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占い鑑定とコーチングのドッキング

運勢学に新境地を開く試み

新型コロナウィルスによるパンデミックは、間もなく2年におよぼうとしていますが、人の営みに劇的なパラダイムシフトを喚起しています。教室やセミナー、占い鑑定など面談を主にする、わたしの生業(なりわい)も開店休業を余儀なくされています。オンライン化に活路を見出そうと試行錯誤を重ねていますが、アナログ世代の哀しさで、一朝一夕に結果を求めることは至難の業です。

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東京五輪を目前にして、列島各地で泥縄式のワクチン接種がはじまり、人々はコロナ禍の収束に望みを託すようになりました。わたしも年中無休の生活から、リモートワークに転じた経営環境を千載一遇のチャンスとして、働き方改革の模索に集中してきました。

わたしの鑑定スタイルは、カウンセリングやコンサルティングの領域までおよんでいますが、最近になって「コーチング」という言葉に惹かれるようになりました。YouTubeやネット情報、関係書籍を片っぱしから読み飛ばしていくうちに、求めているもののアウトラインが、可視化できるようになりました。

この稿のタイトルにした、「占い鑑定とコーチングのドッキング」です。

日本のコーチング市場規模は300億円

コーチという言葉は、15世紀に軽くて速い馬車をつくっていた、ハンガリーの町の名前、Kocs(コチ)に由来するそうです。馬車の役割は「大切な乗客を、その人が望むところまで送り届ける」ことですが、そこから派生してコーチングは、「人の目標達成をサポートする」という意味に進化したのです。

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アスリートを支援する「コーチ」が登場するのは、1860年ころになります。その後は個人や組織の目標達成を支援するスキルとして、教育、医療、士業、専門職、管理職など、さざまな分野で発展してきましたが、発祥は1950年代のアメリカです。
当時ハーバード大学のマイルズ・メイス助教授が著した、[the Growth and Development of Executives」のなかで、「マネジメントには、コーチングが重要なスキルである」と提唱しています。日本では1997年に「コーチ・エィ」社が、コーチ・トレーニング・プログラムの提供を始めましたが、日本でのコーチングj実績は四半世紀にもおよびません。

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日経新聞の報道によると、アメリカのコーチング市場規模は1兆6000億円、対する日本は約300億円の規模だそうです。(日経新聞の発行日が不明で、いつの時点かは分かりません)日米の人口比率から換算しても、その差は50倍にもなります。日本のコーチ人口は、一説では1万人といわれていますが、旺盛な市場ニーズからみても、伸びしろは前途洋々だともいえます。

カウンセリング・コンサルティングとコーチングの違い

わたしが占い鑑定の場で併用している、カウンセリングとコンサルタントは、次の意味があります。

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カウンセリング
クライアントの話を聞きながら、クライアントの過去の問題に焦点を絞って、クライアントの気持ちを整理することを重視したアプローチをします。精神医学や心理学の立場から助言を当てる身の上相談です。
コンサルタィング
クライアントの問題や課題の解決が目的で、現状を分析して問題点や課題を見つけ出し、最善の提案を行います。コンサルタントが培った知識、情報、ノウハウを用いて助言や指導を行います。

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コーチング
コーチングは原則として、アドバイスや提案はせず、クライアントの潜在能力や発想力、可能性を最大限に引き出すサポートに徹します。クライアントが望む人生やキャリアのゴール達成が目的です。

占い鑑定との融合で、コーチング市場を牽引する

占い鑑定はクライアントの悩み・迷いを解決するために、クライアントの個々の運気の波に応じて、解決する手段や時期を提示します。

クライアントの資質や短所・長所、生涯運における運気の旺衰など、全体像を把握したうえでの提案(示唆)ですから、コーチング、カウンセリング、コンサルティングのスキルを合わせて活用することで、総合力とシナージ効果を発揮することができます。

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金融機関系列シンクタンクの調査データによると、占いマーケットはスピリチュアルも含めて、1兆円に達しているようですが、占い鑑定とコラボすることで、300億円のコーチング市場を牽引することも夢ではありません。

従来のコーチング手法とは異質な占術を加えることで、オンリーワンのコーチングスキルを創ることを目指しています。

お問い合わせは
 https://hikoden.biz

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