に警戒されないためや工作が発覚し難くするためだと思われます。
SBI証券と共に動きターゲットになる企業の経営に影響を与える、場合によっては子会社化するという、フロント企業化の実働部隊としての役割を担っているでしょう。

度々紹介していますが、公安調査庁の経済安全保障啓発パンフレットからです。

https://www.moj.go.jp/content/001373771.pdf

公安調査庁の経済安全保障啓発パンフレットより

(了)
↓上海電力の記事のまとめはこちら

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