子ども学習支援への道

 
私はスクールソーシャルワーカーという仕事をしており、小中学生と関わることが多いのだが、あたりまえだけど現在は私が子供だった頃と結構違う。まず教室の人数が少ない。昔は40人以上いたけど今は最大でも35人に定められた。管理する先生も少しは楽になりまぁ適正な人数だと思う。次に下の名前(ファーストネーム)で呼ぶこと。あだ名はダメ。名前が超多様化(キラキラ化?)してるから6割方読めない。悪魔くん事件も今になってはふーんて感じる。今思うと昔のあだ名文化は酷かったなぁ。「チビ、デブ」など外見からのインスパイアー系や家庭の経済状況をいじったり、成績が悪いと「✕✕級に行け」(今で言う支援学級のこと)とか平気で言われてた。
他にも英語やプログラミングなど科目が増えたのに土曜日は休みだから色々と大変です。修学旅行も短くなっているのかな。
まあそんな中、一番変わったと思うのが不登校の増加で、中学校だとざらに居る。クラスに3,4人似ても全く不思議じゃない。昔は学校に行かないという選択肢はほぼ無かったけど、今は大あり。だって家は楽しいもん。ネットで動画見たりゲームしたり、エロも無料であんなことやこんなことも見られる。昔はエロを獲得するのが大変だった(しみじみ)。そりゃ私だって行きません、許されるなら。
両親が共働きだったり、または一人親、祖父も祖母もいないので日中一人だけ。朝、家を出たふりして誰もいないところに戻ってきたりして。ただそれが悪いとは全然思わない。社会状況が変化してそうなるのは当然の帰結。自然な流れなのでノープロブレム。ただ幼少期からスマホの見過ぎで目が見えなくなるは心配だけど。
私が最も気になるのは学習面で、コスト(時間、労力、お金)をかける親とかけない親の格差が非常に大きくなっている。仕事を持っていて時間がなく、教える力も弱い、お金もかけられない…親が増えていると感じるのです。そこで子どもへの学習支援という課題に一石をとなるのですが、いろいろ考えた中、お金もなく知能もそんなに良くない私が考えたのは…次回!


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