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#20.実験準備

♧前回までのあらすじ♧

・一人でひこうき雲観測していた気象予報士
・気象文化大賞により助成金をいただき実験開始
・アクリルパイプを使って雲の可視化を目指す
・共同実験者はくもM先生!
・初めて共同実験やってみた
→気圧は10秒だけ下がった!

6月になりました!
早いですね!

今日も実験のお話します。
でも実験じゃなくて実験準備。実験はスイッチオンにして一瞬で終わるのに、そのための準備はとても時間がかかります。
料理とかダンスとか何でもそうですよね。
世の中って大抵はそうやって出来てる気がします。

アクリルパイプを使った真空実験を目指す

まず、アクリルパイプと塩ビキャップの接続ですが、前回はこの接着剤を使用しました。

しかし、接着剤だと気圧を下げた時に揮発して接着面に隙間が出来てしまい、最初の10秒くらいしか接着剤の効果が得られませんでした。( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )

10秒くらい気圧が下がり、エタノールがモヤモヤっと可視化されました。


そのため、今回は接続面にゴムを挟むことにしました!



ゴムを塩ビキャップに合わせてカット。

しかし…

(小さめのアクリルパイプでやっています)

風船も気圧計も全く動いてくれず…

もうきったないしね…!( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )

改めて綺麗なのを作り直す…!( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )

気圧が下がらないというのは、絶対どこかから空気が抜けてるんですよ。(先生によく言われたお言葉)

この穴あけ作業すごく大変!( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )

穴を開けたら、
コックを取り付け
隙間を埋めます
この密封が大事…(毎度怪しい)

ひたすら塩ビキャップ作り…!

実験のために購入した電動ドリル、5分くらいしか連続起動しなくて都度充電しなくてはならず、とても時間がかかります( o̴̶̷᷄ ·̫ o̴̶̷̥᷅ )


次回、スイッチオンした続きから…!


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