無気力・気分が落ち込んだ時に聴きたい曲5選
人の気持ちは不思議だ。
体調、気分、機嫌、
過去のことを思い出して落ち込んだり幸せに浸ったり
予定、未来の想像をして暗くなったり明るくなったり
人の心こそまさに千変万化。
そんな人ひとりとっても目まぐるしい感情の変化の中で、どうしても深く落ち込んでしまうことがある。
思い出すだけで辛いこと、辛いことが起きた直後、今その真っ只中、先が見えないなど、どの時系列にもその影は潜む。
実際、落ち込んでいる時に音楽なんて聴く気力すらないこともある。聴こうという思考に至らない時も。
それでも街中で流れていた音楽の何気ないフレーズにハッとしたり、自分は今こんな気持ちだったんだと気付かせてくれることで、頭の中の思い出から急に掘り起こされた曲を急に聴いてみようという気になったことが何度もあった。
今日は過去にそういうタイミングでふと思い出したことがある曲たちを書いてみようと思う。
細かいフィーリングとしては、「いつまでも落ち込んでいられない…!音楽を聞いて元気出そう!」というより
「もう何もしたくない…。ずっと部屋にこもっていたい。」
そんな気分の時に自分が助けられた、寄り添ってくれるような曲たちだ。これからもたくさんお世話になるのだと思う。
今回紹介する以外にもたくさんあるのだが、今回は5曲だけ。
前置きが超絶長くなってしまったがそろそろいこう。
無気力・気分が落ち込んだ時に聴きたい曲5選
メロディーフラッグ/BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKENの曲に助けられたことが何度もある。
その中でもメロディーフラッグは、こと落ち込んだ時に何度も色を変えながら支え続けてくれている楽曲だ。なんか特に辛くない今も記事を書きながら泣きそう。
リンク先のYouTubeに歌詞もあるので是非読んでほしい。
あくまで誰かを頼るのではなく、自分が今まで残してきた何かを必死に手繰り寄せる、思い出す
必死で探し回った、泳ぎ着いた先に、手を振ってくれる誰かがいる。
それは大切な誰かかもしれないし、自分自身かもしれない。
"ひとりだけど ひとりじゃない"
ひとことで言えば、そんなことを思い出させてくれるような楽曲だ。
当たり前なのに、なぜか忘れてしまうんだよな。いつも思い出させてくれてありがとう。
jupiter/BUMP OF CHICKEN
CD AmazonMusic
ソラシド〜ねえねえ〜/Buono!
ハロー!プロジェクトのロック色強めな3人組ユニットBuono!
ハロプロ楽曲にも好きな曲はたくさんあるが、特にこの曲は
落ち込んでいる誰かに「聴いてみて」と勧めたくなる曲だ。
自分勝手でわがままで、それでもそれが私らしい私で。
人間の本質を、短く且つ誰のことも責めない。愛おしくなるような言葉たちで綴られている。
すんなり聴けてしまうが、仮にも歌う者としては彼女たちの高い歌唱力もエネルギーの源泉だ。
ここに至るまでの練習やトレーニングを想像すると元気を注入される気分。
ありがたいことに公式にボーカルのレコーディング映像もある。楽器隊はこっち。
作詞は赤い公園の津野米咲さん。今は別の意味で泣いてしまう。
遺してくれた言葉たちに、今も救われている。
ソラシド〜ねえねえ〜/Buono!
Amazon
FireFlies/owl city
ある日友達から何気なく勧められたこの曲。
曲調と遊び心満載の音たちに魅了され何回もリピートして聴いていた。
自分の中のブームが落ち着き、聴く頻度もハマっていた頃よりは少なくなってはいたが、ふとした時に思い出すフレーズがあった。
"僕だって自分を信じてあげたい"
そして実際曲を聴いてみてほしい。
詞とメロディーが完全にリンクしているのだ。
いやわかっている。そんなの個人の感想だと。
それでも僕は未だ、詞とメロディーがこれ以上ないほどまでに合致している曲をそうそう知らない。
信念と挫折の狭間で葛藤している心境を、このひとつのフレーズに全ての熱量を込めたような、そんなエネルギーを感じる。
このひとフレーズを思い出すだけで、もう一踏ん張りできた瞬間が何度もあった。
自分に打ち勝つために、またこの曲を思い出す。
Ocean Eyes/owl city
CD AmazonMusic
これから/坂本真綾
坂本真綾さん。この方も聴いてほしい曲がたくさんある。
その中でも辛い時に聴きたいのが「これから」という曲。
誰もが、こんなに歌詞をなぞるように気持ちの切り替えができるわけじゃない。
それでも、いつかは進んでいかなくてはならない。
今まで経験してきた「別れ」の中に、「あのときの別れも今に繋がっている」「あの経験も無駄ではなかった」と思えるものが少なからずないだろうか。
「私にはまだわからない」という今別れにただ立ち尽くしている自分に
「これから それを知るために」という今までの経験から現在の自分を前に進ませようとしている、過去から「大丈夫だよ」と優しく語りかけてくれる自分。
決して早く歩ませようとしない。今を存分に哀しみなさい。
それでも、絶対に、大丈夫だから。
そんなじんわりと心に確かな炎が灯るような、
脆くて、優しくて、力強い歌だ。
FOLLOW ME UP/坂本真綾
CD AmazonMusic
はじめてのかくめい!/DIALOGUE+
最後は最近の!なのでライト目に。
声優のボーカルユニットとして結成されたDIALOGUE+
なんか最近ので良い曲ないかな〜となんとなくでYouTubeを徘徊していたらおすすめに出てきて1発目でハマってしまったのがこの「はじめてのかくめい!」だった。
製作陣を見てみると
作詞・作曲:田淵智也
編曲:田中秀和
いやもう納得しかなかった。この二人のタッグが既に実現していたなんて。
ただ素直に巡り合わせにありがとうという気持ちと、何で今まで知らんかったんじゃーという自分のアンテナの低さに愕然とした。
話を戻そう。
今回の趣旨に沿っていうと、やっぱり元気をもらえる曲なのだ。
「落ち込んでいる」種類の中でも、「考えすぎ」なときに気持ちを切り替えてくれる。
不可能も絶望もただの考えすぎだったんだ。だってやれることはまだあるんだから。
アップテンポな曲調が、絡まった思考の外へいつの間にか連れ出してくれている。
彼女たちの「かくめい」はまだまだ続く。
DIALOGUE+1/DIALOGUE+
CD AmazonMusic
ここまで5曲紹介してきた。
余談だが最後のDIALOGUE+は「あたりまえだから」という曲とどちらを紹介するかひじょーーーに迷った。
DIALOGUE+を知ってから数年ぶりにCDというものを買い、過去の楽曲や新曲を追いかけたのが約一年前。
彼女たちのドラマにリンクして胸を打たれる楽曲も多いのだが、「あたりまえだから」は自分にズドンと刺さった。
試聴VerではあるがYouTubeにも載っているので是非聴いてみてほしい。
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