【あの世とこの世】

【あの世とこの世】

私は想う

この世を終えあの世へ旅立つその時
天界とは如何なる場所(ﾄｺﾛ)なのかと

きっと人間(ﾋﾄ)の作りし物質的な縛りなき

ただ穏やかな日差しと自然豊かな木々が溢れ
花々が咲き乱れ清らかな水源満ちる
この世の人間(ﾋﾄ)の醜き欲なき
清らかな楽園ではないかと

我らはこの世を終え旅立ちを迎える
その時、多くを悟り気付かされ
この世からの開放に安堵し涙する者
己の行いを悔い後悔の涙を流す者がいる
如何なる人生(ﾐﾁ)を歩み進めようとも

後悔あとを絶たず

だがそれもまた
この世の闇が深すぎるがゆえ

私達の心には純粋で無垢な心が必ず宿る
必ず心の中で生まれし光の思想

だが悲しき事に表に出せぬのだ

なぜならその心を表に出せば
闇深し邪気満ちたこの世の
悪しき心抱きし者の餌食となり
心を壊されてしまう

それ故にその心に蓋をし生きる者もいる

皆、抱きながらも微かな心の光に留め
この世を生きる

おのが心を護り
たった一度与えらし人生(ﾐﾁ)と
尊き生命(ｲﾉﾁ)を護る為に．．．

我らが生かされしこの地球(ﾎｼ)に

光は灯らぬか
希望は満ちぬか
愛なる御仏(ﾐﾎﾄｹ)の想いは宿せぬか

この世を少しでも澄んだ心の風が
満ちる世界へと皆で導こう

御仏の心華の満ちる温もり満ちた世界へと