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隠岐島へ行ってきました

「隠岐に行けたらお気に入りになれるらしいよ」

先月(昨年とも言うけど笑)公式LINEで「年末は隠岐島で過ごしまーす!」とメッセージするとそんなメッセージを頂きました。

誰の?!何の?!
と思いつつ
12月27日、羽田から米子へ。そこから七類港へ移動して9:00 出港のフェリーに乗船。
なんと早朝出発とはいえ、埼玉から当日の昼11:30には隠岐島に着いていました。
早くない?笑

今思うと、この時からすでに時空間がおかしくなっていた氣がします。


ご縁のきっかけ

知人がFacebookで「隠岐島で稲刈り手伝ってくれる人募集」って書いていて。隠岐島がどこにあるかなんて考えないで「タイミング合えば行くよー」ってメッセージしたんですよね。
そうしたら人手は大丈夫になったらしいんだけど繋ぎたい、って言ってくれて、隠岐島に住む村上さんとお電話でお話しする機会ができたんです。

これ、書いたら引くかもですけど、初めましてで3時間電話してたんですよ。笑
もちろん移動しながらだったんですけど。(わたし車乗ってた)
今考えたら、ちゃんと時間取ってあって良かった。
まさかそんな電話することになるなんてね。

いろんな話を聞いた中で
もちろん村上さんに興味が湧いたのもあったけど
村上さんがやっていることや、やろうとしていることも興味深かったし、わたしが農や食、教育に携わってきたことに興味を持って頂けたこともあって伺うことにしました。

伺うことにしました、
なんて書いていますが
話の最中に「いつくる?」って聞かれたのでした。

いつくる??????

いや、え?!


で。
こういう時わたしは考えないようにしているんです。

いつくる?って聞かれたってことは
わたしは行くってことなんだな。と考えるようにしていて
「行く」一択にするわけです。

行くか行かないか
じゃなくて
行く。うん。
じゃ、どうしようか、と。

12月はもうスケジュール取れなかったのですが
「あ!」と閃いたのが年末。

子ども達はお父さんと長野へ帰省。
わたしは別行動でいいじゃん、と。

年末なら時間つくれます、と、行くことになりました。


旅行じゃない。ツアーじゃない。それが大事だった。

行くと決めたものの、村上さんとは会ったことないし、隠岐島ってそもそも島じゃん。どうやって行くのさ。どこにあるのさ。
そのレベルからスタートした隠岐島行き。

「泊まる場所ってこちらで何かした方がいいですか?」
って聞いたら
「家はたくさんあるからいいいよ」って。

じゃ、身ひとつで行ったらいいんだー
って軽い氣持ちで構えていたのですが。

実はわたし、時系列の計画立てるのが苦手なので(よく人事職やってたなw)出張の手配をお願いしている人がいるんです。
彼女に「隠岐島行くことになったので手配お願いします」って連絡したら「どこの島ですか」って言うわけ。

え?島1つじゃないの?

「えーーー!どこの港かちゃんと聞いてください!」
って返事があって、そこから自分で確認せなあかんのかいな、と。

「西郷港でいいんですよね?」
「洗濯できますか?」
「ドライヤーあります?」

もうそんなちっさなことをいちいち村上さんに聞くわけですよ。

ちょっと考えてみてくださいな。
ツアーやホテル泊だったらもうネットに書いてあるようなこと、いちいち聞かなきゃいけないこの心苦しさ。
村上さんだって忙しいでしょうし。
本当申し訳ないです。。
すみません。。。ってなっちゃう。

でもこれね
実はひとつハードルだったんじゃないかって、今は思うんです。

こんなことに遠慮していたら絶対行けてないんですよ。
こんなちっさいことだとしても確認することを面倒臭がっていたら
わたし今頃隠岐島にたどり着いてないのです。

だけど書いた通り
わたしはすでに行く一択なんで、いちいち聞きましたよ。
心苦しさは変わらなかったけれど、乗り越えました(笑)

それにね。
すごく不思議だったのが
前日、すごい荷造りが氣が重くて〜、、、
ギリギリまで進まなかったんです。

出張慣れしてるくせにすごいイヤだった!

なんでかわかんないけど!!!

これ、旅行だったらウキウキして
「何着ていこうかな〜♡」とかあるじゃないですか。
全く一切ウキウキはなかったですからねぇ。。

前日、家の掃除を月2回頼んでいる彼(彼って彼氏ちゃいまっせ)に「出張慣れしてるくせに何やってんスか」って言われて

なんかわかんないけどめちゃくちゃ氣が重いーーー
って言いながら30分もしないで荷造り終えたんですよね。←ほら、慣れてるからw

ただね、今ならちょっとだけわかる。

別に用事があって行くわけじゃないし
目的があって行くわけじゃないし。

なんで行くのかわかんないっ!
という不安・期待・なんとも言えないモヤモヤ感。

そもそもわたし、隠岐島に何しに行くのさ!!!!笑


1日目&2日目 と 3日目&4日目
雲泥の差だった心の動き

1日ごとに活動内容とか書いたらnoteが終わる氣がしないので(笑)
ちょっと特徴的なことを残しておこうと思います。

1日目は村上さんが神様のところへ連れて行ってくださったり
畑や田んぼを見せてくださったり、海底湧水を汲みに行って塩つくったりと
わたしのしたかったことを叶えてくれました。

知ってる?魚って買うもんじゃないんだよ、釣るもんなんだよ?笑



夜にはタコの網を仕掛けに行って、防波堤に寝転がって星空見上げて。

本当に贅沢な時間だった。
「あーーーーーわたしの生命が喜んでる!!!!」
ってすごく思いました。
もうね、細胞という細胞が喜んでいました。

村上さんに「スキップしてるじゃん」って突っ込まれまして(笑)

それくらい肉体が素直に反応してたんでしょうね。
ちょっと恥ずかしかったですw


2日目はお餅つき!
何回ついたんだっけ。9回?
ちなみにわたしの勇姿は村上さんのTikTokに掲載されています(笑)

今回オール玄米餅!贅沢〜!
知っていますか?
玄米餅ってそんなたくさん売ってないんですよ!
無農薬じゃなければ食べられない(ことはないけど食べたくない)し!
プチプチしておいしいし、香りがいいし!

ついた先からつまみました。
つまみながら突いて丸めて。


夜ごはんもおいしかったなー
メニューも贅沢だったけど
9回返しをやればそれはそれはおいしいはずです(笑)

STAY CRAZY ✩ 最高(笑)

ちなみに「隠岐誉」というお酒があるのですが
これ、めっちゃおすすめ!
すごくおいしいです。
お米も隠岐島でつくっているそうです。

・・・・ってここまで書くと
楽しそう〜〜〜!でしょ?
実際よく笑ったし、楽しかったです。


ただ。

3日目あたりからおかしくなってきたんですよ、わたし。

ごはん食べていたら泣きそうになるし。
30日の朝Live(毎朝insta LIVEをやっているので隠岐島からもお送りしていました)なんて泣き出すし。

なんで、とか、どうして、とか
これだから、とか、全くわからないのよ。

とにかく心が震えちゃって。
涙腺が完全に崩壊しちゃって。

生きている
ただそれだけなんだけど
それがとても愛おしい営みに感じて。

ここで感じられていること味わえていることが
とにかく幸せで。
隠岐島に来られたことが本当に嬉しくて。
それが沁み渡っちゃって。


それにしたって
Liveで泣くとかあり得なくない?笑

それでも見てくれた人たちが
なんか感じてくれたんだろうね。

メッセージを頂いたり
フォロワーが増えたりと
本当にありがたい現象も起きました。

躍動感だけはお伝えできたと思いますw


今頃になってやっと言語化できることのひとつは
私たち人間も自然の一部なんだと感じたんだろうな、ということ。

ただ、人間であるということは
意思を持って動けるということであって
言葉を交わせるということであって
感情を感じあえるということ。

だからわたしは
本当の意味での自然の姿や在り方をまっすぐ届けたい・・・
おむすびと一緒で
わたしのエゴや私利私欲を乗せることなく伝え渡したい・・・

いのちに響いた自然界からのメッセージを
まっすぐクリアにあるがまま伝え渡すこと。

それがわたし自身や
わたしとご縁のできた人たちの
より自分を生きる力を呼び覚ますことに繋がるんじゃないか?繋がってほしいな、と心底願う氣持ちが湧きました。

それを今いる場所からでもできるし
やっていくことが御礼であり恩送りになるかもしれない、思ったんですね。


そしてもうひとつ。
わたしで在ることを受け入れてくれた隠岐島という場所と
村上さんをはじめとするメンバーの愛に応えたい、と思いました。
(ご本人達は愛を与えたなんて思ってないと思うんですよ!それがまた泣けてきちゃうというか…)


今回わたしが寝泊まりさせて頂いたおウチを「ギフトハウス」というコンセプトで運営を試みているのが司運さん

ギフトハウスのコンセプトは
いずれまた
わたしの中で司運さんとコンセンサス取れたら語るとして。

ただ一つ
間違いなく今回感じたことは
わたしがギフトハウスという存在
その存在の象徴である村上さんや司運さん、そこに集まってきた、たんたんさんやあやさんから受け取ったギフトが
あまりにも愛に溢れていて
わたしの心が共振していた、ってこと。

後ろ左から
司運さん、あやさん、たんたんさん、村上さん。

愛おしい、という感覚を
肚のど真ん中に置いて生きていきたいってすごく思いました。

それを肉体の細胞の隅から隅まで今回味わわせてもらった。

だからわたしは
「あそこに帰りたい」って氣持ちがすごく湧いてくるのかもしれないです。

目的や理由がなくても行きたい!
っていうか、帰りたい!
「みんなただいまー!」ってギューしたい!!!


って思っていたら

長野から帰ってきた次男が
真っ先にわたしのところへ
「おかーーさーん!!!ただいまーーー!」
って半分涙目で飛び込んできました。

あぁ、彼にとっては
わたしがそういう存在なのか、と、帰った途端教えてくれました。
そうだよね。
こちらの世界もめちゃくちゃ愛おしくてめちゃくちゃ大事なんだよ、ということにも氣づけました。


正直に生きる。それだけでいいんだと思った。


何かをしようとするとき
きっと目的なんてなくても大丈夫なんでしょうね。

わたしの魂が、肉体が、心が、求めている。

それだけで十分理由になるんだというのを味わうことができました。


怖いけどね。
どう思われるかな、とか
これはやりすぎかな、とか。

それでも
怖さも引き受けて正直に行動したことは
成果はよくわからないけど正解◎

それが今回わかりました。
だって肉体や細胞が喜んでるもん。

涙が出るくらい愛おしいんだもん。


今回きっかけをくれた村上さんにはめちゃくちゃ感謝しているし
場を創造してくれた司運さんをはじめ、たんたんさんやあやさんにも
めちゃくちゃ感謝しています。

それにね
insta LIVEを楽しみにしてくれていたみんなにもすごく感謝しています。
ありがとう。

帰ってきて、隠岐の塩でおむすび結ばずにはいられませんでした。


みんなで食べた隠岐の味がもう恋しい。


最後に不思議だったのは
本土に戻ってきたときの肉体感覚。

急に肚のあたりが重たくなったんですよ。
あとね、思考優位になる感覚もありました。

あんなに軽やかに毎日過ごしていたのに、すごく不思議な体感。
揺り戻しって言うのかな。
流されそうになるというか。。。

時空が違うんじゃないの?
というのを本氣で思いました。

自分の真ん中を感じ続けられるって
生きる上でとっても大事な体感覚だと思うんですよね。
それが隠岐島にいる時は
比較的自然に、というか
当たり前な感じでできていたと感じているのと同時に

本土の空氣を纏ったとたん
とても難しいことのようにも感じました。

こちら(埼玉)に帰ってきてから
insta LIVEのゲストさんが
「ゆうきちゃんにとって隠岐島は”還る”場所なんだね」とコメントくださり。
あぁ、その通り!って思いました。


正直に今を生きているだけで
めちゃくちゃ躍動します。
その躍動感こそ、いのちを生きてる感。

それを実態感できただけでもすごくすごく幸せで大きな収穫だったし
それを体感できたからこそ
改めて今いる場所でチャレンジしたいことも見えました。

いのちがそうなりたい方へ
勇氣を持って
躊躇なく進んでいこうと思います!


また来るね!みんな大好きだよー!




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