表情を変える

本日はBUMP OF CHICKENの配信ライブということで、仕事もそこそこに(といいつつすごい暇だったくせに最後の最後で面倒なことが3件くらい連なって間に合わないかと思ったが)、帰宅をしてライブを見た。
思えば直近のライブが2019年の東京ドームで、それは生で見ていたわけなんだけど、あれ以来彼らにも色々あって、ひどく長いこと離れていた時期からの復帰、からのまた少し聴きにくくなっていた時期があり、朝ドラを見る習慣もすっかり抜けてしまったので、『Small World』でまた久しく戻ってきたような気持ちだった。そんな中での今回のライブは30分程度だったけど、色々あった中でも出し続けてきた楽曲たちは本当に良いものばかりで、カラーもそれぞれ違っている。穏やかな『Flare』、跳ねる『Small World』、突き抜ける『アカシア』、そして今回はやらなかったけど、さわやかな『なないろ』。もう25年もやってきた彼らは未だ、様々な表情の楽曲を生み出し続けている。
そして今回のライブでも思ったが、本当にいろんな楽曲を置いてけぼりにせずに連れて行く。先日加入したNetflixにまさかのAurora Arkツアーの東京ドーム公演(つまり見にいったやつ)が転がっていたので見直して思い出したけど、まさか『真っ赤な空を見ただろうか』をやるだなんて思ってなかったし、『バイバイサンキュー』を今更生で聴けるとも思っていなかった。今回でいえば『サザンクロス』は再度聴き始めた頃にすごく好きになった一曲だったのでこれまた喜びがあった。どの楽曲も大事に大事に、できるだけ一緒に連れて行く、そんな気持ちが伝わってくる。
幕張の公演は取れるか分からないけども、また彼らの暖かな空間に混ぜてもらいたいと願うばかりだ。

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