コロナが流行っている世界は意外に居心地がいい

はいどうも社会不適合者です。

最近コロナの話をニュースで見ない日がないですね。それほどコロナは社会現象となっており、今の生活からは切り離したくても切り離せないものとなっています。

コロナによって、国からは自粛を呼びかけられて半ば強制的に店を閉めなければいけない人もいる中、こういったことを言うのは大変恐縮ですが、僕にとっては、このコロナの流行っている社会は意外にも居心地がいいものです。

その理由は、短絡的なもので、ひきこもるという行為が国から推奨されているためです。僕は、現在ひきこもり人間で、元々外に出ることに対して異常なまでの緊張感を覚える人間です。そのため、一時的とはいえ、国家から引きこもりを認められたような気がして正直気分がいいです。

コロナが流行っていない正常な社会においては、ひきこもりという存在は、ゴミ同然なので、社会から口汚い言葉で罵られることなどは日常茶飯事です。

ひきこもりの人が何かしらの犯罪を犯してしまったというニュースが流れたら、世間はその犯罪についてではなく、加害者がひきこもりであるということに焦点を置いて、「やはりひきこもりは犯罪者予備軍なのだ」と言わんばかりに容赦なくひきこもり叩きに移行してきます。

他の職業の人が何かしらの事件を起こしたとしてもそのようなレッテル張りは決してしないにも関わらず、ひきこもりに対しては明らかに攻撃的です。

また、とある官僚の方が、ひきこもりである息子を殺害した際には、世間からは殺害を咎める声どころから賞賛の声まで浴びせられるといったことまで起きています。これは相手によっては殺人も良しとする解釈でいいのだろうか、と疑問を持たざるを得ないです。

このように、ひきこもりを徹底的にまで攻撃する社会が、コロナが蔓延した途端、自粛という名のひきこもり行為を推奨してくるのは、正直面白いです。

そして、真っ当な社会であれば、決して批判の対象にはならなかった、家ではじっとしていられない人たちが、不要不急の旅行や外出をしまくると、それに対して批判が集まったりもしています。

正常な社会では考えられないようなこの逆転現象は、正常な社会ではゴミ同然にしか扱われない社会不適合者にしてみたら、色々な意味でワクワクさせられます。

もちろん、コロナによって人が亡くなることや、これまで懸命に事業をしてきた人が、それを辞めざるを得なくなるということに対して喜んでいるわけでは決してないです。

ただ、この逆転現象が起きた社会が、個人的には居心地がいいというだけの話です。

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