ルーレットの神様_HP素材_

早期退職者の早期振り返り

アプリをリリースした節目に、少し早いですが社会人1年目に感じたことについて書き残しておこうと思います。1年目を振り返ると出てくるキーワードは「葛藤、決断、挑戦」。

葛藤

新卒でレバレジーズに入社して、ゲーム業界の人材派遣の事業のチームに配属をされました。クリエーターの方たちと接する機会は新鮮で、自分のやっているゲームを作ることには多くの人と時間を要している事を身をもって知りました。

そうして仕事をしていくなかで、ゲーム業界のクリエーターの人の働き方や業務委託や派遣の人の「立場の弱さ」みたいなものに純粋に疑問を感じました。

ゲーム業界では他の業界よりも派遣や業務委託と言った雇用形態で会社に属している人が数多く存在し、その方と正社員の人の立場の違いや待遇の違いがあることを肌で感じることができました。(全ての会社がそうではないですが。)


また、実際に働くことを通して、クリエーターの方で、どの企業でも働ければそれでよくて、かつ、お金を稼ぎたいと言った生の声をきいて、生活のためのクリエーターとしての仕事の存在を感じました。

【この方も自分のこだわりがあって、その絵を書いて生活をできたら間違いなくそれを選択するであろうにそれができない現状はお金によって生み出されているのかもしれない。】と考えると同時に


【人材の支援が僕のやりたいことなのか。】と悩みながらも、毎日働いていました。


決断

悩みに悩み抜いて「会社を辞めて起業すること」を決めました。

考えたことはシンプルで【一回きりの人生でやりたいことはなんだろう。】これだけでした。ふとした仕事の帰り道に渋谷から自分の家まで無心に歩いた際に、答えを出しました。


自分も目標とする経営者の方に肩を並べたい。戦うためにはその土俵に上がるしかない。そう思い立ちました。

次の日に退職の話を進め、3週間後の8月9日に退職をしました。

挑戦

さあやるぞ!って思い立ったはいいけど、あれ?何できるんだっけ?これが最初の関門でした。当然です。ケムッソを先輩のカメックスに倒してもらっていたゼニガメがマサラタウンに放り出されたのですから。。

そこで自分のできること、やりたいことを一心不乱に紙に書き出しました。幸いにも学生時代にほんの少しだけやっていたコーディングとゲーム業界の人材支援を行っていた際に肌で感じた疑問。そしてハイパーカジュアルの可能性。そして思いついたビジネスモデル。そんな点が線で繋がり、今の事業を起こすことを決めました。

思い立ってからはキャッチアップの連続でした。Unityでゲームを作れることは知っていましたがどう作るかがわからない。アプリってどうやってストアに出ているかもわからない。そんなゼロの状態からGoogle先生と姉の知り合いの方にお力添えいただくことで少しずつ前に進んでいきました。

そして遂に、2020年1月11日にSenseの1作目「ルーレットの神様!」をリリースしました。その際には得も言われぬ達成感と感動がありました。

このルーレットを作ろうと思ったきっかけは、自分が飲み会が好きで、その際に使えるおしゃれなルーレットがストアにはないと感じたからです。

作業開始から5ヶ月。とても多くの時間を費やしましたがようやく小さな一歩を踏み出すことができました。現在多くの方に感想や改善案をいただいており、今後も使いやすいように改善をしていく予定です。

ルーレットの神様(HP素材)

※現在Appliv様のルーレット・サイコロ部門で3位にランクインをしました! 

今後はもっとゲーム寄りの作品をリリースしていく予定です。ポップなイラストでやり込めるゲームになっていると思います。皆様楽しみにしていてください!


最後に

最後に、この1年目を振り返って思うことは、人は1人では何も成し遂げることができないということです。葛藤、決断、挑戦。どのフェーズにも支えてくれる人がいました。

その方たちへの感謝を忘れず、まだ道のりは長いけど、少しずつ大きな歩幅で前に進みたいと思います。そんな中でもいつでも決断するのは自分自身。自分の決断によって皆の先導者になれるように。今日も頑張ろうと思います。

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