セックス自由婚への道のり③

※前回のお話はセックス自由婚への道のり①②をお読みください※

初回お見合いにおける、
夫候補の見極め質問集はじめます↓

なぜ私とお見合いしようと考えた？

出会う相手は、私の写真とプロフィールを見て応募してきた男性です。
私は、noteさながら、かなりの長文をプロフィールにしたのです。

明確に項目毎の考えを述べました。
これをちゃんと読みこんできたのか？
そしてどこに惹かれたのか？

端的にまとめると、
妊活するぞ！子育てしたい！好奇心旺盛で理論的に話したい人だよ！
という内容です。

お互いに手間をかけて会うのです。
原則として、男性が喫茶代を支払うことになっています。
だからといって、女性に負担が無い訳ではありません。

時給の出ない接待のような時間を過ごす暇はありません。
たくさんの応募があり余暇はゼロ、仕事と異動睡眠食事以外の時間が婚活になり、私は脳がパンクしそうでした。

ガンガン核心に迫る質問をして、取捨選択しましょう！では質問に参ります。

Q1.
貴方の婚活における優先順位は何でしょうか？それに照らし合わせて、私を選んでいただいた理由を教えて下さい。

これをクリアに答えられる人は、論理的思考で目的意識をもって婚活をしている人です。

理想の結婚感が無い方は、この時点で解散しました。お話しする私の時間が勿体無いです。

先に進めます。

Q2.
これまでの恋愛はなぜ結婚に結び付かなかったのですか？理由はわかりますか？

この質問で、これまでの恋愛スタイルを把握し、相手との問題点を考える人なのか、改善していく意欲のある人なのかを知りたかったのです。

この質問に対して怒ってしまったり、相手の女性を責めるだけなど、考えの薄い人間には私の伴侶が務まる訳がありません。

しかしこの質問には穴がありました。

婚活市場は、恋愛経験不足の人が多すぎる！！！！

学生の時に居た以来はいない、仕事が忙しくて彼女を作る暇がなかった、同棲はした事がない等々、、。


そう語る男性が大半でした。
婚活市場の現実がそこにはありました。
非モテの群れ are comming here!!!!!

私は経験豊富な年上が大好物です。
それを置いておいても、この特殊な婚活においては年上というファクターはとっても大切でした。
たいていの男性は歳を重ねるごとに、不要な束縛や所有欲が薄れて、余裕が出て許容範囲が広くなるものだと思うからです。

しかし対象年齢だけをあげたとて、残念ながらここには棲息しない生き物がイケオジでした。

実はウソをついて派手に遊んでいるのを隠しているかもしれませんが、、話していると大概が真実であると思いました。

饒舌になるような、外向的な趣味が無いのです。

恋愛するにはそもそも出逢わないといけない、1人では出来ない趣味なのです。

忙しければ忙しいほど、発散のため社交をしたりセックスしたりする人間が、、ここには居ない。居ない。



ただし、うれしい誤算がありました。

ここで、ざっくばらんに性の話に繋げられる猛者が数人いらっしゃいました。

結果、そんな方のみを相手にしていくことになります。

うわ、意味があったじゃない！！

Q3.
我々が掃除が苦手だと仮定します。
2人とも疲れて部屋が片付けられないが、ストレスが溜まる状況です。どうしますか？

この問に対してどう考えるか、セックス自由婚に結びつく答えは

「便利家電導入や家事代行サービスを利用する」

です。

今や、そんな時代になりました。
男が女がという概念は終わりました。

協力し合おう、僕も手伝うよ…では乗り切れないようなトラブルが、共働きの忙しい現代の夫婦には付き物です。
お金をかけたり、必ずしも2人きりで解決しなければならないわけでは無いといったように、見方を変えることで解決する問題です。

話題を柔軟に考えられる人か、例え話を討論として面白いと思える人か、、
見極める為に、この質問はかなり大切だと思います。

直接的にセックスというワードを出せない状況で価値観の擦り合わせをするのに、例え話への柔軟性は大切です。
長くなるので省略しますが、例え話の議題を食事に変えてお話しした方もいます。

Q4.
妊活を経て子供を授からず、その理由が貴方の精子だった場合、精子提供に同意しますか？それでも私と子供を家族として考えられますか？

これはかなり厳しい質問だと思います。しかし大切です。

お見合いを応募していらしたお相手の年齢は、設定上限の49才前後の方が多かったのです。

妊活をわざわざプロフィールに書いたので、Q1.と重複しますが、30代前半の私に求める条件は「子供を産む能力」であることがほぼ確定しています。

このあたりの価値観は、セックス自由婚にも大切と考えます。

わたしがセックス自由婚を望むのは、家庭が不安定な時に外で発散したいから…というわけではないからです。


そして、夫婦としてこういう厳しい現実に向き合うことは当たり前に起きます。結婚すれば幸せなのではない。

かなりセンセーショナルな質問ではありますが、自信を失って意気消沈したり、すぐに考えられなくなったりする方は、私とポジティブな家庭を築けるとは思えません。

悲しい現実を突きつけられても、家族として楽しく暮らしていける人か？

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ここで小話を挟みましょう

夫婦って、家族という会社の共同創始者なんです。

それまで他人であり、意見が異なることは当たり前にありますよね？

ですから、この会社を傾けない為には、ふたりが同じ方向を目指していくことが重要だと思いませんか？

わたしが家庭という会社に求めるのは、円満な子育てです。
私にとっての婚活の目的はそこにあります。

起業したからとて、その会社は永続ではありません。
まずは子育てというプロジェクトを完成させるため、15年ないしは20年、会社の維持をするリーダーになると考えれば、ビジョンが明確になりませんか？

子が巣立ち子育てプロジェクトが終わった時、夫婦は解散するもよし、寿命まで寄り添っていくもよし、その時に笑顔でパートナーとして結論を出したいと思っています。

長々とお話ししてすみません。
未来の話ですが、本気で考えています。

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ここまでの質問で反応が良かったならば、いよいよ最後の誘導質問をします。

Q5-1.
もし私と幸せな婚姻関係にあり、その上であなたが夜のお店の人とよい仲になったら、遊びますか？

これには100%NOと答えるでしょう。
建前も大事です。

Q5-2.
あなたも私も1人の人間で、例え夫婦であっても体を占有する権利は無いと私は思います。
家庭を壊す目的ではなく「遊び」の範囲で愉しむことって、私は素敵だと思います。
私の考えについて、どう思われますか？

「えっ…たしかに、そうですね。
          でもこんな概念初めてです。」

妊活についてかなり詳しく書きましたが、それは私がセックスも大事に思っているからです。

これらの概念達をお話しするにあたって、心構えをしていてくださるかな？と考えて書きました。

先ほどのお話は、わたしと貴方が入れ替わった場合でも適応してしかるべきと思います。

掃除の例えと、同じ論法だと思います。
大事なのは、共同創始者の2人が、個を信頼し、同じ方向を見て家庭運営できるかです。
性的なこと金銭的なこと、すべて新しい視点で同等に渡り合っていけますか？

外注家事ならぬ外注セックスも、優先順位が幸せな家庭であるという前提で実践できそうですか？

もちろん細かい条件は、仮交際になって見極めて擦り合わせ、婚姻してからも随時話し合い、取り決めればよいと思います。

さて、、
常識からかなり外れたお話をして申し訳ありません。

こんな考え方があると知った貴方は、

①理解できない。想像がつかない。

②概念を理解したが受け入れられない。

③概念を理解して、話を続けてみたい。

④概念をプラスに捉えている。

このいずれかだと思います。


わたしは③④の方とは仮交際に進み、もっとお話ししたく考えています。


①②でしたらこの場で解散しましょう。
貴方を不快にさせるのが目的ではありませんし、あなたにとっても素敵なお相手を見つけて欲しいです。
幸せの形は人によって違いますから。

貴重なお時間を割いていただき、
ありがとうございました。

改めまして、
貴方はどう答えを出されますか？




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質問は以上となります。

貴方でしたら、この最後の問いに、
なんと答えられますでしょうか？


例え①②を選んだ方でも、誠実な方はいらっしゃいました。そんな方々の今が明るいことを心から祈ります。

本来、

仮交際に進むかどうかはお茶会終了後に互いのエージェントに伝えます。
ですから、お茶の途中で本人を目の前にして決断を迫るのは、諸刃の剣と言えました。


私はトラブル上等で、Q5.に進んでいます。全員に全ての質問をし自己開示したわけではありませんが、それでもメンタルに重くのしかかったのは言うまでもありません。

派手に活動することを推してくれた
私の担当者には感謝しています。

全お見合い25名中、仮交際まで進めた方は4名。

今の夫はそのうちの1人です。

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あとがき

長い長いお話を寄稿しました。
婚活が大変だったことを思い出して、想像以上にストレスでした。そういった理由によりリリースが遅くなり申し訳ありません。

混浴温泉など、楽しい投稿もしていけたらと思います♪

3部までお読みいただきありがとうございました。
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ありがとうございます。えりさ