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#18.第一回共同実験②

共同実験の続き〜!

♧前回までのあらすじ♧

・一人でひこうき雲観測していた気象予報士
・気象文化大賞により助成金をいただき実験開始
・アクリルパイプを使って雲の可視化を目指す
・共同実験者はくもM先生!
・初めて共同実験やってみた

実験装置はこんな感じ〜!

(レポートのために教科書っぽいイラストを目指しました)

一人で家でやった時は全く気圧が下がらなかったけど…
共同実験で見る見る気圧計の針が動いてアクリルパイプ内の風船が膨らみました!


エタノールを少し流し入れたのですが、それもモヤモヤっとなって…
これは一気に実験終わるのでは?!
と思うのは一瞬…(正確には10秒くらい)
一気に気圧がもとに戻って、風船もしぼんじゃいました。
難しいですよね!

気圧があがるということはどこかに空気の抜け道ができたわけですが、
この塩ビキャップとアクリルパイプの繋ぎ目。

ここから空気が入ってきてしまいました。


最初は大丈夫だったのになぜか?


それは今回、アクリルパイプと塩ビキャップを接着剤で止めたのですが、

どうやらこの接着剤が最初は機能していたけど、気圧低下により揮発して接着面に隙間が出来てしまったらしいのです。(先生がその場ですぐに解説してくださいました…!)

つまり、接着方法を変えれば確実に気圧低下出来るということが分かりました。

今回の実験では気圧が1000hPaから850hPaまで下がりました。
分かりやすく言えば、上空1.5kmくらいまで気圧を下げることが出来ました。
大気のある空を上層・中層・下層で分けたら1番下の下層まで到達したわけですが、私が目指しているのはもちろんひこうき雲が1番現れる上層!
つまり200〜300hPaまで下げるのがまずは第一目標です。

また更新します!

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