ちょっと不思議なお話・15
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
前回の14に書かせていただきました神社の近くにある奥社でのお話です。
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水と森を感じながら歩く道のりは片道40分くらいでしょうか?とても気持ちいい場所で、足がどんどん前に進みます。
森林浴を楽しみながら、わたしは奥社まで歩いて行きました。
水の音がとても心地よくて、いつまでも歩いていたいそんな場所でした。
奥社で参拝をした後に、わたしはある岩が気になり、そこをチラッと見ました。
まわりにはたくさん人がいらっしゃるので、ご迷惑になってもいけないなと思い、ちょっと見てすぐに戻ろうと思ったのです。
すると岩の間から小さな龍さまが……!!しかも2頭。可愛いと表現して失礼に当たらないかなと思いながらも、その可愛らしい子龍さんと目が合い「こんにちは」とご挨拶をしました。
すると、その隙間から大きな瞳が……
「あっ!」思わず声を出してしまいそうでした。
大きな龍神さま。「こっちに来なさい」と子龍さんを促しているようでした。
あまり見ていてはいけないのかもしれないと、その岩から離れました。でも、なぜか足がそちらに向くのです。
そーっと岩を覗くと子龍さんと目があう。可愛い!!なんて可愛いのでしょう。
赤ちゃんに「いないいないばー」をしている感じです。
そのたびに大きな龍神さまが奥に連れて行きます。子龍さんは20センチから25センチくらいの大きさ。大きな龍神さまは大き過ぎて瞳しか見えません。
こんなにリアルに龍神さまにお会いしたのは初めての事です。ご縁はあるなと思っていましたが、こんな形でお会いできるとは思っていませんでした。
ここにいらっしゃるんだ、大切に育てられているんだね……と、とても心が温かくなりました。
そこは龍神さまが祀られている神社。
子龍さんはきっと大きくお育ちになられただろうな……と時々、思い出します。
またいつか行ってみたい神社です。
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