もうすこしだけ
遠い先だと思っていた2020年になった。
2019年の大みそかは、例年通り大掃除をした。ただ普段から小掃除を繰り返しているので、そこまで重労働にはならない。
昼間は暖かったので、外側から窓を拭いた。
掃除を終えて、一息つき、NHKにチャンネルを合わせる。最近は、紅白を見ている。数年前までは、ガキの使いを見ていたが、いまや大みそかの夜は、紅白一択だ。
MISIAやSuperflyの圧巻のパフォーマンス。星野源から発せられる音楽は楽しいんだというメッセージ。ビートたけしの技術を超えた歌の力などなど、見どころたっぷりだったのだが、個人的なMVPは綾瀬はるかの司会っぷりだった。
去年は、どうやら101冊読んだらしい。
2019年は、あまり読めなかったなと思っていたが、上半期にまとめて読んでいたようだ。本当は年末にやろうと思っていたけど、2019年に読んだ本ベスト10(順不同)。
1、こちらあみ子
2、夕べの雲
3、春になったら苺を摘みに
4、表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
5、ホテル・ニューハンプシャー
感想は下に書きました。
6、グレート・ギャツビー
7、初恋と不倫
8、山の上の家 庄野潤三の本
9、まじめに生きるって損ですか?
感想は下に書きました。
10、言語表現法講義
去年は、外国人作家の本を結構読んだ。なかでもよかったのは、ランキングにもあるとおり、『グレート・ギャツビー』と『ホテル・ニューハンプシャー』だ。
物語の重厚さにすっかりやられてしまった。
あとはジェンダーや移民、異文化についての本も読んだ。多様化、複雑になっていく世界に対して、自分はどう対処していくべきかを考えた年でもあった。
ほかには、庄野潤三という作家に出会えたことも、去年のハイライトのひとつだった。日常は小説になる。
振り返ると、9月ごろから読んだ本の感想を書かなくなっている。今年は、もうすこし書ければいい。
と、ここまで書いて、つぎは2020年の目標をと思ったが、まったく頭が働かない。もうすこしだけ、お正月の雰囲気を味わいたい。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
最後まで、読んでくださってありがとうございます!