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静かな大使館別荘で中禅寺湖を眺める。

20㎞・8時間半の尾瀬ハイキングの次の日、全身ガチガチの筋肉痛になりながら、栃木県日光市にあるイタリア大使館別荘記念公園へ行ってきた。

緑に囲まれた、THE・避暑地な場所に建っているイタリア大使館別荘。当時の設計図をもとに復元された建物で、床材や建具、家具などは再利用されているらしい。

そして、中禅寺湖畔の目の前という…。いい場所に決まってるじゃんかあ。

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(6年前のスマホの画質なのでザギザギしてる。)

ここが異国情緒漂う国際避暑地…。

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設計はフランク・ロイド・ライトのもとで学んでいたというアントニン・レーモンド。昭和3年にイタリア大使館の夏季別荘として建てられ、平成9年まで利用されていたという。中禅寺湖畔のまわりは明治中頃から昭和初期まで外国の方から人気で別荘も沢山建っていたらしい。そこからの国際避暑地として発展したわけね。本当に静かに過ごせそうな場所だ。(隣の副邸では、当時の映像や写真などの資料が展示がされている。面白かった。)

外観はちょっとびっくり。杉皮張りだ。なんて特徴的なんだろう。私の撮った写真では伝えきれないのが悲しい。

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そして、この日は雨で少し色が濃く見えて、さらに渋い雰囲気が漂っている。
「手の込んだ建物だなあ」と外観の時点で関心していたらまさかの中も杉皮貼りだった。いろいろなパターンの貼り方があるので壁から目が離せない。壁たのしい。

中は解放感のある造りで、書斎・食堂・居間が仕切りなくワンフロアになっていて、奥には『Caffe Como』というカフェもある。

あ、大使館の別荘っぽい。

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食堂にも暖炉がある。

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ちょっと体が冷えていたのでコーヒーを頂くことにした。

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(カフェスペースからの眺め。)

横にはお土産コーナーもあった。
私は、観光感満載な持ち手がくり抜いてあるタイプクリアファイル〜イタリア大使館・紅葉ver〜を購入した。

そして、メインofメイン。
もうずっとここにいたい!と だれもが思ってしまうベランダ風のバルコニー。

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美しい中禅寺湖を眺めることができる。この日は平日で、そんなに人も多くなかったので暫くソファに座りボーっとしていたが、この後は滝や神社ど巡る予定だったので、しぶしぶ離れ、2階へ移動することにした。あのままいたら完全に寝てしまい、家電良品店のマッサージチェアで寝てるおじさんみたいになってたと思う。

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2階へとあがる階段は上、下、横と全方位360度杉皮張りに囲まれていた。ここにも皮が。

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一つ一つの装飾など手の込んだものがたくさんあるが、全体的には色味的に落ち着いた空間が広がっている。可愛らしいかたちのブルーやピンクのベッド。

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各部屋には可愛らしいベッドがや家具が並んでいたり、歴代のイタリア大使の写真が飾られていた。寝室は中禅寺湖に面して並んでいるらしい。

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避暑地で別荘ときたら、そりゃこんな居心地のいい贅沢な空間になるよなあ。こんなところで夏を過ごせたら最高だろうなあ。夢。鬼の羨ましさ。

次回訪れる時は、紅葉の時期にしよう。素敵に違いない。日本ロマンチック街道とイタリア大使館別荘記念公園と近くの英国大使館記念公園の順に行ってみたいなあ。

またいつか、日光の建物めぐりを。


■旧イタリア大使館別荘
イタリア大使館別荘記念公園
■昭和3年(1928)
■栃木県日光市
■国指定有形文化財
■設計 アントニン・レーモンド


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