先日、立教大学ユニオンのツイッターで非常勤講師と任期にまつわる投稿があり、多くのリツイートといいねが付いています(2000以上のリツイート、4000以上のいいね、2023年2月23日18時時点)。https://twitter.com/RikkyoUnion/status/1496078435709755396 ツイートが複数にまたがるので、要約すると、 ①立教大学が2016年4月以降に働き始めた非常勤に任期法を適用した。 ②任期法に基づいて、非常勤が無期になるタイミング
〔1〕 6年間の闘いで非常勤講師の雇用はやや安定 2019年度は、6年間にわたる当組合の闘いの結果、ほとんどの大学で非常勤講師の 5 年上限が撤回され、非常勤講師の非常勤講師の無期転換が進み、非常勤講師の雇止めは激減しました。例年、多い時には数十名の雇止めの相談があるのに、桜美林大学を除くと今年は数名に留まっています。また桜美林大学に関しても、個別の雇い止めやコマ減に関しては交渉中ですが、業務委託による大量雇い止めは阻止することができました。このように、非常勤講師の雇用は
「なんか急に、労働者性を否定する使用者が増えてきたように感じるけど、組合さんはどう?」と先月ある労働基準監督署で監督官に尋ねられました。たしかに、私が関与する案件だけでも、河合塾・東京藝大・茨城県立中央看護専門学校など、多数あります。 お世話になった弁護士さんの一人は「労働者性の否定は、入り口阻止なんだ。それで団交拒否して、法の議論も拒む。みっともないことなんだ。」と語っていました。実際、東大の教職員の無期転換や去就を争った団交では、なんと相手方の弁護士さんが「授業やっても