初任者研修の資格があると得られるメリット3つまとめ

私が先週から受け始めた

初任者研修。

国家資格である介護福祉士になるのに必要な1ステップ目になります。

介護福祉士になるのに必要なステップは以下。

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これを持っておく事で、ホームヘルパー(自宅訪問介護)の仕事ができる資格がありますので、介護求人への応募の幅が広がります。ここからは私が考える、

「持ってて良かったヘルパー資格!初任者研修」なるメリットをお話します。

メリットその1
時間に融通が効く介護職ホームヘルパーが選択肢に加わる

私は地方の人間ですので、都内みたいに高時給で時間にも融通の効くお仕事が溢れているわけではありません。自分の好きな事をやる時間を確保するために一般職の中でどう生活費を稼いでいくか考えた時に、介護職のホームヘルパーという仕事が真っ先に浮かびました。
地方でもコンビニバイトやスーパーのパートなんかと比べて500円くらい高時給。短い時間で好きな時間にお金を稼げる効率性があります。

メリットその2
健康な身体さえあれば年齢問わず働ける

これは私の経験談も含みますが、私自身の学歴は高校生の時に福祉コースを専攻し、成績は学年トップだったものの、卒業後の進路はデザイン専門卒で、職歴も大企業で働いた経験があるわけではありませんし、社会に出て働くのに必要なOffice系ソフトのスキルも人並み以下で、情報処理能力も低い方なので事務などのOS職には向いてないなど、

「こんな自分でも果たして社会に出てやっていけるのか?」

というモヤッとした不安がありますが、
ヘルパーの仕事は健康な身体一つあればできる仕事で、特別コンピュータスキルが必要とか、事務のタイピングが早い方が良いとか、そういうのはほぼ必要ありません。
利用者のお宅を訪問して、サービス責任者が作ったプランに基づいて2時間くらい食事の準備や身体のお世話をしたりと、普段自分が日常生活で行っている事をそのままお年寄りに提供するだけで良いお仕事ですので、毎日パソコンの前に座って何時間も目を痛めつつ(事務系の方ごめんなさい)、上司や営業の顔色を伺いつつ電話も取りつつ書類出しつつお局に気を付かいつつ‥といったこととは無縁です。

メリットその3
身内の介護に備えられる

これも実体験からくる話なのですが、自分は高校生のときに福祉コースを専攻していた理由が「実践で役立ちそうな事が勉強できるから」でした。

「せっかくカネ払って私立の高校行ってるんだから、すぐ使える事を教わらなきゃ元が取れん!」

と、どこぞのオバハンの値切り文句のようにスピーディリターンを求めていた私。
すぐに使いたかったので、高校在学中に特別養護老人ホームに毎週土曜日ボランティアに行くという選択授業も専攻して、現場で即実戦できるかトライ&エラーして技術を自分のものにしていました。

そこから時を経て実家の祖父が体調悪い時、結構ガチで生死の境を彷徨う場面があったのですが、身に付いている知識を存分に使って(例:寝返りを打たせる時は本人の身体を小さくまとめてテコの原理を利用するなど)無事に母と応急処置が施せたりしました。
これがもし、自分が介護の勉強してなかったら
きっとビビってアタフタして後に色々自責の念に駆られていたと思います。備えあればを実感しました。
因みに一緒にスクールに通ってる主婦の方は
「去年亡くなった父に介護的な事を何もしてあげられなかったので、今度は母の分で後悔したくないから頑張ります」とおっしゃっていました。

一度学んでしまえばお仕事はもちろん、ご家族や身内の方の老いやご病気の時などに、確実に強い味方となってくれるのがこの初任者研修です。


いかがでしたでしょうか?
「介護職は自分には無縁」「私でもできるかなぁ?」という考え方に、新しい視点を加えていただいて、皆さんのお役立ちになると嬉しいです。


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