同業他社ではなくライフスタイルを見る
回転寿司業界で元いた会社の売上データを不正に入手しようとしたとして問題になっています。
まず、同業他社を気にしているうちは三流です。しかも売上みたいな過去の結果情報だけ見ているようでは、まともな経営はできないでしょう。再生が必要な会社であれば、事業再生は果てしなく遠い道といってもよいでしょう。
本当に気にすべきは、想定している顧客のライフスタイル、趣味嗜好に基づく異業種のサービス・製品です。1日24時間、飲食店であれば1日3食、その一部の時間、支払うお金を自社で使ってもらうことが必要なことです。同業の競合他社と競争しなければいけない状況であるならば、それは自社のブランドやコンセプトが十分ではないのでしょう。
競合ではなく顧客を見るというのは原点に立ち返るということでもあります。誰のため、何のためのサービスなのか。そのことを考えていれば、同業他社の売上など気になるものではないはずなのですけどね。
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著者:原田光久(ひかりば 代表 / コミュニケーション・プランナー)
●社会問題解決アドバイザー、新規事業開発・地域創生・経営支援
●行政・教育機関・民間企業で研修・講演・IT推進をサポート
●連絡先:harada@hikariba.com