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待ち合わせ場所を作る(後編)

こんにちは!先週くらいからニラの出荷を再開したのですが、ありがたいことにオーダーをたくさんいただき、外仕事ができずに毎日ニラの選別をしている、ほぼ引きこもりの高松です。

さて、今日は前回の続きをお話したいと思います。

前回の記事をまだお読みになられていない方はこちらからご覧ください。(有料記事となっておりますので購入者のみ読める記事です)

ここまでは段取りをして実際に行動することはすぐにでも着手できると思っています。大変なのはその先の一番楽しいところの段取りです。

勉強会に参加して高松が妄想していたことは3つ。そのうちの一つは昨日書いた通りです。今回は残りの二つの妄想を書いていきたいと思います。

②大人が遊んで子どもは付き添い

これはどこの市民農園でも農業体験農園でもここをメインのターゲットとしていることは自分も同じです。実際問題、お金を払うのも作業をするのも大人だし、新潟の田舎に来ようと思ったら移動手段はおそらく車。なのでターゲットはここなのですが、その目的を少し細分化して考えてみました。

有名な動画なので観たことがある方はいらっしゃるでしょうか?まずはこちらの動画をご覧ください。(字幕ありでご覧ください。)

『社会運動はどうやって起こすか?』というとても大好きな動画です。

リンクに飛ぶのって結構面倒だったりするのでザックリと説明しますね。

(自分はリンクに飛ぶの面倒でやらないので笑)

まずは1人目の男が急に踊り狂って周りから嘲笑されます。これがリーダーです。そうこうしているうちにもう1人の男がそのリーダーにならって躍り狂い出す。

そのもう1人の男が友達を呼び、人数がどんどんと増えていって、最終的には踊っていない人間の方がおかしいみたいな雰囲気になるのです。

ここで一番重要な役割をしているのは、最初に躍り狂ったリーダーではなくて、最初に仲間となったもう1人の男の存在です。

つまり、1人目のフォロワーが一番重要な役割となりリーダーの行動を拡大させていくということ。

この1人目のフォロワーって超勇気が入りますよね。だってそのリーダーの応援をすれば自分も嘲笑されてしまう可能性があるわけですから。

今段階でこのマガジンをご購入いただき、ここまで読まれている「あなた」こそがその1人目のフォロワーです笑

本当にありがとうございます!超心強いです!!

なので、②の妄想を考えたことはここで、自分たちが農業をやっているこの閉鎖的な田舎で人がたくさん集まって農作業をしているという光景は、結構なバッシングを受ける可能性があります。

でも、高齢化が進み畑がどんどん空いてきて草だらけになっているのも現状。5年も経てば自分ひとりでその面積はとてもじゃないけどまかないきれないことは目に見えてわかっています。

5人の農家で1人が100人ずつの体験農業者を受け入れられたら、もうすでに505人でこの一帯の農地を管理することになる。

だからナニモノでもない自分が1人目のフォロワーとなる方を巻き込んでこの行動をおこし、そこから人数が増え始めたら、近所の農家が農家側としての1人目のフォロワーとなりその受け入れを始める。

その繰り返しを狙ってまずは取り組んでみたいと思っています。

そのためには、子ども向けの体験をするというよりは、大人が楽しめるコンテンツを作った方がいいなぁと思ったのがこの二つ目の妄想でした。

③飲んで泊まれる

これがこの計画最大の難関です。

とにかく、汗かいたら飲みたくないですか?笑

田舎に来て飲んだらタクシー代とかもったいないので泊まりたくないですか?笑笑

そんな単純な妄想です。

じゃあ具体的には何をしなければならないか。

新規就農物語でも書いたのですが、現状今住んでいる家は畑のど真ん中に建つ農家からすれば一等地の場所に住んでいます。

ここをクラブハウスのようにして、ここに車を停めて荷物を置いて、ここに置いてある農具を使って畑に行き、ここで休憩できるようにし、なんならここで飲んで泊まれたら最高だなと思っています。

それをするためには、自分の家を別に探さなくてはなりません。全然みんなで雑魚寝とかでもいいんですが、人の家を自由に使うってなかなかできなくないですか?笑

なのでまずは自分の家を別に探して、今ある家をみんなが使ってもらえるような空間にしたいと考えています。

そして、自分たちが住む家もただ自分たちが快適に住むための設計にはしたくない。

もちろん!これは言っておかなければフェアじゃないので言っておくと、やっぱりもっと快適な暮らしがしたい!!という下心はあります。(というか、今の家以外ならどこでも快適に過ごせるとは思うのですが笑)

それ以外に、例えばひかりが韓国語を教えたり韓国料理を教えたりできる設計にしたり、縁側でお茶を飲めるようにしたり、自分の話は一般の人にはなんの価値もないかもしれないけど、農業したい人にとってはそれなりに色々と感じたことをお話することで価値が生まれるかもしれない。

そんな風に、本来は買った翌日から価値がどんどん落ちていく家というものをどんどんと価値が上がっていくような設計にしたいと考えています。

ここにおける価値というのはお金という考えではなくて、信用(ファン)という考えです。

そんな信用に溢れている中での一緒にワイワイって超楽しそうな未来だなぁという妄想でした。(#無理やりここに持っていく)

今自分たちが頑張って農業をしているのはこのお金を作るためです。

そのお金をどうやって作るか。それはまた今度のお話です。


追伸

実はめっちゃいい土地が家の近くにあるんです!知っている農家のものなので超安く交渉していきます笑

話が進んだらまたここでご報告致しますね!


それではまた!めっちゃ暑いのでお体ご自愛くださいませ。(高松もひかりも家で引きこもってニラの調整作業してるので全然大丈夫です!)


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