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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し… もっと読む
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2020年4月の記事一覧

急性期と生活期における共通する視点・異なる視点〜症例を通じて感じたこと〜

リハ塾の松井です! 今日は急性期と生活期における違いを実際に体験して実感したので、症例紹介を通じて考え方をシェアします。 まだ担当して2度ほどしか介入していませんが、急性期とは違った大変さや大事な部分も感じるところがあったので、その辺もシェアできたらと思います! *他でのシェアは禁止でお願いします。

脳卒中に対するハンドリング~リーチ動作編~

リハ塾の松井です! 今日は脳卒中患者におけるリーチ動作の特徴、それに対するハンドリングについて解説します。 脳卒中と言っても病巣によって症状が異なり、個別性が強いですが、今回はあくまでもよく認める定型的なパターンを想定して解説します。 リーチ動作において必要な5つの要素・下部体幹の安定性 ・上部体幹の安定性 ・肩甲骨の後傾 ・骨盤の側方傾斜 ・肩甲骨の下方回旋→上方回旋 大きく分けると上記の5つの要素があると思っています。 それぞれ順に解説します。

触診の教科書

火曜日ライターの松井です! 特に都会では顕著だと思いますが、自粛生活が続いている方が多いのではないでしょうか。 僕は仕事も特別普段と変わらず生活リズムに変化はないので自粛生活ってほどではありませんが、夫婦でどうぶつの森を買いました。笑 これが意外と面白くて、コツコツと何かをこなしていくのが割と好きな性格なので、僕には合っているのかもしれません。 購読者の方の中にやっている方がいれば、是非とも島へ遊びにいかせてください!笑 さて、どうぶつの森だけではなく、これを機に学びも

股関節内旋を引き出す方法

火曜日ライターの松井です! 今年はGWの連休も自粛ムードなので、何をして過ごそうか悩んでいる方も多いのでは? これを機に僕はたまりにたまった本を読もうと思います。 実際は連休なんてないので、結局読めるかどうかわかりませんが。(笑) 最近興味あるのは、筋トレ、ランニング、呼吸、マーケティング関連の本です。 これ系の本で持っているけど読めていないのも多いですが、お勧めがあれば是非教えてほしいです! さて、臨床において股関節が外旋し、内旋制限を呈している症例多いですよね。 内

下肢筋緊張を高めるのは前庭が関与する

リハ塾の松井です! 今日は以前配信した、赤核脊髄路と運動麻痺の記事からの続きです。 前回内容を簡単に要約すると、赤核脊髄路が優位に働いてしまうと、固定的な運動パターンが表面化され、随意運動を阻害してしまう。 そこで、補足運動野を促通することで、赤核脊髄路を抑制してα運動ニューロンへの作用を優位に、γ運動ニューロンへの作用を弱めることについてまとめました。 上記内容は上肢において言えることで、下肢ではまた話が違うかもしれないということを今日は解説します。

O脚を変える徒手アプローチ

リハ塾の松井です! 臨床において膝関節疾患の方は多くおられ、膝の内反変形、いわゆるO脚の方も多くおられると思います。 今日はO脚に対する徒手アプローチを紹介します。

症状から考える理学療法戦略

リハ塾の松井です! 今日は動画でマガジンをお届けします! では、どうぞ!

赤核脊髄路による運動麻痺回復の可能性

リハ塾の松井です! 今日は赤核脊髄路のお話。 学校でも習うはずですが、赤核脊髄路とは以下のような特徴、機能を持つとされています。 ・脳幹中脳に存在 ・黒質と同様に運動系における中継点 ・筋緊張を調整する などなど、上記のようなことが言われていますが、実際臨床で考えるといまいち分からないことも多いと思います。 今日はその辺の話をもう少し踏み込んで解説します。

仙腸関節痛の3つのタイプ

リハ塾の松井です! 今日は仙腸関節痛を3つのタイプに分類して、それぞれのタイプの特徴と理学療法戦略について解説します。

膝関節痛を起こす5つの要因

リハ塾の松井です! 今日は膝関節痛における疼痛が起こるパターンの中から、代表的なもの5つをまとめてみました。

ハンドリングで意識してほしい3つの要素

リハ塾の松井です! 歩行において前屈してしまう体幹を起こしたり、荷重練習において荷重したい方向へ重心を移動するよう誘導することはあると思います。 このような時に意識してほしいハンドリングの3つのポイントを解説します。

背臥位で介入することのメリット

リハ塾の松井です! 普段、臨床でどんな姿勢で介入する事が多いですか? 臥位でも背臥位や腹臥位、側臥位などありますし、座位、立位、四つ這いなどなど。 様々な姿勢があるので、それぞれ筋収縮や関節運動を促通するのに適した姿勢というものがあります。 多いのは背臥位での介入だと思いますが、今日は背臥位での介入するメリットなどを解説します。

膝関節痛における動的評価のポイント

リハ塾の松井です! 膝関節の疼痛の1つの特徴として、歩行時に疼痛が起こる場合が多いです。 なので、動的な疼痛評価は必須の評価です。 今日は膝関節の疼痛に焦点を当て、動的評価の方法を一部ご紹介します。

頸部回旋可動域と歩行との関係

リハ塾の松井です! 臨床的に頭部が前方偏位し、上位頸椎の過伸展、胸椎の後彎が強くなっている不良アライメントの方は多いと思います。 このアライメントは頸部伸筋・屈筋群の過緊張によるマッスルインバランスが問題となりますが、「頸椎と肩甲帯・胸椎の分離運動が制限されている」ことも問題となります。 今日はこの辺りを詳しく解説します。