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年末年始が嫌いな話

ずいぶんお久しぶりです。早紀子です。
この投稿を読んでくださる方がいればいいな、と思います。

私は皆が浮足立つ年末年始が大嫌いである。
それは何故なのか。
「今年も何も成し得ることができなかった」という
罪悪感と焦燥感に心が支配されるから。
何もできなかった自分自身に腹が立つ。
ただ、時を戻せるとして何かが出来たのかと問われると
答えはきっとこうだろう。
何もできない。

今、年末を迎えて嫌でも一年を振り返るような機会が多い。
テレビなんてもん見てられない。
この気持ちは地獄に近い。

年が明けたところで気持ちは一気に張り詰める。
「今年こそは何かを成し遂げなければいけない」
そう思ってしまうからだ。
私は一体何が「おめでとう」なのか、と思う。
大人になって何をしているのだ、と思う。

私にはトラウマがたくさんある。
心の中に1つ2つ線を引いてもどうしても消えない思いがある。
もう、思い出すな。と言い聞かせても駄目なのだ。

年末になると来年は何をしてるのか、と思うことがある。
そこにはすこしの希望が混じるから厄介だ。
去年の年末にも思った。
そして今、年末を迎えて分かった。
何もしていない。

満たされないままの心の奥の劣等感。
間違ってなかったんだと誰かに肯定してほしい。
私は一生懸命だった。間違ったことなんてひとつもなかった。
そう思い、自分に言い聞かせるのが精一杯の防衛本能だ。






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