畑仕事の賄い
年末のお仕事にて。
畑仕事の、うんと美味しい賄い。
いつもワンプレートに盛りだくさんのお惣菜を盛ってくれる。
今日は温かい豆乳のスープも一緒だ。
一つのお皿に何種類もの料理、味。
一つの料理に何種類ものお野菜、食材たち。
沢山のお惣菜たちがワンプレートに集まっていて、見ているだけでワクワクする。それを口に入れたら、もう冒険の始まりなのだ。
一種類一種類、食べるたびに、何が入っているのか、どんな味付けがされているのか、噛みしめながら整理する。
一口口に入れて考え、また他の料理を口に入れて考え、答えを見出さぬままいつも食べ終わる。
最初はちゃんと考えるんだけど、いつの間にかどんどん積み重なる ”美味しい” に大忙し。味付けを考えるよりも、今この ”美味しい” を感じることに精一杯になる。
そして私がいつもしてしまうことは、ゆっくり一口一口いっぱい噛んで深く楽しみたいのに、早く次の一口を食らいたいっ、と不覚にも焦ってしまうこと。
次々に美味しいを感じたくて急いでしまう、手を止められない欲張りな自分。
一人での食事は大体そうなってしまう。
だけど、それはそれで楽しいのだ。幸せなのだ。
自分が働いている畑で採れたお野菜をふんだんに使い、身体に優しく調理された菜食ご飯。
食って偉大。有難い。自分を幸せで満たしてくれる最大のエネルギー🔅
出来る限り、一回一回の食事をこだわり、大事にしていきたいものである。
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