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訪問看護〜最後の砦で勤務開始〜

第1章の主戦場の隣の区で勤務が開始となった。
訪問診療の院長兼理事長が
「都合よく使えてハイレベルな訪問看護を」という思いで
新規立ち上げをした訪問看護ステーション。


そしてこの訪問診療所がハンパなかった。
エリアのケアマネ・病院などから
​​​「最後の砦」​​と認識されているとのこと・・・
この「最後の砦」と言われる所以は
後々のブログでご理解頂けると思います。


ここで出会った管理者は前職とは違ったタイプだった。
しっかりアセスメントして・・・というタイプではなく
戦闘力・機動力・コミュ力に長けたイケイケな女性看護師。
今でも忘れないが「どこに血管あるの?」という脱水患者に同行した時
「ごめん、ベッド乗るね!!」と口に留置針咥えて乗っかり
1発で留置して・・・といった出来事は今でも鮮明に覚えている。
シンプルに「すげぇ・・・」と圧倒されたが、
このくらいのスペックはこのステーションに必須だと後に痛感する。


​「医療的なことは研修医レベルは最低限でも求める」by院長(初日)​
この段階で戦闘力抜群の精鋭集団に来ちゃったよ・・・とかなり圧倒される。
んでも、圧倒されたと同時に「自分の限界に挑戦したい」という
気持ちが沸々と湧いてきて毎日毎日「前回の自分を超える」日々が始まる。

ここでの私の最大スペック
1日訪問延べ件数:6件
受持ち人数:20人
オンコール回数:月10日

これがこのステーション&診療所での3年で脅威的に化け、
「おれ」か「おれじゃないか」といったローランド的な思考を持った
唯一無二な訪問看護師が爆誕することになる。


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