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貴方は、推しのためにイベントを開こうと思ったことはありますか?

私には野望があります

自分の推しを舞台に出すことです

何も、武道館とはいいません
せめて普通のライブハウスとかで構いません
一回だけでも構いません

自分の推しと
それを一緒に応援してくれる人と
それに興味を持った人で集まって

推しの歌を聴いたり、推しのトークで笑ったりして
それを拍手して
「最高!!!!」と叫んで
大笑いして

お客さんがみんな満足そうにしてて
その様子を見て推しが満足そうに笑って
「今日はありがとうね!」っていって


そういうのでいいんです
そういうことができたらいいなーって思うのです


きっと、今までそういった舞台に上がってきた人は
とてつもない光るものを秘めていて、それをスカウトされたりだとか
プロになるために一生懸命練習を重ねてきたとか
そういうコミュニティに属してみんなで協力しあったとか

そういうものがメインのはずだったと思う

ただ、Vtuberという文化は
「そうじゃない人」でも舞台に上げられるかもしれない
その人のファンたちで協力して、推しに晴れ舞台を用意してあげられるのかもしれない

どうも、そういった現実がそこまできている

具体的に関わっていること

私はこの企画・運営に携わり

紹介動画の収集、そしてその再生がメインの担当としている

公募という形で集めているが、それでも推したちの動画が集まってきた

この企画のためにわざわざ新たに動画を撮り下ろしてくれた人もいる

私は、会場に集まったみんなに、推したちの映像を流せることに
ある種の喜びを覚えている

エンタスという、Vtuberさんのイベントを何度もやってきた
いわば聖地のような場所で
推したちの宣伝ができるのだから

イベントを行う難しさを知る

ただ、このイベントを企画・準備・進行するというものが
私の想像ははるかに上回るレベルで色々と考えなければならないということ

今まで、多くのイベントに参加してきたつもりで
そこそこ気にすればいいことは、なんとなくわかっていたつもりだったが

うなぎさんが動画であげているように、色々と打ち合わせを進めていくと

「これの許可はどうか」
「機材はどれを、いつ、どのようにつかうか」
「それがうまくいかなかった場合はどうするか」
「この件に関しては○○までに打ち合わせが必要」

実際に進めれば進めるほど
解決しなきゃいけないことや、想定しておくべきことなど
今まで気にも留めなかったことが顕在化してきました

まぁ、というのも
私たちは別に、イベント企画会社で働いているわけではなく
いわば、ただのオタク集団
このイベントも、細かくいえば、ただのオフ会で
イベントスペースを借りて、ゲストを呼んで、DJも呼んでと企画してはいるものの、非営利のイベントのため収益はありません
(進めれば進めるほど、営利目的でイベントをやって黒字にしてる人ってすごいなと思うほどです)

ただ、逆をいえば
この企画が成功したら
オタク集団でも本気になればこういうことができるということが証明できるのかなって思うのです

私にできるのは【私にできること】

きっと、もし私が大金持ちだったら
お金の力で、会場を抑えて、グッツを作って、大物作曲者に依頼して曲を書いてもらって
そして「入場無料!!とにかく見においで!!!
なんていうことができたでしょう

でも、私にそんな権力も財力もありません

会場費のやりくりを考えてるだけで一苦労だし(ちょっと割高になってしまい申し訳ないです)
グッツは、権利や手間賃なので難しいと思ったし(採算とれるかも怪しい)
作詞作曲は自分たちでやりました(私は作詞担当)

これが今の私にできることです
しかもそれは、他の仲間との協力あってこそです(私は主催ではない)

きっと、プロが作るものに比べたら劣るものに見えるかもしれませんが
できないわけではありません
【できること】ならできるのです

今回の企画を無事成功させて
そのメソッドを生かして
いつか、私が企画を主催して
推しを登場させて
グッツもつくって

まだまだ絵空事ですが
それは、私にも【できる】ことなのかなって
そう思えたら、人生ちょっと楽しくないですか?