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エルバンってどんなブランド?

みなさん、エルバンというブランドをご存じでしょうか?

エルバンは1670年(ルイ14世在位時代)にパリで生まれた老舗ブランドです。
筆記具に詳しい方なら一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、
もしかすると初めて聞くという方も多いかもしれません。

現在は、モノに溢れている時代。

筆記具売り場にいくと、ボールペンや万年筆、そして、シャーペンなどがたくさん並んでおり、どれを選んでいいか分からなくなりますよね。

ブランドストーリーや商品の魅力を知れば、商品を買う理由が見つかります。
そんなあなたに、ぜひ商品を選択する上での知識となればうれしいです。

それでは今回は、エルバンのブランドをご紹介します。

この記事を読むと、エルバンがどんなブランドか分かる、プレゼントやギフトにエルバンを選びたくなる、エルバンの商品が欲しくなります。

さぁ、あなたもエルバンの魅力を感じて、お気に入りのペンを見つけてください。

ブランドストーリー

エルバンは1670年(ルイ14世在位時代)にパリで生まれたシーリングワックスとインクの老舗ブランドです。

船乗りだった創始者J.エルバンがインドで買い付けた品が、飛躍的にシーリングワックスの質を高め、やがて封ろうは欧州の流行になりました。そして習慣となり、王室のご用達となりました。

フランスを代表する高級香水瓶の封は、その誕生以来、エルバン社の制作によるものです。

1700年にはインクの生産を開始。

1729年、最後の神聖ローマ皇帝フランツ2世戴冠の折には、エルバンのインクが献上されたとの史実も残されています。

自然の中の豊かな色のイメージに着想を得たインクは評判を呼び、やがてフランス全土の小学校の指定色として愛用されるようになりました。

古くからの伝統とこだわりが感じられるブランド

古くからの伝統とこだわりのあるインクは、豊富なカラーバリエーションで展開されている、エルバンに代表される商品です。

特徴的な四角いフォルムのボトルには、それぞれのカラー名を象徴するデザインがラベルされています。

ラベルを眺めるだけでも、ワクワクしてきそうなインクは、使用感はもちろん、色やデザインなども洗練された見た目にもこだわりのある商品です。

エルバンを代表するカラー「ヴィオレパンセ」はすみれから生まれた濃い紫色。

エルバンのブランドとして最初に作られた「ブラック」はその艶のある黒のクオリティから「インクの真珠」とも呼ばれています。

また定番のブルーにもさまざまな背景をモチーフにしたカラーが展開されています。

それぞれのカラーにストーリーが感じられるエルバンのインクは、インクの使用だけでなく、それぞれのカラーのストーリーを楽しませてくれます。

万年筆には欠かせないインク。

お気に入りの万年筆に、エルバンのとっておきの1色をみつけてみてはいかがでしょうか?

もちろん、カラーバリエーション豊富なエルバンのインクですので、さまざまなカラーを揃えて楽しむこともできます。

デザイン性にも優れているため、プレゼントにも喜ばれる一品です。

ぜひ、万年筆を愛用している方には一度、手にとっていただきたいブランドです。

これからも、伝統を大切にしながら革新的な商品が生み出されるブランドとして、新しい商品開発が楽しみです。

筆記堂で取り扱うエルバンはこちら↓