見出し画像

人類滅亡の予言とその根拠は

16世紀のフランスの占星術師・ノストラダムスは、20世紀が終わる1999年に人類滅亡か、それに似た大事件が起こると予言しました。世界はその予言におののき固唾をのんで見守りましたが、さいわい私たち人類は、2021年5月現在の今も地球に存在しています。

画像1

1999年には、コソボ自治州の民族紛争で、バルカン半島の複雑な民族問題が注目されました。日本では東海村核燃料加工会社で、国内初の臨界事故が起きています。

マヤ暦では2012年の冬至の前後に、人類の終末説が世に広まりました。ちなみにマヤ暦は、2012年10月28日で終わっています。不穏な説の根拠を探ってみましたが、いきついたのは「ポールシフト」説です。

画像2

地球の自転で発生する磁極や自転軸などが、なんらかの要因で現在の位置から移転する現象で、地球の地磁気は40万年周期で反転していることが、地質学的に明らかになっています。

その40万年周期の節目となるのが、2012年だったのです。もしポールシフトが起きていれば、地球的規模での大地震や津波が発生して、人類滅亡の悲劇が起きていたかも知れないのです。

画像3

その他にも地球は、11年ごとに発生する「太陽嵐」に襲われています。陽子の噴火といわれる「太陽フレア現象」は、強い磁場と高密度のプラズマを伴った太陽嵐が地球に到達することで、電力供給網を混乱させる危険をはらんでいます。実際に1859年には、アメリカとヨーロッパで電信網がショートし、1989年にはカナダのケベック州全域で停電が起きました。

新型コロナウィルスの脅威は

画像4

そして現在は、「変異株」という手段で生き残りを図るコロナウィルスと、ワクチン接種のせめぎあいが世界を覆っています。人類と伝染病との闘いは古くはペスト、天然痘、梅毒などの疫病や、最近ではSARSやMARS(重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルエンザがあります。

人類がこれらのウィルスを撲滅したのは、天然痘ただ一つだけです。ヨーロッパで猛威をふるい続けた天然痘は、18世紀末まで年間40万人の命を奪い続けました。日本でも中国や朝鮮半島との交易がはじまった700年代に、天然痘がはびこった記録があります。

周知のように天然痘を克服したのは、1796年に英国の医師ジェンナーが開発したワクチンでした。WHO(世界保健機構)が、天然痘の根絶宣言をだしたのは1980年でした。

天然痘以外は人類とウィルスの闘いは、これからも続いていきますが、ウィルスと人類の共存をはかる知恵は、私たちのライフスタイルそのものが問われているのです。


事実と想像の区別ができない脳

画像5

気持ちがふさがる話が続いたので、話を切り替えます。

米国ミシガン大学研究チームの調査では、個人の心配事の80%は起こらないそうです。古代中国にも「杞憂」(きゆう)という言葉がありますね。天地が崩れて落ちるのを憂いる、取り越し苦労の意味です。ミシガン大学の研究では心配事の80%は、あらかじめ準備することで解決できる。手の打ちようのない「本当の心配事」は、全体の4%に過ぎないそうです。

画像6

運勢学的には人のバイオリズムは、宇宙や自然の循環とシンクロしているとみていますが、さらに掘り下げると人は自律神経によって動かされているのです。(交感神経と副交感神経)


専門書をひもとくと、自律神経系は意志とは無関係に、血管や心臓、胃腸など、生体の植物的機能を自動的にコントロールする神経ですが、脳が思考したことを無条件に反応するという特性を持っています。梅干しを想像するだけで、唾液が分泌されるのはその一例です。思考は言語で構成されているから、言葉が自律神経、ひいいては人そのもを支配する。すなわち言葉を操ることで、自分をコントロールすることができるのです。

脳には面白い特性があります。現実と想像の区別がつかないのです。(だまされやすい)「今日はとても良い日だ」と口にすれば、脳はこの言葉を読み取り、自律神経がこれを実現しようとします。想像上のことであっても、身体は現実のことと同じように反応するのです。

自律神経は人称を解さないので、相手への賞賛や感謝の言葉も、発声している自分への礼讃や感謝の気持ちとして認識するのです。脳は事実と想像(フィクション)の区別がつかないので、まだ起こっていない心配事について悩んでいても、今、その心配事が起こっているように錯覚して身体が反応してしまいます。

失意を勇気に変える魔法のことば

画像7

・強い者が生き残るのではない、生き残った者が強いのだ。(個性は不変ではなく毎日変わります。失敗は人生の免疫力を高めます。)

・幸運とは、準備がチャンスに間に合うこと。(窮まれば通ず、通ずれば変ず、変ずれば久しです)

・「いいときは焦らず、悪いときは諦めない」(棋士・谷川浩司)

・小人は縁に気づかず、中人は縁を生かせず、大人は袖すり合う縁も縁とする。

・苦しい時期は、心の貯蓄をする時間。頑張らないけど諦めない。不安をバネにして愉しむこと。今が面白くない人からは、運もお金も逃げていく。

・クライシス・マネジメントの基本は、悲観的に準備し、楽観的に対処すること。(期待はしても、アテにしない)


・悩みの振れが大きいほど、成長の角度が大きく(谷深ければ山高し)、仕事の成果も挙げられる。(鑑定時に出会う、失敗と悩みのパターンで、成長過程の悩みが多いものです。成功者は「実績プラス試練型」の波を経験してきた人で、高いハードルを次々とクリアーしてきた人です)

画像8





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?