待ち合わせ場所を作る
昨日が飲み会だと思って電車とバスを乗り継ぎ、会場手前まで行ったにも関わらず、直前で飲み会が別日だということに気付き、コンビニでハイボールを買って「飲みに行った」という事実を作った高松です。
さて、有料記事初めての投稿となります。こんなナニモノでもない自分たちの記事をご購入頂いた方々、本当にありがとうございます!
必ず何かの形で還元させてもらうのと、直接会って抱きしめに行きます!(ひかりか息子が)
今日の投稿は、私たちの3〜4年後に叶えたい夢を語らせてください。今の私たちは、ここに向けて全力を注いで頑張っているということを皆さんと共有したいからです。
ちょっと長くなるので前編・後編に分けさせてください。
農業体験農園をしたい
これが今自分たちが一番やってみたいことです。ここに向けて本格的に準備を進めることが今自分たちが働いている理由です。
まずは農業体験農園とはなんぞやということなんですが、市民農園ってよく聞きますよね?
区画が区切られていて、年間の土地代を払って自分で育てたい野菜を育てるというあれです。
一方、農業体験農園っていうのはそれと似てるんだけど少し違っていて、農家が自分の畑を区切って、野菜作りを指導しながらみんなに同じ野菜を育ててもらうというものです。
農具や種、苗などなど全て農家が用意をして、お客様は手ぶらでそこに来て農家の指導を受けながら野菜作りを楽しむというもの。
ここに詳しいことが書いてありますので興味のある方はご覧ください。
これをやりたいと思っています。
実は先日、この農業体験農園の勉強会に参加してきたのですが、話を聞いてると色々と思うことがありました。耳では話を夢中で聞いているのですが、聞きながらも自分の頭の中ではかなりの妄想が膨らんでいて、それをどうしても実現したいと思い、妄想を忘れないように勉強会終了後に誰にも挨拶もせずに速攻ひかりの元へと帰っていきました。
その時の妄想がこちらの通りです。
①農作業の先の目的をしぼる
②大人が遊んで子どもは付き添い
③飲んで泊まれる
これが自分たちの考える理想の農業体験農園です。
自分たちがやっているのは農業というお仕事なのですが、農家が野菜を育てて出荷するのは農協や市場が主な出荷場所となります。
自分たちも農業を始めた当初はそれをやっていたのですが、正直楽しくなかったんです。自分がロボットにでもなったような感覚で農業をしていた記憶が強いです。
ある時から農協出荷を全てやめて(というかあまりにも農協出荷をしなかったのでクビになりました笑)お客様に直接販売・直売所への出荷・スーパーへの直接卸しに出荷先を全て切り替えました。
今回のお話はその先のお話で、小さなコミュニティが作れたらもっともっと顔が見える、なんなら自分で育てた野菜を自分で食べられるような世界が作れて、農家はそれで生活ができるようになるんじゃないかという仮説を立ててみました。
コミュニティを作るなんて大それたことを言っていますが、言い換えると
畑を待ち合わせ場所にしてみんなでワイワイしたいんです笑
それで生活できたらもっと農家をしたい人は増えるだろうし、これってロボットやAIには絶対にできないことですよね。
具体的に一つずつ説明しながら最終的にそこに持っていくように頑張りますね!
①農作業の先の目的をしぼる
今ある市民農園や体験農園は、同じ空間に違う目的で集まっている人がいるというのが現状です。
例えば、
・ガッツリ農作業したい!という人は話しかけられたら少し嫌。
・お友達が欲しい!という人はその人を無愛想だと思う。
と言ったように、農作業をするという目的の他に、その他の目的を細分化しないとコミュニティは作れない、というか仲良くなれないですよね。
自分が農協で働いていた時に、農協にもいくつかの市民農園を持っており、そこを何箇所か見せてもらっていました。
同じ農協がやっている市民農園なのですが、その場所というか集まる人によって全く別の空間になっていました。
ある場所では、毎週のように畑の片隅でBBQが行われていて、みんなが楽しそうにしていたし、
ある場所では、そんなことは一切お構いなしで黙々と誰とも話さずに畑仕事に精を出している。
ただ、BBQが行われている市民農園にもやはり黙々と作業をしている人はいて、「あの人はBBQに参加しないんですか?」と聞くと「何回誘っても来てくれないんだよー!」とまるでその人が悪いような言い方をされるということもありました。
ここからわかるように、同じ空間に目的が別々の人が集まるというのはなかなか大変なことなんですよね。
なので、自分たちが作りたい体験農園というのはみんなでワイワイしたい人たちのためのコミュニティを作るという目的で募集をかけたいと思っています。
お友達の家に遊びに行く感覚で畑で遊ぶ。汗をかいたらビール飲みたいし、野菜がとれたらみんなで料理して持って帰りたい。
ジャガイモが取れたらみんなでコロッケいっぱい作って持ち帰って冷凍できるようにするとか楽しくないですか?
こんな感じで、農作業が目的ではなくて、その先の目的を明確にすることによって、コミュニティは築かれていくのだと思います。
もちろん、育てた野菜をそこで全て消費するのではなくて、とれたものは持ち帰って頂くのが基本ではありますが笑
ということで、あっという間に2000字を超えてしまいましたので今日はここまでにします。
これを始めることはすごく簡単なのですが、それをするための環境を作ることが今の自分たちの課題です。
次回はそのことについて書いていきます。
なんか、過去のことを書くのと未来のことや現在進行形のことを書くのって全然違って結構緊張しました。
もっときちんとした文章書けるように努力します!
ひかり畑の高松でした。
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