子供がいじめられているかも…。中学時代いじめを受けた経験から考える子供を救うためのヒント
残念ながら「いじめ」はいつもどこかで発生しています。
子供が「いじめ」られているかもしれない…と感じた親御さんに是非読んでいただきたいです。
この記事では、
・「いじめ」を受けている精神状態を知る
・「いじめ」に対して親ができる対処(当時僕が親にして欲しかったこと)
上記2つの点で参考になればと考えております。
「いじめ」を見極めるのは難しい
「いじめ」は直接的な暴力もあれば陰湿な嫌がらせや脅迫など千差万別でその人によって痛みや苦しみの形は異なるのでいくら親とはいえ察知するのは非常に難しいと思います。
特に普段から無口な子供さんの場合は会話の中から探ることが困難なのでよりハードルが高くなります。
「いじめ」を発見するための無言のサイン
実際に僕が「いじめ」を受けた時の具体的な様子を記載するので参考にしていただければと思います。
・学校には行くがどこか無気力に見える
・時折返事が上の空
・食欲がない
・何に対しても関心を向けない(無関心)
・リアクションが薄い
・学校のことを話さない(友達のことが会話に出てこない)
などです。
ちなみにですが、僕の場合成績も落ちませんでしたし、部活には平日はもちろん土日も行ってました。
部活には「いじめ」の主犯格がいましたがそれでも部活をしている時は忘れられたのと単に楽しかったから行ってました。
ただ、それ以外の学校生活、登校や下校に至って全てが嫌でした。
「いじめ」を受けている子供の考えていること
「いじめ」を受けている子供の精神状態は最悪そのものです。
その時に僕が考えていたのは以下のようなことでした。
・明日学校に行きたくない
・ベットから出たくない
・車にひかれて入院したい
何がなんでも学校に行かない方法を考えている毎日でした。
ただ、3年間皆勤、部活がしたいそのためだけに学校に通っていました。
「いじめ」を受けている子供の精神状態
誰かに助けてほしい。そんな気持ちだとしても
・親に心配させたくないから言い出せない
・どうせ親は理解してくれないだろう
・先生に言っても何もしてくれない
・友達は見て見ぬふり
誰に助けを求めても救われない気がしていると思います。
このような状態の人は危険信号です。
きっかけ1つで命を絶とう、なくなってしまっていいと取り返しのつかない行動に出てしまう可能性が非常に高いです。
この頃の精神状態は最悪です。
・見える範囲で聞こえない会話は全て自分の陰口を言っているように見える
・周囲の人間は親すらも信用できない(話せない)
・自分が傷つくことに対してためらいがない
・自暴自棄になりやすい(犯罪に手を染めやすい)
・生きていることが仕方なく感じる(自分に価値を感じない)
環境を変えるきっかけがない限りは、上記の状態になった場合自分でどうすることもできません。
周りが助けるしかないと考えます。
稀に自分で脱出できる人もいますが、それは「いじめ」が陰湿なパターンや精神的に「いじめ」が継続されている状態の時だけです。
精神的に「いじめ」が継続されている状態というのは、「いじめ」自体は終わっていてもまだいじめられているような錯覚に陥いってる状態です。
具体的には、「いじめ」は誰かの自己顕示欲を高めるためやうさばらし、気まぐれ、暇つぶしなどで発生があります。その場合だと半年もすれば飽きて「いじめ」が自然消滅する可能性があります。
ただ、いじめられている本人からすると先ほど説明した精神状態なのでまるでいじめが続いているかのように錯覚する状態のことを言います。
どうすればいいか?
できることは「現在のコミュニティから一旦離脱させる」です。
例えば、
・学生や職場なら、一度休みをとって旅行に行く
(それなりの期間休みのが望ましい)
・映画・アニメ・マンガにどっぷりつかる
やりたいことは物理的でも精神的にでも今ある状況から身心を離してあげることだと思っています。
まとめ
年齢によって様々なコミュニティの中で生活を送ることになります。
それはなるべくしてなっているわけですが、考え方や行動次第では別のコミュニティに移動することもできます。
その場所にこだわらないといけない絶対的な理由がないのであれば環境を変えて所属するコミュニティを変えましょう。
今はネット環境が整備されて、オンラインでもいろんなコミュニティを参加や作ることもできます。
もちろん頑張らないといけない時もあるかもしれませんが、
「いじめに耐える」その先に自分は何を得られるのか?それの答えがない場合は勇気を出して「変える」選択も1つだと思っております。
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