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産まれてから小学生までの記憶

自己紹介をしていない事に
今頃気付いたので
これから少しずつ自己紹介を。

プロフィールに書いてある通り
ざっくり伝えると

元風俗嬢。
元赤線立ちんぼ嬢。
元デリヘル店オーナー。
元覚醒剤依存症。

産まれた時からの事を
少しずつ詳しく話すと、こう。

姉が1人いる。
昭和58年1月に私は産まれた。
母は私を産んですぐ
父の元に子ども達を置いて家を出た。

と言えば綺麗な書き方になるが
私からしたら要は
母は子ども達を捨てた。

母に捨てられた姉と私は
父の母、
私達からすると祖母に育てられた。

父の借金が
おそらく離婚の原因なのか
4歳か5歳の頃まで住んでいた一軒家を
突然売りに出す事になり
父は出稼ぎに都会へ

私と祖母は
姉が小学校に行っている間に
リヤカーに荷物を載せて
少しずつ引っ越しをした。

今考えると
引っ越し業者に頼むお金すら
なかったのかな。

本当に殆どの荷物を
自分達の手で運んだ記憶がある。

まだ小さかったのに
こんなに沢山の重たい荷物を
運ばなきゃいけないんだ、、、
って衝撃的だったから
覚えてるのかもしれない。

引っ越した先は
古い一軒家

ビックリすることに
トイレは
あの「ぼっとんトイレ」

汲み取り式のトイレを
使ったことがない人には
嫌さ度合いが分からないだろう。

この引っ越しから先
私が中学生になるまで
借金取りに怯える生活がスタートした。

幼少期、初めて触れ合った
家族以外の大人は「借金取りのチンピラ」

夜は出来るだけ早く
電気を消して居留守を使うこと

もし電気をつけている時に
借金取りがきたら
動きを止めて借金取りが帰るのを
ジッと待つこと

こんな生活を長年強いられて育った。

誰も助けてくれる大人はいない。

私が小学生の頃に
SNSがあったら
ハッシュタグはこうだっただろう。

#借金取り
#居留守
#暗い
#怖い
#怒鳴り声
#声が出せない
#足音を立てられない
#つらい
#苦しい
#家から逃げたい

うーん、自分で書いててツライ。

本当に嫌な生活だったなぁ。
小学生の間の生活は本当に最悪だった。
家の中は常に汚くて
ゴキブリだらけ。

エアコンなんかないから
冬は激寒、夏は激アツ。

お風呂にシャワーもついてないから
頭を洗う時にはホースから
流れてくる「水」を使ってた。
蛇口がね、水しか出ないやつでね。

思い出してたら
なんだか疲れてきたので続きはまた今度。

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