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【第16話】機械(IT)が発達すれば、愛の循環が減る

私は知っている、人間の強さを。一人一人では弱いが、チーム・仲間・団結力を発揮した時の強さを持っている。何もかも、1人でやろうとすると、いずれ強さが足りなくなる。だから、1人でできることであったとしても、誰かを巻き込み、一緒に進んでいくといい。そこでも多くの学びを得ることができるから。何も知らない人は、先に立つ者から多くのことを学べばいい。先に立つ者は、未熟な人に対し、丁寧に自分の知恵を教え与えればいい。教えること、与える事も、立派な自分の成長となる。そうやってチームとして、成長していく事も、今の地球に必要なことである。
 

IT技術が発達したお陰もあり、様々なことが簡単にできるようになった。今まで人間がやっていた仕事も、機械がやるようになってきた。便利になったと言えば、その通りなのだろう。人間側から見れば、楽でもあり、人件費等にも、影響や効果もあるのだろう。しかしその結果、簡単にできる仕事は、機械に取られ、人間がする仕事の量は、確実に減っていった。


また、少なからず、店員とお客で、会話がなされていた部分が、機械が相手となったら、そこで一言も言葉を交わす必要がなくなった。するとどうだろう、世の中の会話の量・人とのコミュニケーションの量も、確実に減った。仕事が減ってしまう事より、誰かとのコミュニケーションの量が減ってしまった事の方が、問題であることに気づいているだろうか? 人とのコミュニケーションの多くに、愛のエネルギーがついてくる。その循環が減ったということになる。
 

 機械が働いてくれる世の中は、発展の一つでもあるから、悪いことではない。しかし、その結果のネガティブな面もしっかりと伝えていく必要があるのだ。先に述べたように、人とのコミュニケーションが減るので、その分、違うところで、積極的に人とコミュニケーションを取るようにしましょう!という事を、君は見聞きした事はあるだろうか?
 

 おそらく、ないだろう。機械によって、人のミスが減った。混雑状況も緩和した、人件費が浮いた等の、多くの人はポジティブな面しか気づいていないのだから。ネガティブな部分は、見もしない、気にもしない。しかし、その結果、愛の循環が少なくなり、どんな影響を及ぼしているのか気にしたことはあるか? 人間の1日の人との会話・コミュニケーションが減る。1年でどのくらい減るか?10年でどのくらい減っているかを想像してみなさい。
 

 加えて、どこかの街では、機械を使わずに、今も、人とのコミュニケーションを大切にしている地域に住んでいる人がいた場合、1日に受ける愛の循環の差は?1年後は?10年後は?わかるかい? 今まで与えられた愛の循環が減るだけでなく、今まで通りに人からの愛のエネルギーを毎日浴びている人との差が、どのくらい開いていくかを。
 
 
  もっとわかりやすく説明すると、1日を1ポイントとするなら、機械相手に操作する人は、1年でマイナス365ポイントであり、しかし店員と会話をする人は、プラス365ポイントなのである。その差は、1年で730ポイント。5年で3650ポイント、10年で7300ポイント分の、愛のエネルギーに差が発生する。その愛に触れ続けた人と、触れてこなかった人、その心の栄養の差はいかほどか、想像つくだろうか。


愛のポイントの補足説明※審神者より

Qこのポイントの差が、ちょっとわかりにくいです。審神者からの質問ですが、誰かからの愛のエネルギーに触れた人は、愛のエネルギーが1ポイント得られる。しかし人の愛のエネルギーに触れなかった人、機械を選んだ人は、マイナス1ポイントなのですか??
 

神「そうだ」
 
Qそれはゼロではないの??
 
 
神「人からの愛のエネルギーを「触れない」を選んだ。道を歩いていて、その道が3本に別れている岐路に立っているとする。右はプラスポイントであり、左はマイナスポイント。そしてもう1本は、何もしない、真っ直ぐな道。これがゼロポイントを意味する。
 
何もしない=人との触れ合いもなければ、機会との触れ合いも選ばない。つまり人生、もっと細かくいえばその1日において、なんの変化もない日を選んだということ。これが、何のエネルギーの交換もしない、ゼロポイントである。
 
ただし機械で電磁波を浴び、体に害を受けるから、マイナスポイントという事ではない。今回の物差しは、人との愛のエネルギーの話である。混同してはならない。
 
 人ではなく機械を選んだ、人からの愛のエネルギーを求めない事を選んだ時点で、愛のエネルギーはマイナスなのである。
 
例えばコンビニの入り口に自動販売機がある所もあるだろう。飲み物が欲しい場合、店内に入って店員さんから購入することも可能であり、そしてもちろん、自動販売機で購入することも可能。どっちを選ぶか? もし、自分の好きなタイプの人が店員さんだったら、触れ合いを選ぶのではないだろうか? もしくは、友人や知り合いだったら、店内に足を運び、挨拶をしたいという気持ちが働くだろう。
 
 しかし、時間がなければ、自動販売機でいいやと思う人も、多くいるだろう。それが悪い訳ではない。
 
 
・・・例えが極端であったかな??
 
 機械を選ぶ時があってもいいが、その分、時間がある時は、積極的に人との交流の方を選ぼうという意識を、持って欲しいということでもある。
 
 
そうでないと、いざ、どこかの受付等で、人と接しないといけなくなった時に、人から自分を見られることの恥ずかしさや、不慣れな感情を抱き、どんどん苦手意識が強くなっていく。
 
そうすると、もっと、人との触れ合いを避ける道を選び続けていく。それらが行き着く果てとは???始まりは、小さな事であるが、その歪みは、どんどん大きくなっていく。
 
たかがコンビニでのコミュニケーションだと思っているか?
 
 
今の日本は、核家族や一人暮らしの人が多い。またネットが普及しすぎた為、人と直接会話をする機会が乏しく、寂しい事であるが、友人が少ない・いない人も多いのが実情だ。
 
 
コンビニでの挨拶や、ちょっとしたコミュニケーションからでも、人とのふれあい、愛のエネルギーの交換が可能なのである。そしてどこかの店員さんとのコミュニケーションが億劫に感じている時点で、心は愛のエネルギー不足を抱え、心が歪み始めているということになる。
 
 
 コンビニや小さなお店での、何気ない挨拶やコミュニケーションであっても、今の時代、誰かにとっては、とても重要で貴重な触れ合いの場である。
 
 私は、誰かの心が愛のエネルギーの欠如で、歪んでしまわないか、とても心配している。その対策の一つが、コンビニや小さなお店でのコミュニケーションでも回避することができるということを、積極的に伝えていきたいのだ。だから手伝って欲しい。」


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