【人生観】喜ばれる人になりなさい

こんにちは、hikaruです。
最近すっかり暖かくなってきて、春の訪れを感じますね!
いきなりですが、皆さんが大切にしている「人生観」はありますか?
私は、この世界に生まれてきたからには、ただの消費者として生きるのではなく、何かをgiveしたり、+の影響を与えることができればいいなと漠然に思っています。それが、仕事なのかプライベートなのかは、まだ明確にわかりませんが、、、
今回は、そんな「人生観」にヒントをくれる本を読んだので紹介します。

喜ばれる人に

この本ですが、何の話かというと、「人は話し方が9割」の著者である永松茂久さんの生い立ちと茂久さんのご両親の教え(主に母)が物語形式で書かれています。もちろん実話です。本を読みながら、途中で号泣しました、、、
本で号泣したのは、初めてかもしれません。
ストーリーのあらすじが気になる方は、是非ご一読ください。
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この本で記載されていた内容ですが、キーワードは「for you 精神」です。
これは何かというと、、誰かに喜んでもらいたい、役に立ちたい、誰かを応援したい、幸せにしたいといった自分のためでなく、誰かほかの人のために、何かをしようとする心掛けのようなものです。
それでは、本の中でいいな!と思った部分を「for you 精神」に触れながら、2点ピックアップしていきます。


①成功するために最も大切なこと

 成功するために最も大切なことですが、ずばり「相手の気持ちや痛みを理解する力」です。
本書の中で、茂久さんはたこ焼き屋さんになることを夢見ており、東京の某有名なたこ焼き屋で修行を積んだあと、地元に帰り、たこ焼きの試作会を開きました。その試作会で
①修行で培ったノウハウが詰まったたこ焼き
②茂久さんオリジナルのヘルシーなたこ焼き
の2種類を提供しました。
試作会の結果ですが、前者に軍配が上がりました。
それでも、②のたこ焼きで勝負したかった茂久さんですが、父の助言で①のたこ焼きで、開業することを決めました。
というのも父の曰く、②のたこ焼きは自分自身が作ったというオリジナリティが評価されることに対して喜びを感じることがメインになっていたのです。言い換えれば、自分のこだわりを押しつけて、自分が喜びたいということです。たしかにそれだと、うまくいかなさそうですよね?
一方で、①のたこ焼きは、試作会の結果からも分かるように、お客様の求めるものに違いありません。また、今後のことを考えると、自分が儲けるだけでなく、従業員の生活のことも考え、利益を出していかなといけません。
ビジネスの根源は、お客様が求めるものは何か?・お客様にどうやったら喜んでもらえるか?であるということです。
我が強いことは時に、ビジネスにおいて大敵になるということですね。


②感動の生み出し方

 誰かに感動してもらうために、皆さんならどうしますか?
例えば、相手が恋人だとしたら、誕生日に手作りのアルバムを作ろうだとか、サプライズで驚かせようだとか、、、
思いつく限り、たくさん方法があるかと思います。
でも、よくよく考えるとそれらって非効率なことばかりじゃないですか?
そうです。実は、非効率なことから感動は生まれます。
一例として、飲食店内でのサプライズの誕生日祝いが紹介されていました。
実は、私の大学時代のバイト先も同じことを行っていたのですが、誕生日の方にデザートプレートをお持ちする際、店内の電気を全て消して、音楽と一緒にロウソクが付いたプレートをお客様に持っていき、お祝いするのです。
このサービスですが、料理の提供も止めて行うため、非効率ですよね?
また、もしかすると他のお客様の中には、「静かに食事を楽しみたいのに、、、」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際に祝われた方は、「私1人のために、ここまで考えて、もてなしてくれたんだな」と感じます。こういうときに人は感動するんです。
もちろん、効率的に何かを行うことは大事ですが、それだけが全てではないのです。

最後に

いかがでしたでしょうか?
誰しも、自分の中にエゴが存在するので、なかなか他の人の意見を素直に聞き入れたりというのは、時に難しかったりします。
なので、こういう考え方があるんだなぁ~って思っていただけて、何かが変わるきっかけになれば幸いです。
ここで、1つ書き足しておきます。茂久さん曰く、喜ばれる人というのは、自分を捨てることではないということです。自分の本心に逆らってまで、他人の意見を拾うことは媚びているということになります。
自分のことは、一番大切にしてあげてくださいね!
それでは、また~

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