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2023.12 台北〜九份②

中山国小からタクシーで龍山寺へ。タクシーは日本より割安。この距離で大体200元でした。

龍山寺がある地域は萬華地区と呼ばれる台北市でもかなり古い街。

清時代の乾隆3年(1738年)、漢民族が台湾北部へ移民してきた時代、あまりに土地の環境が悪く「三在六亡一回頭」(移民してきた10人のうち3人が残り、6人が死亡、そして1人は帰国)という状態。移民たちの「神様に保護していただけるように」という切実な想いが込められ龍山寺が創建されたそう。

境内の総面積約は1800坪。
御本尊を祀った本殿を中心に周囲に前殿、東側の鐘楼、後殿、西側の鼓楼が配置されておりそれらは渡り廊下で繋がっていて、上から見ると「回」の字の形をした構造になっているのが特徴。

「銅雕龍柱」はこれかな?
1920年代の作品で台湾では石製の柱が一般的な中、こちらは台湾唯一の銅製だそう。

本殿に祀られているのはすべで仏教の神様で、一方の後殿には主に道教の神様が祀られているという。こちらは学問や商売、子宝、恋愛など分野によって分かれており、それぞれの神様の前で様々な人たちがお参りをしていました。

龍山寺で特に有名なのが台湾式のおみくじ。
まずは神様にお伺いを立てて、筊(こう=三日月形の赤い木片)を2つ手に取って投げ表と裏が出たら、くじを引く。
くじの束を上下に振り一番飛び出したくじを引いて、書かれた番号を確認したら再び筊を振り神様にお伺いを立てるといった手順。

たくさんの人が筊を投げていた。

筊とお供え物。お供え物は神様によって種類が違うらしい。

赤色が多く派手なのは中国系だから?

精巧な彫刻。

回廊。
奥の建物に屋根の彫刻の影が!

大きな提灯も。

夜21時頃でしたが絶えず人が出入りしていました。

小雨の中の参拝でした。

龍山寺を後にし、ホテル最寄りの忠孝新生駅へ。

お口直しにスタバ。
スタバデザインの台湾カステラ。


ここにも虎🐅

かなり歩いたのでこの日はホテルに戻ってすぐ就寝。

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