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モチベーションとお金の関係

モチベーションというテーマを考える上で、やはり一度は考える「お金」について考えてみたいと思います。

早速ですが、スポーツ選手の高額報酬について、どのように考えますか?このモチベーションとお金の関係を考える上で皆さんも一緒に考えてみてください。
プロ野球選手やサッカー選手、またF1ドライバーのような危険を伴うスポーツ選手は、非常に高額な収入を得ています。

2021年F1ドライバー年収ランキング(『フォーブス』算出)
1位 ルイス・ハミルトン(メルセデス)6200万ドル
2位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)4200万ドル
3位 フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)2500万ドル
4位 セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)1800万ドル
5位 セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)1500万ドル
6位 シャルル・ルクレール(フェラーリ)1200万ドル
7位 バルテリ・ボッタス(メルセデス)1000万ドル
7位 ダニエル・リカルド(マクラーレン)1000万ドル
9位 ランド・ノリス(マクラーレン)900万ドル
10位 カルロス・サインツ(フェラーリ)800万ドル

私の個人的な考えてとしては、もちろんOKですし、多くの方は問題ないと考えていると思っています。では、それが子供の場合だったらどうでしょうか?

「子供に勉強やお手伝いをしたら100円をあげる」もしくは「テストで100点を取ったら1000円をあげる」といった場合はどうでしょうか?

おそらくスポーツ選手の場合よりは、問題があると考える方が多いのではないでしょうか。実は私も子供の動機づけがお金であることに疑問を抱いてしまうかもしれません。でも大人の動機づけとしてお金は良くて、子供の動機づけとしてお金がダメというのもしっくりとしない気がします。

お金という動機づけに反対をイメージされている皆さんは、ヘッドハントについてはどのように考えているのでしょうか。お金があれば確保できるのか。
もちろんお金が全てではありませんし、収入が減ったとしても、成し遂げたいことがあり転職をした経験やお金以上の動機づけがあって行動した経験はありませんか?
上記にF1ドライバーたちの年収がありましたが、彼らの中には年収が減ったとしてもフェラーリなどトップチームでF1を走らせたいと思い、移籍を決意したドライバーたちが何人もいました。

このお金とモチベーションの関係は非常に難しい問題です。誰もがダブルスタンダードを持っており、お金が全てではないけど、それ以外の動機づけも欲しいと思っており、このバランスが難しいのだと思います。

モチベーションの理論について
お金のモチベーションの関係を考える上でモチベーションの理論について考える必要があるのだと思いますモチベーション理論は、大きく分けると欲求説と過程説に分けることができ、以下のようになります。

内容=欲求(何が行動を活性化させるか、に関連)
過程=意思決定(何が行動を方向づけ、長期に渡り持続させるか、に関連)

欲求説の中には、多くの方が聞いたことがあるかもしれませんが、マズローの欲求5段階説やアルダルファーのERG理論、マグレガーのX理論Y理論などがあります。過程説には、期待理論や公平理論、内発的動機づけ、外発初的動機づけがあります。

次回は、このモチベーション理論について、項目ごとに記事を書いてみたいと思います。

※本記事は、University of Massachusetts Lowellの授業を参考にし、学んだことの一部をアウトプットのため記載にしております。


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