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《お客様の声》たとえ”お母さん”でも自分の時間があってもいい。

12月27日、心がほどけるおむすびの会@プライベートレッスンのご要望を頂きご自宅へ伺いました。日射しが程よく入るリビング。お庭を覗くとみかんが成っていて。素敵なおうちだね〜と言うと「おじいさんが住んでいたところだったんですよ」と。ふと目をやるとブロッコリーが植っているじゃないですか!「ブロッコリーがあるね!」と言うと「全然上手にできなくて〜」様子を聞きながらちょっとだけ畑のアドバイス。

いのちをつくるごはんづくり公式LINEを読みながらお野菜づくりも興味を持ってくださっているご様子でした。固定種繋がりのお仲間におむすびで呼ばれるなんてとてもとても嬉しい日。


お子さんが長期休みに入るタイミングはプライベートレッスンのお声掛けをよく頂きます。こんな社会情勢なので数は減りました。だけど「だからこそ(本質を大切にしたい、大事にしたいことを大事にするための行動を起こしたい)」という方が興味を持ってくださいます。なのでお会いするとすぐに深いところで共感しあえる感覚を味わえとても有り難く幸せです。


今日はお母さんと幼児の女の子と一緒に結びました。もっと小さな男の子(弟)は食べ専(笑)


わたしもそうだったけど、、、我が子の小さな時って心ここにあらずでいつも子ども達が氣になっちゃう。呼ばれたらすぐ手を止めて相手にいくしね。だからごはんづくりなんかは「今のうちにやっちゃわなきゃ!」みたいに意味もなく急くよね。

今日の彼女も最初そんな雰囲気で、とにかくむすぶペースが早い!

早いってことは、呼吸が止まっているんです。

息止めて一氣にやっちゃおうとしてる。


手水をするときもパシャパシャっと洗うようになっていたけれど、心がほどけるおむすびの会では手水の時間は大事にしてね、と伝えていて。なぜならば心を落ち着かせる儀式のようなものだから、と。好きなだけ浸しながら呼吸をしてみてね、と伝えています。今の季節は冷たいからちょんちょんとなりがちなんだけど彼女がね「嶋田さんの手、家事だけじゃなくて畑もやって、あれだけ水に浸しながら人よりおむすびむすんでいるのにきれい」って言ってくれたんですよ。

実は手を褒められたのは初めてじゃないんです。

たくさんたくさん手をかけることをしている(=手を使っている)からこそ、手入れもしています。洗剤も含めて吟味しています。大事につかえばつかうほど味が出るのは物だけじゃないのかもしれないです。冷たいから手が荒れる、は違うのかもしれないよね。

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そして味見をしていると子ども達が「食べたーーい」って言うじゃないですか。当然ですよね、お母さんがおいしそうに食べているんだもん。

そんなときわたしは「それを全部味わってみて。新しいのむすぶから」って伝えます。

つい分けてあげようとするんです、母親って。愛が深いなぁ、っていつも思う。

でもね。

自分ファーストになってもいいときがある。

いつでも子ども優先じゃなくていいとわたしは思っています。


おむすびをおいしく結べるようになりたい、って思うのも、100%自分の興味や欲求かと言ったらそうじゃないですよね。子ども達においしいおむすび食べさせたいって氣持ちがどこかにあるじゃないですか。

だけどね。

たとえおむすびそのものは誰かのためにむすんでいたとしても、むすんでいる時間だけは自分のために使ってね、と伝えています。

今ここの自分に心を開いてむすんでね、と。


結果的にいわゆる”うまく”結べなくても絶対においしいし、子ども達も喜んで食べてくれるはずです。


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ご自宅や調理室へお呼び頂くプライベートレッスンは、おかずづくりも一緒にします。

今回は白菜とかカボチャとか「煮る」ばっかりになっちゃう、というお悩みにサラダとお味噌汁でお応えしてみました☺︎

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ほうれん草のおひたしはベチャベチャにならない方法を。


心がほどけるおむすびの会の開催スタイルは3つあります。

ご不明な点やご質問はお氣軽にお問い合わせくださいね。

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