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私にとってのドイツ語


私の小さい頃からの夢(憧れの国で働く)を叶える為にはドイツ語が必須です。
初めのうちは書店や図書館でドイツ語の参考書を読んでは本当に自分に出来るようになるのかと溜め息ばかり。
私の憧れの国では本当に英語では生活出来ないのかな?などと考えたり...。
しかし参考書を購入し勉強してみると、もともと語学に興味があった事に合わせて夢を叶える為という目標もあり、とても楽しくて毎日参考書を開くのが待ち遠しいくらいでした。

参考書もそろそろ終わるかなという頃、突然勉強が頭に入らなくなりました。
私は独学を諦め個人レッスンを受ける事にしました。
しかしレッスンを受けてみると今まで文法しか勉強していなかった為、スピーキングが出来ませんでした。
最初は先生のゆっくりなドイツ語も聞き取れず苦労しました。

レッスンの度に私にはドイツ語のセンスがないんだ、と心が折れました。
でも夢の為、諦めませんでした。

今では多少早いドイツ語でも聞き取れますし、テレビ番組や動画を観ていても単語がスラスラと頭に入ってきます。
また、スピーキングですが以前に比べると上達したと思います。

昨年の夏にはÖSD A2の試験に合格しました。
通知書が届いた時には涙が出そうでした。
私の憧れの国ではドイツ語が最低でもA2レベルなければ在留許可の申請が出来ません。ですので、これでやっと夢に一歩近づけたのだと思いました。


私にとって英語は海外の方とお話しする為のツールであり、それ以上でもそれ以下でもありません。今のレベルに大満足はしていませんが意思疎通が出来ているのでまあまあ満足しています。

一方、ドイツ語がなければ私の夢は叶えられません。
勿論ドイツ語圏の国では殆どの場合英語が通じます。
恐らく短期間の滞在であれば生活は出来るでしょう。
しかし私はドイツ語を通じて大好きな国の文化や歴史、習慣などを知りたいと思っているのです。

元気がない時はドイツ語を聞きます。
全て理解出来る訳ではないけれど何故だか心が落ち着いて、ドイツ語を耳にするだけで目の前がキラキラ輝きます。
頭がおかしいと思われるかも知れませんが本当なのです!


私にとってのドイツ語はドイツ語話者と意思疎通する為だけのただのツールではありません。私の夢を叶えてくれる、人生を豊かにしてくれるパートナーなのです。


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