【ネタ感想会】センサールマン 漫才 ゴジラ
この記事は、スパンキープロダクションの芸人による「ひとつのネタに対してみんなで感想を書く」という企画に参加したものです。
今回のネタはセンサールマンの漫才『ゴジラ』で、感想を書くのが、高田、ボーカル、単細胞、オイカゼワサダ、純情ポパイ山田、ひこーき雲佐藤の6人です。
ネタ動画はこちら!
面白いですね(笑)
まぁ、面白いだけじゃ感想が浅すぎるんでもう少し詳しく。あんまりこういうとこで人のネタの事を書いたりお笑いについて語ったりしないんで、ある意味レアですよこれは!興奮してるの僕だけですか!?(笑)
以下はネタバレになるのでぜひ上の動画をご覧になってからお読みください。
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センサールマンってホンマに、お客さんをつかむのが早いんですよね。
『ゴジラって作品あるじゃないですか』
の時点でもうこっちは聞く体制に入ってしまいますから。やっぱり植男君の声と喋り方の説得力ですよね。抑揚の付け方とか完璧です。
で、ファーストボケの植男君が突然熱くなって仕事人が『嫌いじゃない』っていうとこ、これもホンマに、ファーストボケとして丁度いいんですよね。丁度いいって変な言い方やけど、丁度いいんです(笑)
あんまり変なこと言うてお客さんの頭に『?』を付けたらあかんし、もちろん面白くないとあかんし。
僕がセンサールマンの一番凄いと思う所はこのつかみの早さとファーストボケの秀逸さなんですよね。仕事人の受け方も完璧です。
あかん、ネタの解説みたいになると長くなるのでこの辺にしときます(笑)
あっ、ちなみにこの記事でセンサールマンを初めて知って方がもしいらっしゃいましたら、ハット被ってる黒い方が愛植男(あいうえお)で、白い方が山﨑仕事人(やまさきしごとにん)です。このネタ以外も面白いのでぜひぜひ。
で、感想ですよね。まぁ感想は基本、面白いしかないんですが(笑)
このネタ、見終わった後に思い返して2度楽しめますよね。結局ゴジラは何のために出て来たのかとか、最初に出てきた屋外で髪洗ってる女は何やったのかとか(笑)
でもこれ、センサールマン以外がやったら面白くないんでしょうね~(笑)
2人の表現力があってこそな感じですよね。仕事人もめっちゃええリアクション取ってるし。
この『演出が超絶ショボい演劇』っていう設定やと普通ならどうしても言葉で笑いを取ろうというか、『着ぐるみの変わりに頭に○○を乗せる』とか『ゴジラが登場する時のBGMには○○を使って…』とか、簡単にフレーズだけで取りに行きたくなるもんなんですけど、そっちに行かずに表現力で魅せるっていうのはなかなか出来ないですよね。もちろん自分達の良さ、お客さんからの見え方がわかってるからこそなんですけど。ちょっとでも手ぇ抜いたら面白さが半減してしまうネタやと思うんですが、さすがです。
感想書くから何回も見返したんですけど、何回見てもやっぱり髪洗ってる女と最後の『何のつもりだ~』のとこは吹き出してまいます。ホンマに、何のつもりなんでしょう(笑)
僕も手ぇ抜かんように頑張ります(笑)