未来のための今ではなく、今のための未来。

世界は美しい。

鳥が鳴いていて、空は青くて

木の葉は揺れていて、波の音も聴こえる。

世界はこんなに、美しい。

最近、セッションでこんな質問がありました。

「近頃、発信する人が増えていて、けど観る限りほとんどの人が、

望む未来を実現しよう。現実を変えよう。

というような発信をしている中で、それをしたいなあという頭もあるけど

ヒカリさんのオトを聴いていると、

とても深い安堵感があります。

でもやっぱりみんなと同じように望む未来を生きたいとも思います。

どうしたらいいでしょうか？」

これは真理の道を歩む人ならば、必ず考えるところだろう。

なぜなら、これは純粋な探求と、宗教との分かれ目にもなったところだから。

いつの時代も、同じだったのだ。

イエスは繰り返し、弟子たちに伝えた。

「神の王国は、内側にある」と。

けれど側近の弟子たちでさえ、こんなことを問い続けた。

「神の王国に入ったら、まずはじめに神の隣に座るのは貴方様でしょうが、

我々弟子たちの中で貴方の一番隣に座るのは誰ですか？」

この階級制度的な考え、未来ばかりを見ている観念。。

イエスはこうも伝えていた。

「最高位にこだわらない人だけが、神の王国に入ることができる。
なぜならそういう人はすでに高位に在るからだ。」

ずっと、ずっと伝わらなかった。

切ないものだ。

けれど彼は最後の最後まで諦めなかった。

人を愛していたから。

個人がいて、個人の人生の良し悪しがあって、

個人の未来の良し悪しがあって。

この観念からどうしても抜けられなかった。

この話は大きく真実を含むだろう。

でね、僕が思う素敵な提案はこうです。

未来をよくするために「今」を生きるのではなくて

「今」をよくするために「未来」を生きればいいと思います。

え？どういうこと？笑

未来って、「未だ来ない」って書きますよね。

そう、未来って永遠に、「未だ来ない」んですよ！笑

いつもいつも、「未だ来ない」のだから

永遠に来ることがないのが未来。

いつも来ている、いや在るのは「今」です。

なら、今をよくすればいいわけです。

今をよくするにはどうするか？

今を良い。と観ればいいんです。（笑）

もっと言えば、「今」に気づけばいい。

で、その上で今のために、「未来」を生きる。

というのは

例えば、望む未来を引き寄せよう！

と言っているメッセンジャーたちは

望む生き方をしているあなたはどんな場所で、どんな暮らしをしているのか？

という創造をしよう！みたいな感じでよく言うと思います。

でもね、これはもう一歩欲しいなと、洞察できる。

これは、エゴで見えなくなるところ。

それは、

その暮らしの中では、その場所では、

一体どんな感覚でいますか？

ということです。

感覚です。

この動画でも言ったように

感覚が欲しいんですよね。

それも一時的なものではなくて、

もう本当に満足した。という

この上ない満足感（至福）を。

どれだけ豪邸に住んでいても、

エゴの中にいるなら、すぐに飽きて、虚しいでしょう。

刺激が足りない！と求め続ける。

逆に言えば、本当の自分でいることができれば、

豪邸でも、ボロアパートでも

自分が気に入って、愛を注いでいけば

心地いいでしょうね。

その至福、愛は、ちゃんと内側に入っていければ

どこにいても、どんな人生でも必ず感じられます。

あなたの扉を開ければいいだけですから＾＾

"それ"を感じていたいわけです。

だから、その未来を、「今」に持って来るわけです。

その感覚（未来）を、今、生きるわけです。笑

「愛」を今、感じて生きるんです。

故に、「今を生きる」という偉大な言葉があるんですよね〜〜〜。

今を生きるってシンプルで深いですね。

あるがままに、完璧な今を生きる。

ただね、

望む未来とかもういいや！！！

諦めよう！！

って言葉で
言っているうちは、まだ、

未来のために、今を生きています。

心のうちに疑問が残っているでしょう。




それはどこか投げやりで

「言い聞かせている」

故に癒されない。

現状維持！でもなく

未来志向！でもなく

このままでいいや。とも"言わず"

このままじゃダメだ。とも"言わず"

ありのままの

素朴なあなたを愛して。

本当に望んでいることは何？

本当に、本当に。望んでいることとは。

静かに。

静かになって、感じてみます。

探さないで、感じて。

感じたものが、"それ"ならいいね^^

今日もありがとうございます＾＾