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子どもの習い事、慎重になる件。

次男が空手を習いたい、長男がバドミントンを習いたい、といい始めました。


わたしはソフトボールをやっていました

中学、高校とソフトボール部で、中学もまぁまぁなレベルでしたが高校は意図せず強豪校へ入部してしまいました。どれくらい強豪かというと、全国大会出場、さらに海外(オーストラリア)遠征経験あり、くらいw

別にソフトボールが好きだったわけではなく、ボール投げが得意で(幼少期から父に仕込まれていた)遠投ができて、センスがよかったのか左打ちもすぐできるようになったので中学校では何となく友達に誘われソフトボール部に。高校は「中学でやっていたから」ってだけでソフトボール部に入っただけでした。



そんなわたしが培ったもの

スポーツをやっていると「協調性がある」「主体性がある」と思われがちです。

が。

わたし、大人になってから気付いたんですけど、、、、わたし主体性の「し」の字も育っていませんでした。協調性は、、多分勘違いしてきました。

なぜか?

年功序列で先輩・監督の言うことは絶対。指示命令徹底。自分の意見なんて尋ねてももらえないし言えるような状況じゃなかったから。

身についたのは、即自分を安全なポジションに置く空気を読む力。そしてその場で必要とされる役割を徹底的にこなす力。チームプレイですから争いはよくない。でもそのために言いたいことを我慢するのは協調とはいいませんよね。

しかもわたし、1年生からベンチ入り、2年生からレギュラーだったので、相当早い段階からそれを身につけました。

そんな環境で育ったのは積極性。声は出るし(大きいし)、フットワークは軽い、空気読んですぐ動く。チームに必要とされればされるほど主体性は失いました。

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社会に出てから「君はどうしたいの?」と聞かれ愕然としたわけですね。


スポーツを習わせたい。大事なことは何?

自分がそんなだったので、子どもたちに習い事をさせるときは、チームの雰囲気、指導者の教育方針はすごく観察します。いくつか体験にも行きましたが指導者に共感できず「お母さん的にはNG」と子どもに伝えたことも何度かあります。


試合に出たいから言うこと聞いてるんだよね。でもそれって(子どもの中で)納得しているかな?小学生だってちゃんと考えられる力あるもんね。理不尽だっていっぱいあるでしょう。全部まともに受けていたら、心も育たないし体だって壊しちゃうよ。


そこで学んでいる子と指導者をみながら心の中でこんなことを呟くこともありました。

指導者も、教えるとは「言って聞かせる」だと思っていたらわたしは違うと思っていて。


山本五十六の言葉、ご存知の方も多いと思いますが

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

この先もあるんですよ

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず

まぁ、難しいんですけどね(笑)

結局のところ(その子を)信頼しているかどうかかなと。信頼していないと口数増えますよねw



スポーツを習わせる、その目的は何ですか

わたしは空手もバドミントンもできれば習わせてあげたいと思っています。それは日々のエネルギーの開放をしてあげたいと思うから。

子どもって大人が思っている以上に動的エネルギーを持っていると思います。コロナ禍でかなり内側に溜まっているんじゃないかなと思っているんです。我が家の息子達は畑活動をしているので動いているように思われるのですが、畑って動くというよりアーシングに近いので、エネルギー開放というよりは浄化に近いんですよ、汗かくほど動いたとしても。

そういうことを考えると「運動する」は(子どもだけじゃないですけど)子どもにとって健全なエネルギー開放の手段としてはすごく必要だとわたしは思っています。

だけどいつの間にか「勝つ」だけが目的になっていたとしたら、それは一旦考え直した方がいいと思います。野球が面白くなくなっちゃったら、ただの義務になっちゃったら、その子の人生の中で野球は闇になっちゃう。わたしがソフトボールをもうやりたくないと思うようになったように。



主体性は育ってほしい

わたしは主体性は育って欲しいな、と思っています。自分の人生を自分で選んでいく、決めていく。自分が何を感じているか、どうしたいか感じられる力。ぶっちゃけ積極的じゃなくてもいい。それって人生に消極的ってことじゃないはずだから。資質もあるでしょうし。

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そうやって考えると、「勝つ」って経験として大事だけど、ある意味プロセスでしかないと思っていて。だから少なくとも小学生のうちは「勝ち」とか「レギュラー」にこだわるより、どうやって続けていくか、の方がポイントになる氣がしています。最初はそこに寄り添うからすごく時間がかかるし大変だけど(笑)

エンジンがかかったら勝手に「勝ちたい!」になるんじゃないかなぁ。だってあんなにやってきたもん!みたいなね。

と、まぁ、自分の経験から書いていますが、子ども達が空手習ったり、バドミントン習ったら、また様子を書いていきたいと思います☺︎



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