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もう一生 いきいきと生きられないかも 君は駅の迷い人 不穏なニセの 切符ながめて 時はた…
遠い自分に、遠いところから書く手紙ほど、切ない手紙ってのはないよな。ナルシシズムたっぷり…
グラフィティは有害だ アナログのなごり捨てずに 匿名を保ちたがる 夜明けの駅前広場 「困…
夏の虹をぬぐい去り 劣等感に悩まされたら 晴れた街を見に行こう 朽ちた恋のやり取りは 使…
天秤の真ん中に置かれたおもしは惰性 名も知れないウイスキーの味に僕らは怯えて 閉じた世界で…
3月の終わりにも似た気候の新春の日に、あの鎌倉の文学館へと行きましたね。石畳の古道の奥に…
最近この地球に続く、青く静かな夜の頭上のせいで、私は独りでにふんわりと大人になってしまったのかもしれません。 楽しかった事も、悲しかった事も、それなりの意味があったけれども、このごろはそれなりのまま、ひとりで孤独の行きどまりを見つめ続けています。そんな流れる時間の破片を眺めるのも、以前ほどには、どうしてか怖くありません。 そんな夏です。生き生きとした夏ではないのに生きた呼吸の苦しくなる暑さで、来週には個人的な面接が控えています。建設的な考えです。 でも私はどうなっていくの