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リハ塾マガジン

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#膝

膝関節痛における動的評価のポイント

リハ塾の松井です! 膝関節の疼痛の1つの特徴として、歩行時に疼痛が起こる場合が多いです。 なので、動的な疼痛評価は必須の評価です。 今日は膝関節の疼痛に焦点を当て、動的評価の方法を一部ご紹介します。

膝OAの歩容の特徴~TStからMSt編~

リハ塾の松井です! 昨日の記事で膝OAの歩行におけるKAMをLR~MStについて解説しました。 今日はTSt~MSwについて解説します。

膝OAの歩容の特徴〜LR・MSt編〜

リハ塾の松井です! 以前の記事で膝OAの歩行でKAMを減らしましょうと書きました。 そこではICのことについて開設したので、今日はLRとMStについて解説します。

膝OAの歩容の特徴~IC編~

リハ塾の松井です! 今日は膝OAの歩行について。 膝OAの方の歩行ってどんなイメージがありますか? 代表的な歩容としてはラテラルスラストがありますね。 膝OAの方の歩行の1つのゴールとして、外部膝関節内転モーメント(KAM:Knee adduction moment)を減らすことが挙げられます。 KAMが減ればより理想的な歩容に近づくはずなので、今日はKAMを減らすには?という視点で解説します。

膝の動きを出すには下腿の内旋が重要

リハ塾の松井です! 今日は膝関節の運動学から少しお話しします。 スクリューホームムーブメント(SHM:Screw Home Movement)が膝伸展に伴う下腿の外旋というのは有名な話です。 ですが、メディアルピボットモーション(MPM:Medial Pivot Motion)は意外と知らない方もおられるのではないでしょうか? 個人的にはMPMの方がSHMより重要だと感じています。 今日はそういった視点から膝について解説します。

変形性膝関節症の疼痛は機能面だけではない

リハ塾の松井です! 昨日は変形性膝関節症の疼痛の原因について解説しました。 今日はその中身をもう少し詳しく見ていきましょう。 少しおさらいすると、膝OAにおける疼痛は関節内圧の亢進と滑膜の炎症が主な原因ということでした。 ですが、臨床をしていると疑問に感じませんか? 変形が大きくてもほとんど疼痛がない症例、反対に変形がほとんどなく腫脹と言えるような所見もないのにも関わらず疼痛が強く出現している症例がおられませんか? このことから、膝OAにおける疼痛は昨日の記事で挙げた

変形性膝関節における疼痛の2つの原因

リハ塾の松井です! 変形性膝関節症(膝OA)は臨床でもかなり多く見かけますが、変形しているから痛い、軟骨がすり減っているから痛いと言われがちですが、軟骨自体には侵害受容器がほぼないため、軟骨のすり減りによる痛みは考えにくいです。 膝OAの定義としては、「関節軟骨の変性・摩耗、その後の軟骨・骨の新生増殖および二次性滑膜炎などに基づく進行性の変形性関節疾患であります。 その症状は、膝関節のこわばる感じを初徴とするものが多く、長く正座したりあぐらをかいた後に立ち上がった時に疼

膝OAにおける筋トレと適切な負荷の設定

リハ塾の松井です! 今日は膝OAにおける運動療法に関するエビデンスからどういったものが有効性が言われているのか解説します。

膝OAの身体機能と自己効力感の低下

リハ塾の松井です! 今日も膝OAの理学療法ガイドラインから臨床に沿った形で考えてみます。 今日は膝OAにおける筋力と疼痛に関する項目からGradeが高いものをピックアップし、それを臨床的に解釈して解説します。

エビデンスから考える膝OAの運動学的変化

リハ塾の松井です! 今日は理学療法ガイドラインに記載されている下肢の運動学的・運動力学的変化の項目から膝OAを考えてみましょう。

TKA術後の屈曲可動域を獲得する方法

リハ塾の松井です! 今日もTKA術後の理学療法についてですが、今日は術後膝関節屈曲可動域の獲得に向けて何を優先すべきかまとめました。 術中は十分な屈曲可動域があっても、術後の屈曲可動域に難渋する症例は少なくありません。 何となくROMexを続けていても介入すべき部位に介入しないまま時間が経過していくと、拘縮ができてしまい、さらに屈曲可動域を獲得することに難渋してしまうことが考えられます。 そんな術後屈曲可動域の獲得に向けてどのように理学療法を進めていくべきかを解説します

TKA術後の可動域制限の原因を考察する

リハ塾の松井です! 膝の手術としてはTKAが多いですが、手術して変形を修正したにもかかわらず、関節可動域が中々改善しないことも多くないですか? 今日はTKAで切開されるある組織に着目して可動域制限を考えてみましょう。

膝OAの歩容から考える理学療法

リハ塾の松井です! 膝OAは臨床で多く担当すると思いますが、中々歩容や痛みが変わらなくて困っていませんか? 今日は膝OAの歩行に着目して、どのように理学療法を展開していくべきかを考えました。

膝蓋大腿関節の評価とアプローチ

リハ塾の松井です! 膝関節は大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節の2つに分けることができます。 今日は後者の膝蓋大腿関節について解説します。 同じ膝関節の痛みや機能障害でも、大腿脛骨関節の問題と膝蓋大腿関節の問題に分けることができ、後者の問題なのに大腿脛骨関節へのアプローチを永遠としていてもあまり効果は出ません。 膝蓋大腿関節の評価とそれに対するアプローチを解説します。